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公開番号2024098419
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001938
出願日2023-01-10
発明の名称印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ATEN
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240716BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザが所望するシートに印刷が可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、シートを収容する収容部と、シートを搬送路の途中に供給可能な供給部と、印刷ジョブを受信する受信部と、シートに印刷する印刷部と、表示部と、制御部と、を備えている。制御部は、供給部にシートが有るか否かを判定する第1判定処理(S1)と、印刷ジョブが供給部にシートが供給されてから最初の印刷ジョブか否かを判定する第2判定処理(S3)と、2番目以降の印刷ジョブに基づく画像を、供給部又は収容部のうちいずれのシートに印刷するかを選択させる表示を表示部に表示する表示処理(S4)と、を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
シートを収容する収容部と、
シートを搬送路の途中に供給可能な供給部と、
印刷ジョブを受信する受信部と、
前記受信部により受信された印刷ジョブに基づく画像をシートに印刷する印刷部と、
表示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記供給部にシートが有るか否かを判定する第1判定処理と、
前記第1判定処理にて前記供給部にシートが有ると判定した場合、前記受信部により受信された印刷ジョブが前記供給部にシートが供給されてから最初の印刷ジョブか否かを判定する第2判定処理と、
前記第2判定処理にて、前記受信部により受信された印刷ジョブが前記供給部にシートが供給されてから2番目以降の印刷ジョブであると判定した場合、前記2番目以降の印刷ジョブに基づく画像を、前記供給部、又は、前記収容部のうちいずれのシートに印刷するかを選択させる表示を前記表示部に表示する表示処理と、
を実行することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記第2判定処理にて前記受信部により受信された印刷ジョブが前記最初の印刷ジョブであると判定した場合、又は、前記表示処理の後に前記供給部が選択されたと判定した場合、前記印刷ジョブにより指定される印刷データの設定に応じて、前記印刷部により前記供給部のシートに印刷を行う第1印刷処理を更に実行することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1判定処理にて前記供給部にシートがないと判定した場合、又は、前記表示処理の後に前記収容部が選択されたと判定した場合、選択された前記収容部に定められた印刷に関する設定である印刷設定に応じて、当該収容部のシートに前記印刷部により印刷を行う第2印刷処理を更に実行することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記表示処理の後に前記収容部が選択されたと判定した場合に実行する前記第2印刷処理において、前記印刷ジョブにより指定される印刷データと前記収容部の前記印刷設定とが異なるとき、前記印刷設定に対応するように前記印刷データを変換する変換処理を実行し、前記変換処理にて変換された前記印刷データの設定に応じて、前記収容部のシートに前記印刷部によりに印刷を行うことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれるシートサイズと前記印刷設定のシートサイズとが異なるとき、前記変換処理にて前記印刷ジョブに含まれるシートサイズを前記印刷設定のシートサイズに合わせることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれるシートサイズが前記印刷設定のシートサイズの2分の1であるとき、前記変換処理にて前記収容部の1枚のシートに2頁分の画像を印刷するように印刷データを変換した後、前記第2印刷処理にて前記収容部の1枚のシートに2頁分の画像を印刷することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項7】
シートを切断するための切断部を更に備え、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれるシートサイズが前記印刷設定のシートサイズの2分の1であるとき、前記第2印刷処理にて前記収容部の1枚のシートに2頁分の画像を印刷した後、前記切断部により印刷されたシートを2分の1に切断することを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれるシート種類と前記印刷設定のシート種類とが異なる場合、前記変換処理にて前記印刷ジョブに含まれるシート種類を前記印刷設定のシート種類に合わせることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記印刷部は、液体を吐出するノズルを有する液体吐出ヘッドを有し、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれるシート種類と前記印刷設定のシート種類とが異なる場合、前記第2印刷処理にて、前記ノズルからシートへ吐出される液体の単位面積当たりの吐出量を前記印刷設定の前記吐出量に合わせて、前記収容部のシートに印刷を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記表示処理にて、前記表示部にユーザの識別情報、及び前記受信部により受信された前記印刷ジョブの識別情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ユーザによる手差し給紙が可能な手差しトレイを備えた印刷装置がある。特許文献1には、トレイ自動選択を指定しているジョブの実行指示が受け付けられたとき、手差しトレイに用紙が存在する場合には、手差しトレイから優先して用紙を給紙して印刷する画像形成装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-146910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、ジョブがトレイ自動選択を指定しており、手差しトレイに用紙が存在する場合、印刷の出力の大きさや原稿画像の大きさが手差しトレイに設置されている紙と適合しない場合でも、手差しトレイから強制的に給紙して印刷を実行してしまうという課題がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが所望するシートに印刷が可能な印刷装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置は、シートを収容する収容部と、シートを搬送路の途中に供給可能な供給部と、印刷ジョブを受信する受信部と、前記受信部により受信された印刷ジョブに基づく画像をシートに印刷する印刷部と、表示部と、制御部と、を備えている。前記制御部は、前記供給部にシートが有るか否かを判定する第1判定処理と、前記第1判定処理にて前記供給部にシートが有ると判定した場合、前記受信部により受信された印刷ジョブが前記供給部にシートが供給されてから最初の印刷ジョブか否かを判定する第2判定処理と、前記第2判定処理にて、前記受信部により受信された印刷ジョブが前記供給部にシートが供給されてから2番目以降の印刷ジョブであると判定した場合、前記2番目以降の印刷ジョブに基づく画像を、前記供給部、又は、前記収容部のうちいずれのシートに印刷するかを選択させる表示を前記表示部に表示する表示処理と、を実行する。
【0007】
上記構成によれば、制御部は、供給部にシートが有り、供給部にシートが供給されてから2番目以降の印刷ジョブが受信されたと判定した場合、2番目以降の印刷ジョブに基づく画像を、供給部又は収容部のうちのいずれのシートに印刷するかを選択させる表示を表示部に表示する。これにより、ユーザは所望するシートを選択することができる。従って、ユーザが所望するシートに印刷することができる。
【0008】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、上記の態様1において、前記制御部は、前記第2判定処理にて前記受信部により受信された印刷ジョブが前記最初の印刷ジョブであると判定した場合、又は、前記表示処理の後に前記供給部が選択されたと判定した場合、前記印刷ジョブにより指定される印刷データの設定に応じて、前記印刷部により前記供給部のシートに印刷を行う第1印刷処理を更に実行する。
【0009】
上記構成によれば、印刷ジョブにより指定される印刷データの設定に応じて、印刷部により供給部のシートに印刷を行うことで、ユーザが所望する供給部のシートに印刷を適切に行うことができる。
【0010】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、上記の態様1において、前記制御部は、前記第1判定処理にて前記供給部にシートがないと判定した場合、又は、前記表示処理の後に前記収容部が選択されたと判定した場合、選択された前記収容部に定められた印刷に関する設定である印刷設定に応じて、当該収容部のシートに前記印刷部により印刷を行う第2印刷処理を更に実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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