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公開番号2024130228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039850
出願日2023-03-14
発明の名称センサシステム及びセンサ装置
出願人オムロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01H 35/00 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】省電力状態への移行や通常稼働状態に復帰する際の操作を省くことができるセンサシステム及びセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサシステム100は、計測光を対象物に向けて出力して得られる反射光又は透過光を用いて対象物を検出するセンサ装置1を複数連結するセンサシステム100であって、センサ装置1の各々は、計測光の出力状態を通常稼働状態と省電力状態とに切り替える制御部30をそれぞれ備え、制御部30の各々は、複数連結されているいずれかのセンサ装置1における対象物の検出をトリガにして、計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態にそれぞれ切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
計測光を対象物に向けて出力して得られる反射光又は透過光を用いて対象物を検出するセンサ装置を複数連結するセンサシステムであって、
前記センサ装置の各々は、
前記計測光の出力状態を通常稼働状態と省電力状態とに切り替える制御部をそれぞれ備え、
前記制御部の各々は、前記複数連結されているいずれかの前記センサ装置における前記対象物の検出をトリガにして、前記計測光の出力状態を前記省電力状態から前記通常稼働状態にそれぞれ切り替える、
センサシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部の各々は、前記計測光の出力状態を前記省電力状態から前記通常稼働状態にそれぞれ切り替える際に、前記複数連結のうち上位に連結されている前記センサ装置における前記対象物の検出をトリガにする、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項3】
前記制御部の各々は、前記計測光の出力状態を前記省電力状態から前記通常稼働状態にそれぞれ切り替える際に、検出しようとする前記対象物が搬送される方向を基準にして上流側に連結されている前記センサ装置における前記対象物の検出をトリガにする、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項4】
前記制御部の各々は、前記複数連結されているいずれかの前記センサ装置で前記対象物が検出されている間に、前記計測光の出力状態を前記省電力状態から前記通常稼働状態にそれぞれ切り替える、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項5】
前記複数連結されているいずれかの前記センサ装置における前記対象物の検出をトリガにして、その他の各前記センサ装置の前記制御部は、前記計測光の出力状態を前記省電力状態から前記通常稼働状態にそれぞれ切り替える、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項6】
前記制御部の各々は、前記対象物が検出されないときに、前記計測光の出力状態を前記通常稼働状態から前記省電力状態にそれぞれ切り替える、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項7】
前記制御部の各々は、前記対象物が検出されていないと判定してから所定時間が経過しても次の前記対象物が検出されないときに、前記計測光の出力状態を前記通常稼働状態から前記省電力状態にそれぞれ切り替える、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項8】
前記省電力状態における前記計測光の出力レベルは、前記通常稼働状態における前記計測光の出力レベルよりも低い値である、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項9】
前記省電力状態における前記計測光の出力レベルは、前記対象物を検出することができる範囲内での下限値付近であるか、OFFである、
請求項1記載のセンサシステム。
【請求項10】
前記制御部の各々は、前記通常稼働状態から前記省電力状態に切り替える際に、さらに、前記対象物の検出結果を表示する表示部への表示の一部又は全部を停止させ、前記センサ装置の機能の一部をスリープさせる、
請求項1記載のセンサシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサシステム及びセンサ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、省電力表示モードを有するセンサ装置が開示されている。このセンサ装置は、通常表示モードの他に、表示器を全消灯状態にする第1の省電力表示モードと、センサが動作中か否か、又は正常に動作しているか否かの基本的な情報のみを視認性良く表示しながら、消費電力を大幅に低減することができる第2の省電力表示モードとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4018371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のセンサ装置では、上記三つの表示モードを、押し釦スイッチを押下することで、順番に切り替えることができるようになっている。したがって、省電力表示モードに移行させる際や通常表示モードに復帰させるたびに、押し釦スイッチを押下する必要があり、モードを切り替えるのに手間がかかる。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、省電力状態への移行や通常稼働状態に復帰する際の操作を省くことができるセンサシステム及びセンサ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るセンサシステムは、計測光を対象物に向けて出力して得られる反射光又は透過光を用いて対象物を検出するセンサ装置を複数連結するセンサシステムであって、センサ装置の各々は、計測光の出力状態を通常稼働状態と省電力状態とに切り替える制御部をそれぞれ備え、制御部の各々は、複数連結されているいずれかのセンサ装置における対象物の検出をトリガにして、計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態にそれぞれ切り替える。
【0007】
この態様によれば、複数連結されているセンサ装置のうち、いずれかのセンサ装置で対象物が検出されたことをトリガにして、他のセンサ装置における計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態に切り替えることができる。これにより、消費電力を抑えつつ、対象物を確実に検出することが可能となる。
【0008】
上述した態様において、制御部の各々は、計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態にそれぞれ切り替える際に、複数連結のうち上位に連結されているセンサ装置における前記対象物の検出をトリガにしてもよいし、検出しようとする対象物が搬送される方向を基準にして上流側に連結されているセンサ装置における対象物の検出をトリガにしてもよい。
【0009】
上述した態様において、制御部の各々は、複数連結されているいずれかのセンサ装置で対象物が検出されている間に、計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態にそれぞれ切り替えてもよい。
【0010】
この態様によれば、複数連結されているいずれかのセンサ装置で対象物が検出されていることをトリガにして、その他のセンサ装置における計測光の出力状態を省電力状態から通常稼働状態に切り替えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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