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公開番号2024131297
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041487
出願日2023-03-16
発明の名称トリガスイッチ
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類H01H 13/02 20060101AFI20240920BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電動工具等の電動装置に組み込まれ、電動装置の駆動モータ等の駆動部を駆動させるトリガスイッチであって、トリガを任意の押込位置で固定することが可能なトリガスイッチを提供する。
【解決手段】トリガスイッチTSは、押込操作による押圧を受けて押込方向へ移動し、押圧からの解放により押込方向の反対方向へ移動するトリガを備える。トリガスイッチTSは、トリガの移動に連動して移動するロックガイド6(移動係合部材)と、ロックガイド6と係合することにより、ロックガイド6の押込方向の反対方向への移動を抑止するラチェットリング7(抑止係合部材)とを備える。ラチェットリング7は、ロックガイド6の押込方向への移動を許容し、押込方向へ移動した位置から、反対方向への移動を抑止すべく、ロックガイド6と係合する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
押込操作による押圧を受けて押込方向へ移動し、押圧からの解放により押込方向の反対方向へ移動するトリガを備えるトリガスイッチであって、
前記トリガの移動に連動して移動する移動係合部材と、
前記移動係合部材と係合することにより、前記移動係合部材の押込方向の反対方向への移動を抑止する抑止係合部材と
を備え、
前記抑止係合部材は、
前記移動係合部材の押込方向への移動を許容し、
押込方向へ移動した位置から、反対方向への移動を抑止すべく、前記移動係合部材と係合する
ことを特徴とするトリガスイッチ。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
請求項1に記載のトリガスイッチであって、
前記移動係合部材は、
移動方向に沿って配置されたラチェット歯を有しており、
前記抑止係合部材は、
ラチェット爪を有しており、
前記移動係合部材の前記ラチェット歯及び前記抑止係合部材の前記ラチェット爪が係合することにより、前記移動係合部材及び前記抑止係合部材は係合する
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項3】
請求項2に記載のトリガスイッチであって、
前記抑止係合部材は、
前記ラチェット歯に向けて、前記ラチェット爪を付勢する付勢部材を有する
ことを特徴とするトリガスイッチ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のトリガスイッチであって、
前記抑止係合部材による前記移動係合部材との係合を解除する操作を受ける解除操作部を有する
ことを特徴とするトリガスイッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、押込操作による押圧を受けて押込方向へ移動し、押圧からの解放により押込方向の反対方向へ移動するトリガを備えるトリガスイッチに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電動ドライバ等の電動工具に、押込操作を受け付けるトリガスイッチが用いられている。電動工具の駆動の制御に用いられるトリガスイッチは、押込操作による押圧に応じて押込方向へ移動し、押圧から解放されると押込方向の反対方向へ付勢されて移動するトリガを備えている。このようなトリガスイッチは、様々な機能を有している。例えば、特許文献1は、トリガ操作子を押し込んだオン状態において、ロック部材により、押し込まれた状態を保持するトリガスイッチを開示している。また、例えば、駆動部の変速機能を有する電動工具に組み込まれ、押込操作による移動量に応じて駆動部の駆動速度が変化するように制御するトリガスイッチが市販されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-219321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来のトリガスイッチのオン状態のロックは、トリガを押し込み可能な位置まで押し込んだ状態でのロックに限られる。そのため、従来のトリガスイッチは、押込操作による移動量に応じて駆動速度が変化する機能を有していても、任意の押込位置で固定して一定の速度で駆動させる操作が難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、任意の位置でトリガを固定することが可能なトリガスイッチの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本願開示のトリガスイッチは、押込操作による押圧を受けて押込方向へ移動し、押圧からの解放により押込方向の反対方向へ移動するトリガを備えるトリガスイッチであって、前記トリガの移動に連動して移動する移動係合部材と、前記移動係合部材と係合することにより、前記移動係合部材の押込方向の反対方向への移動を抑止する抑止係合部材とを備え、前記抑止係合部材は、前記移動係合部材の押込方向への移動を許容し、押込方向へ移動した位置から、反対方向への移動を抑止すべく、前記移動係合部材と係合することを特徴とする。
【0007】
また、前記トリガスイッチにおいて、前記移動係合部材は、移動方向に沿って配置されたラチェット歯を有しており、前記抑止係合部材は、ラチェット爪を有しており、前記移動係合部材の前記ラチェット歯及び前記抑止係合部材の前記ラチェット爪が係合することにより、前記移動係合部材及び前記抑止係合部材は係合することを特徴とする。
【0008】
また、前記トリガスイッチにおいて、前記抑止係合部材は、前記ラチェット歯に向けて、前記ラチェット爪を付勢する付勢部材を有することを特徴とする。
【0009】
また、本願開示のトリガスイッチにおいて、前記抑止係合部材による前記移動係合部材との係合を解除する操作を受ける解除操作部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本願開示のトリガスイッチは、移動係合部材と抑止係合部材とが係合することにより、任意の位置でトリガを固定することが可能である等、優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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