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公開番号2024123850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031604
出願日2023-03-02
発明の名称作業者移動先提案システム、作業者移動先提案方法、およびプログラム
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/04 20120101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約【課題】設備および作業者の優先度を考慮して作業者に移動先設備を提案する。
【解決手段】設備ごとの稼働状況を特定する稼働状況特定部と、設備ごとの進捗状況を特定する進捗状況特定部と、稼働状況と進捗状況とから、作業者を設備に呼び出す必要性であり、且つ設備の優先度でもある呼出必要性を、設備ごとに決定する呼出必要性決定部と、稼働状況と進捗状況とから、作業者が設備に滞在する必要性であり、且つ作業者の優先度でもある滞在必要性を、作業者ごとに決定する滞在必要性決定部と、呼出必要性と滞在必要性とから、作業者に提案する移動先の設備である提案移動先を決定する提案移動先決定部と、を備える作業者移動先提案システム。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
設備ごとの稼働状況を特定する稼働状況特定部と、
設備ごとの進捗状況を特定する進捗状況特定部と、
前記稼働状況と前記進捗状況とから、作業者を設備に呼び出す必要性であり、且つ設備の優先度でもある呼出必要性を、設備ごとに決定する呼出必要性決定部と、
前記稼働状況と前記進捗状況とから、作業者が設備に滞在する必要性であり、且つ作業者の優先度でもある滞在必要性を、作業者ごとに決定する滞在必要性決定部と、
前記呼出必要性と前記滞在必要性とから、作業者に提案する移動先の設備である提案移動先を決定する提案移動先決定部と、
を備える作業者移動先提案システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
設備の稼働状態を示す設備稼働データと作業者の位置を示す作業者位置データとを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部をさらに備え、
前記稼働状況特定部は、前記設備稼働データと前記作業者位置データとから前記稼働状況を特定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項3】
設備における工程の予実を示す工程データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部をさらに備え、
前記進捗状況特定部は、前記工程データから前記進捗状況を特定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項4】
前記呼出必要性決定部は、前記稼働状況により作業者が設備に滞在していないことが示される場合に、前記進捗状況が遅れているほど前記呼出必要性が高くなるように前記呼出必要性を決定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項5】
前記滞在必要性決定部は、前記稼働状況により作業者が設備に滞在していることが示される場合に、前記進捗状況が遅れているほど前記滞在必要性が高くなるように前記滞在必要性を決定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項6】
前記提案移動先決定部は、前記呼出必要性が高い設備ほど、又は前記滞在必要性が低い作業者ほど優先して、当該作業者を当該設備へ移動させるための前記提案移動先を決定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項7】
作業者の位置を示す作業者位置データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部と、
前記稼働状況と前記進捗状況とから、設備ごとの作業の必要性である作業必要性を決定する作業必要性決定部と
をさらに備え、
前記呼出必要性決定部は、前記作業者位置データと前記作業必要性とから前記呼出必要性を決定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項8】
前記作業必要性決定部は、前記進捗状況が遅れているほど前記作業必要性が高くなるように前記作業必要性を決定し、
前記呼出必要性決定部は、前記作業者位置データにより作業者が設備に滞在していないことが示される場合に、前記作業必要性が高いほど前記呼出必要性が高くなるように前記呼出必要性を決定する請求項7に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項9】
作業者の位置を示す作業者位置データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部と、
前記稼働状況と前記進捗状況とから、設備ごとの作業の必要性である作業必要性を決定する作業必要性決定部と
をさらに備え、
前記滞在必要性決定部は、前記作業者位置データと前記作業必要性とから前記滞在必要性を決定する請求項1に記載の作業者移動先提案システム。
【請求項10】
前記作業必要性決定部は、前記進捗状況が遅れているほど前記作業必要性が高くなるように前記作業必要性を決定し、
前記滞在必要性決定部は、前記作業者位置データにより作業者が設備に滞在していることが示される場合に、前記作業必要性が高いほど前記滞在必要性が高くなるように前記滞在必要性を決定する請求項9に記載の作業者移動先提案システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業者移動先提案システム、作業者移動先提案方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 4,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、生産状態の種類を取り出す際に用いられた分類因子としての人員の所在位置を取得し、取り出された生産状態の種類が変化した場合に、通信信号を生成し、変化した時点から直ちに、または、変化した時点から所定の時間の経過後に、通信信号を送信し、通信信号は、取り出された生産状態の種類が変化した場合に取得された人員の所在位置をさらに収容する、生産状態管理装置が記載されている。
特許文献2には、設備の稼働スケジュールと、設備の稼働状況とに基づいて、設備の稼働の予実の乖離度を判定し、ディスプレイが、設備と作業者との関係を示す画像を表示し、予実乖離が発生した場合の作業者呼び出し機能を提供し、作業者呼び出し機能は、設備について予実乖離が発生した場合に、設備の作業支援を行う作業者に通知を行う機能である、演算装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-79512号公報
特許6789873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、設備の自動化が進んだ工場では、一人の作業者が複数の設備を掛け持ちしまた一つの設備に複数の担当者が存在するという、設備と作業者が多対多の関係を持つ場合があり、複数の設備が同時に作業者呼び出しを必要とする場合がある。そのため、ある設備で呼び出しが必要となった場合にどの作業者を優先して呼び出すか、ある作業者が複数の設備から同時に呼び出された場合にどの設備を優先して移動するべきかを、設備や作業者の状況を考慮して決定する必要がある。
しかしながら、設備および作業者の優先度を考慮して作業者に提案する移動先設備を決定する機能を有しない構成では、このような決定を行えないので、設備および作業者の優先度を考慮して作業者に移動先設備を提案することができない。
【0005】
本発明の目的は、設備および作業者の優先度を考慮して作業者に移動先設備を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的のもと、本発明は、設備ごとの稼働状況を特定する稼働状況特定部と、設備ごとの進捗状況を特定する進捗状況特定部と、稼働状況と進捗状況とから、作業者を設備に呼び出す必要性であり、且つ設備の優先度でもある呼出必要性を、設備ごとに決定する呼出必要性決定部と、稼働状況と進捗状況とから、作業者が設備に滞在する必要性であり、且つ作業者の優先度でもある滞在必要性を、作業者ごとに決定する滞在必要性決定部と、呼出必要性と滞在必要性とから、作業者に提案する移動先の設備である提案移動先を決定する提案移動先決定部と、を備える作業者移動先提案システムを提供する。
設備の稼働状態を示す設備稼働データと作業者の位置を示す作業者位置データとを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部をさらに備え、稼働状況特定部は、設備稼働データと作業者位置データとから稼働状況を特定する、ものであってよい。
設備における工程の予実を示す工程データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部をさらに備え、進捗状況特定部は、工程データから進捗状況を特定する、ものであってよい。
呼出必要性決定部は、稼働状況により作業者が設備に滞在していないことが示される場合に、進捗状況が遅れているほど呼出必要性が高くなるように呼出必要性を決定する、ものであってよい。
滞在必要性決定部は、稼働状況により作業者が設備に滞在していることが示される場合に、進捗状況が遅れているほど滞在必要性が高くなるように滞在必要性を決定する、ものであってよい。
提案移動先決定部は、呼出必要性が高い設備ほど、又は滞在必要性が低い作業者ほど優先して、作業者を設備へ移動させるための提案移動先を決定する、ものであってよい。
作業者移動先提案システムは、作業者の位置を示す作業者位置データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部と、稼働状況と進捗状況とから、設備ごとの作業の必要性である作業必要性を決定する作業必要性決定部とをさらに備え、呼出必要性決定部は、作業者位置データと作業必要性とから呼出必要性を決定する、ものであってよい。その場合、作業必要性決定部は、進捗状況が遅れているほど作業必要性が高くなるように作業必要性を決定し、呼出必要性決定部は、作業者位置データにより作業者が設備に滞在していないことが示される場合に、作業必要性が高いほど呼出必要性が高くなるように呼出必要性を決定する、ものであってよい。
作業者移動先提案システムは、作業者の位置を示す作業者位置データを少なくとも含む操業データを取得する操業データ取得部と、稼働状況と進捗状況とから、設備ごとの作業の必要性である作業必要性を決定する作業必要性決定部とをさらに備え、滞在必要性決定部は、作業者位置データと作業必要性とから滞在必要性を決定する、ものであってよい。その場合、作業必要性決定部は、進捗状況が遅れているほど作業必要性が高くなるように作業必要性を決定し、滞在必要性決定部は、作業者位置データにより作業者が設備に滞在していることが示される場合に、作業必要性が高いほど滞在必要性が高くなるように滞在必要性を決定する、ものであってよい。
作業者移動先提案システムは、呼出必要性と滞在必要性とから、作業者と設備との組み合わせごとの作業者が設備に移動する必要性である移動必要性を決定する移動必要性決定部をさらに備え、提案移動先決定部は、移動必要性を用いて提案移動先を決定する、ものであってよい。その場合、移動必要性決定部は、呼出必要性が高いほど、又は滞在必要性が低いほど、移動必要性が高くなるように移動必要性を決定する、ものであってよい。
作業者移動先提案システムは、提案移動先を作業者に提示する提示部をさらに備える、ものであってよい。その場合、作業者移動先提案システムは、提案移動先の確認が必要なタイミングで、確認が必要な作業者に提案移動先を確認するよう通知する通知部をさらに備え、提示部は、作業者からの要求に応じて提案移動先を提示する、ものであってよい。提示部は、作業者ごとのその作業者による対応が必要な設備の数である要対応設備数をさらに提示する、ものであってもよく、設備ごとのその設備への移動が可能な作業者の数である対応可能作業者数をさらに提示する、ものであってもよい。
【0007】
また、本発明は、コンピュータが、設備ごとの稼働状況を特定するステップと、コンピュータが、設備ごとの進捗状況を特定するステップと、コンピュータが、稼働状況と進捗状況とから、作業者を設備に呼び出す必要性であり、且つ設備の優先度でもある呼出必要性を、設備ごとに決定するステップと、コンピュータが、稼働状況と進捗状況とから、作業者が設備に滞在する必要性であり、且つ作業者の優先度でもある滞在必要性を、作業者ごとに決定する、ステップと、コンピュータが、呼出必要性と滞在必要性とから、作業者に提案する移動先設備である提案移動先を決定するステップと、を含む作業者移動先提案方法も提供する。
【0008】
さらに、本発明は、コンピュータに設備ごとの稼働状況を特定する機能と、設備ごとの進捗状況を特定する機能と、稼働状況と進捗状況とから、作業者を設備に呼び出す必要性であり、且つ設備の優先度でもある呼出必要性を、設備ごとに決定する機能と、稼働状況と進捗状況とから、作業者が設備に滞在する必要性であり、且つ作業者の優先度でもある滞在必要性を、作業者ごとに決定する機能と、呼出必要性と滞在必要性とから、作業者に提案する移動先の設備である提案移動先を決定する機能と、を実現させるためのプログラムも提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設備および作業者の優先度を考慮して作業者に移動先設備を提案することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態における作業者移動先提案システムの全体構成例を示す図である。
本実施の形態における作業者移動先提案システムを構成する作業者移動先提案装置および作業者端末のハードウェア構成例を示す図である。
本実施の形態における作業者移動先提案システムが対象とする工場の例を示す図である。
本実施の形態における作業者移動先提案システムを構成する作業者移動先提案装置および作業者端末の機能構成例を示すブロック図である。
担当設備マスタの一例を示す図である。
稼働状況マスタの一例を示す図である。
遅れ閾値マスタの一例を示す図である。
作業必要性マスタの一例を示す図である。
呼出必要性マスタの一例を示す図である。
滞在必要性マスタの一例を示す図である。
移動必要性マスタの一例を示す図である。
呼出必要性閾値の一例を示す図である。
移動必要性閾値の一例を示す図である。
通知判定マスタの一例を示す図である。
設備稼働データの一例を示す図である。
作業者位置データの一例を示す図である。
工程データの一例を示す図である。
現在時刻の一例を示す図である。
前回稼働状況データの一例を示す図である。
前回稼働状況データの更新後の例を示す図である。
作業者データの一例を示す図である。
作業者データの提案移動先決定前の例を示す図である。
作業者データの提案移動先決定途中の例を示す図である。
作業者データの提案移動先決定途中の例を示す図である。
設備データの一例を示す図である。
非滞在担当設備データの一例を示す図である。
設備情報の一例を示す図である。
担当者情報の一例を示す図である。
提案移動先情報の一例を示す図である。
滞在設備情報の一例を示す図である。
非滞在担当設備情報の一例を示す図である。
工程の進捗状況のパターンに応じた遅れの算出方法の一例を示す図である。
本実施の形態における作業者移動先提案システムによる解析結果の一例を示す図である。
設備名が指定された場合に作業者端末に表示される画面の一例を示す図である。
作業者名が指定された場合に作業者端末に表示される画面の一例を示す図である。
本実施の形態における作業者移動先提案装置の動作例を示すフローチャートである。
提案移動先決定処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態における作業者端末の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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