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公開番号2024123589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031142
出願日2023-03-01
発明の名称加飾積層体、加飾部材、加飾組立体、加飾システム、加飾組立体の製造方法、保護層付きパターン遮光層、及び保護層付き配線シート
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類G09F 13/04 20060101AFI20240905BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】接合材の固化に用いられるレーザー光によって、加飾部材にレーザー痕が生じ得る。本開示は、レーザー痕の発生抑制を目的とする。
【解決手段】加飾積層体25は、配線シート30と、保護遮光層35と、パターン可視光遮光層40と、をこの順で含む。配線シートは、パッド及び配線を含む。パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域41と、可視光透過性を有する透過領域42と、を含む。定波長の光についての前記保護遮光層の反射率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での反射率よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
配線シートと、保護遮光層と、パターン可視光遮光層と、をこの順で備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
特定波長の光についての前記保護遮光層の反射率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での反射率よりも大きい、加飾積層体。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記保護遮光層は、前記パターン可視光遮光層の一部分のみと重ねられ、
前記保護遮光層は、前記遮光領域の少なくとも一部と重ねられている、請求項1に記載の加飾積層体。
【請求項3】
意匠を表示する加飾層を更に備え、
前記配線シート、前記保護遮光層、前記パターン可視光遮光層、及び前記加飾層は、この順で配置されている、請求項1に記載の加飾積層体。
【請求項4】
前記加飾層は、前記パターン可視光遮光層からの順で、可視光遮光性を有した可視光遮光層と、意匠を表示する意匠層と、を含む、請求項3に記載の加飾積層体。
【請求項5】
前記特定波長は、780nm以上2000nm以下である、請求項1に記載の加飾積層体。
【請求項6】
前記保護遮光層は、無機粒子を含む層又は金属層である、請求項1~5のいずれか一項に記載の加飾積層体。
【請求項7】
配線シートと、パターン可視光遮光層と、をこの順で備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域における波長1780nm以上2000nm以下の赤外線透過率の最大値は80%以上である、加飾積層体。
【請求項8】
意匠を表示する加飾層を更に備え、
前記配線シート、前記パターン可視光遮光層、及び前記加飾層は、この順で配置されている、請求項7に記載の加飾積層体。
【請求項9】
配線シートと、保護遮光層と、パターン可視光遮光層と、熱可塑性樹脂層と、を備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
特定波長の光についての前記保護遮光層の反射率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での反射率よりも大きく、
前記保護遮光層は、前記配線シート及び前記パターン可視光遮光層の間に位置する、加飾部材。
【請求項10】
可視光遮光性を有した可視光遮光層と、意匠を表示する意匠層と、を含む加飾層を更に備え、
前記可視光遮光層は、前記意匠層及び前記熱可塑性樹脂層の間に位置する、請求項9に記載の加飾部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加飾積層体、加飾部材、加飾組立体、加飾システム、加飾組立体の製造方法、保護層付きパターン遮光層、及び保護層付き配線シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているように、発光ダイオードや回路素子等の電子部品を含む加飾システムが知られている。特許文献1の加飾システムは、適用対象を装飾する。特許文献1の加飾システムは、発光体および遮光柄を含んでいる。発光体の発光時に、遮光柄によって区画された透光領域が発光する。
【0003】
特許文献1では、遮光柄及び発光体を含むLED基材付きフィルムを用いたインサート成形により、加飾システムが製造される。この製造方法において、発光体等の電子部品は、インサート成形時の熱及び圧力に曝される。電子部品は、インサート成形時の熱及び圧力に対する耐性を有する必要がある。したがって、電子部品の選択に制約が生じる。
【0004】
この不具合は、インサート成形等の射出成形によって得られた加飾部材に電子部品を実装することによって、回避され得る。昨今におけるロボット実装技術の発展に伴い、インサート成形後の加飾部材に電子部品を高精度に位置決めできる。更に、レーザー光照射により半田等の接合材を固化させ、固化した接合材により電子部品を加飾部材に電気的に接続した状態に維持できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6695230号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、接合材の固化に用いられるレーザー光によって、加飾部材にレーザー痕が生じ得る。本開示は、レーザー痕の発生抑制を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施の形態による第1の加飾積層体は、
配線シートと、保護遮光層と、パターン可視光遮光層と、をこの順で備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
特定波長の光についての前記保護遮光層の反射率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での反射率よりも大きい。
【0008】
本開示の一実施の形態による第2の加飾積層体は、
配線シートと、保護遮光層と、パターン可視光遮光層と、をこの順で備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
特定波長の光についての前記保護遮光層の透過率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での透過率よりも小さい。
【0009】
本開示の一実施の形態による第3の加飾積層体は、
配線シートと、パターン可視光遮光層と、をこの順で備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域における波長780nm以上2000nm以下の赤外線透過率の最大値は80%以上である。
【0010】
本開示の一実施の形態による第1の加飾部材は、
配線シートと、保護遮光層と、パターン可視光遮光層と、熱可塑性樹脂層と、を備え、
前記配線シートは、パッド及び配線を含み、
前記パターン可視光遮光層は、可視光遮光性を有する遮光領域と、可視光透過性を有する透過領域と、を含み、
特定波長の光についての前記保護遮光層の反射率は、前記特定波長の光についての前記パターン可視光遮光層の前記遮光領域での反射率よりも大きく、
前記保護遮光層は、前記配線シート及び前記パターン可視光遮光層の間に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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