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公開番号
2024122796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030554
出願日
2023-02-28
発明の名称
まつ毛用ロッド
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A45D
2/48 20060101AFI20240902BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】使用者のまぶたの形状に適正に適合しつつまつ毛を意図する形状に整えることができるまつ毛用ロッドを提供する。
【解決手段】まつ毛用ロッド1は、使用者の上まぶたに当接する当接面部20が設けられた薄肉の基部40と、この基部40の下端部から前方に向かって突き出され、表面に凸状湾曲部30が設けられた厚肉のまつ毛湾曲部50と、を備えており、基部40とまつ毛湾曲部50との間には、溝状に可撓用空隙Sが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面と裏面とを有する本体部を具備し、
前記本体部の裏面には、使用状態において使用者の上まぶたに当接する当接面部が設けられており、
前記本体部の表面には、前記使用状態においてまつ毛が密着されることで当該まつ毛の少なくとも先端部がカール状となる凸状曲面部が設けられている
まつ毛用ロッドであって、
前記使用状態における本体部において前記使用者の上まぶたから離れる方向を前方とし、当該使用者の上まぶたが閉じる方向を下方として、
前記本体部は、
裏面に前記当接面部が設けられた薄肉の基部と、
前記基部の下端部から前方に向かって突き出され、表面に前記凸状曲面部が設けられた前記基部よりも厚肉のまつ毛湾曲部と、
を備えており、
前記基部と前記まつ毛湾曲部との間に左右方向を溝方向とする溝が形成されることで当該基部と当該まつ毛湾曲部との間に可撓用空隙が形成されてなる
ことを特徴とするまつ毛用ロッド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、まつ毛の形状を整えるまつ毛用ロッドに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているまつ毛をカールさせる施術方法において、ロッド材(まつ毛用ロッド)を用いてまつ毛を上向きにカールさせてまつ毛の形状を整えるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-198953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のようなまつ毛用ロッドが装着される使用者のまぶたの形状は使用者によって様々であり、当該まぶたの形状に合わせてまつ毛用ロッドが撓んでまぶたに密着する。この際、まつ毛の形状を整える面(凸状湾曲部)も撓んでしまい、まつ毛を意図する形状に整えることが困難となる問題があった。
【0005】
本発明は、使用者のまぶたの形状にかかわらずまつ毛を意図する形状に整えることのできるまつ毛用ロッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、表面と裏面とを有する本体部を具備し、前記本体部の裏面には、使用状態において使用者の上まぶたに当接する当接面部が設けられており、前記本体部の表面には、前記使用状態においてまつ毛が密着されることで当該まつ毛の少なくとも先端部がカール状となる凸状曲面部が設けられているまつ毛用ロッドであって、前記使用状態における本体部において前記使用者の上まぶたから離れる方向を前方とし、当該使用者の上まぶたが閉じる方向を下方として、前記本体部は、裏面に前記当接面部が設けられた薄肉の基部と、前記基部の下端部から前方に向かって突き出され、表面に前記凸状曲面部が設けられた前記基部よりも厚肉のまつ毛湾曲部と、を備えており、前記基部と前記まつ毛湾曲部との間に左右方向を溝方向とする溝が形成されることで当該基部と当該まつ毛湾曲部との間に可撓用空隙が形成されてなることを特徴とするまつ毛用ロッドである。
【0007】
かかる構成にあっては、使用者のまぶたが当接する当接面部が設けられた前記基部が薄肉であるため、可撓性を有して撓みやすく、柔軟性を具備することで複雑な凹凸面を有するまぶたの表面に密着しやすい。これに対してまつ毛を整えるために形成された凸状湾曲部が設けられた前記まつ毛湾曲部は、前記基部よりも厚肉であるため、全体として剛性が確保でき、これにより当該凸状湾曲部の曲面形状を保持しやすく、施術時においてまつ毛を意図する形状に整え易い利点がある。すなわち、本発明にかかるまつ毛用ロッドは、表側では剛性が確保される一方、裏側では柔軟性が確保されて互いに相反する機能を兼ね備えたものであり、上記のように左右方向を溝方向(一方の溝端から他方の溝端へ向かう方向)とする凹溝が形成されることでかかる機能が発揮されてなる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のまつ毛用ロッドは、使用者のまぶたの形状に適正に適合しつつまつ毛を意図する形状に整えることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
まつ毛用ロッドを示し、(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図であり、(d)は平面図である。
図1(a)におけるA-A線断面図である。
使用状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。なお本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜、設計変更が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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