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公開番号
2024122413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029939
出願日
2023-02-28
発明の名称
支持基板、支持基板の製造方法、及び半導体記憶装置の製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H10B
43/00 20230101AFI20240902BHJP()
要約
【課題】基板の損耗を抑制すること。
【解決手段】実施形態の支持基板は、導電性を有する基板と、基板上に配置される第1の絶縁層と、導電性を有し、第1の絶縁層上に配置される第1の層と、第1の層上に配置される第2の絶縁層と、導電性を有し、第2の絶縁層上に配置される第2の層と、第1の絶縁層を貫通し、基板と第1の層とを接続する複数の第1のプラグと、第2の絶縁層を貫通し、第1の層と第2の層とを接続する複数の第2のプラグと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性を有する基板と、
前記基板上に配置される第1の絶縁層と、
導電性を有し、前記第1の絶縁層上に配置される第1の層と、
前記第1の層上に配置される第2の絶縁層と、
導電性を有し、前記第2の絶縁層上に配置される第2の層と、
前記第1の絶縁層を貫通し、前記基板と前記第1の層とを接続する複数の第1のプラグと、
前記第2の絶縁層を貫通し、前記第1の層と前記第2の層とを接続する複数の第2のプラグと、を備える、
支持基板。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2の層上に、前記第2の層に接続される複数のメモリピラーを更に備える、
請求項1に記載の支持基板。
【請求項3】
半導体基板上に配置され、第3の絶縁層で覆われた周辺回路を更に備え、
前記複数のメモリピラーは第4の絶縁層で覆われており、
前記半導体基板と前記基板とは前記第3及び第4の絶縁層で接合されている、
請求項2に記載の支持基板。
【請求項4】
導電性を有する基板と、
前記基板上に配置され、100nm以下の層厚を有する第1の絶縁層と、
導電性を有し、前記第1の絶縁層上に配置される第1の層と、
前記第1の絶縁層を貫通し、前記基板と前記第1の層とを接続する複数の第1のプラグと、を備える、
支持基板。
【請求項5】
前記第1の絶縁層と前記第1の層との積層方向から見たときに、前記複数の第1のプラグの面積は前記第1の絶縁層の配置領域の面積の50%以上である、
請求項4に記載の支持基板。
【請求項6】
前記複数の第1のプラグのそれぞれは、
柱状、ライン状、及び環状の少なくともいずれかの形状を有する、
請求項4に記載の支持基板。
【請求項7】
導電性を有する基板上に、100nm以下の層厚を有する第1の絶縁層を形成し、
前記第1の絶縁層を貫通して前記基板に接続される複数の第1のプラグを形成し、
前記第1の絶縁層上に、導電性を有する第1の層を形成して前記複数の第1のプラグと接続する、
支持基板の製造方法。
【請求項8】
前記第1の層上に第2の絶縁層を形成し、
前記第2の絶縁層を貫通して前記第1の層に接続される複数の第2のプラグを形成し、
前記第2の絶縁層上に、前記第2のプラグと接続される導電性の第2の層を形成する、
請求項7に記載の支持基板の製造方法。
【請求項9】
前記第2の層上に、前記第2の層に接続される複数のメモリピラーを形成し、
前記基板の裏面側からレーザ光を照射して前記第2の絶縁層を開裂させて、前記基板側から前記複数のメモリピラーが形成された前記第2の層を剥離し、
前記第2の層が剥離された前記基板の表面を研磨して、前記第1のプラグが形成された前記第1の絶縁層を露出させて、前記支持基板を再生する、
請求項8に記載の支持基板の製造方法。
【請求項10】
前記第1の絶縁層の層厚を100nm以下とし、
前記第2の絶縁層の層厚を300nm以上とする、
請求項9に記載の支持基板の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、支持基板、支持基板の製造方法、及び半導体記憶装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置等は、複数のメモリピラーが形成された支持基板と、周辺回路が形成された半導体基板とを貼り合わせて構成されることがある。半導体基板との貼合後、支持基板は剥離されて再利用される。支持基板を繰り返し再利用することで、半導体記憶装置等の製造コストを削減することができる。
【0003】
しかしながら、支持基板は剥離時に損耗する。また、例えばプラズマエッチング等を用いたメモリピラー形成時のアーキングを抑制するため、支持基板上にメモリピラーと導通するプラグが形成される場合がある。プラグを形成することで、剥離時の支持基板の損耗はいっそう加速する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-040975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
1つの実施形態は、基板の損耗を抑制することができる支持基板、支持基板の製造方法、及び半導体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の支持基板は、導電性を有する基板と、前記基板上に配置される第1の絶縁層と、導電性を有し、前記第1の絶縁層上に配置される第1の層と、前記第1の層上に配置される第2の絶縁層と、導電性を有し、前記第2の絶縁層上に配置される第2の層と、前記第1の絶縁層を貫通し、前記基板と前記第1の層とを接続する複数の第1のプラグと、前記第2の絶縁層を貫通し、前記第1の層と前記第2の層とを接続する複数の第2のプラグと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態にかかる半導体記憶装置の概略の構成例を示す断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の構成の一例を示す図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造に用いる支持基板の構成の一例を示す図。
実施形態にかかる支持基板の製造方法の手順の一部を例示する拡大断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる半導体記憶装置の製造方法の手順の一部を順に例示する断面図。
実施形態にかかる支持基板の再生処理の手順の一部を例示する断面図。
比較例にかかる支持基板が剥離される様子を示す一部拡大断面図。
実施形態および実施形態の変形例にかかる支持基板のプラグの構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0009】
(半導体記憶装置の構成例)
図1は、実施形態にかかる半導体記憶装置1の概略の構成例を示す断面図である。ただし、図1においては図面の見やすさを考慮してハッチングを省略する。
【0010】
図1に示すように、半導体記憶装置1は、紙面下側から順に、電極膜EL、ソース線SL、及び複数のワード線WLを備える。また、半導体記憶装置1は、複数のワード線WLの上方に、半導体基板SBに設けられた周辺回路CBAを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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