TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024122316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029786
出願日2023-02-28
発明の名称印刷量管理装置及び印刷システム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240902BHJP(計算;計数)
要約【課題】前の印刷サービスで使用していた残りの印刷枚数を次の印刷サービスに引き継ぐことで、ユーザが安心して印刷サービスを切り替えるようにする。
【解決手段】第1サーバ100A及び第2サーバ100Bは、オンデマンド印刷サービスにおいて、期限の制限なく使用可能な無期限の印刷可能枚数を設定するステップS139と、サブスクリプション印刷サービスにおいて、有効期限の間だけ使用可能な期限付きの契約プラン枚数を設定するステップS39と、サブスクリプション印刷サービスからオンデマンド印刷サービスへの切り替えの実行時において、残余枚数等を期限付き印刷可能枚数として引継ぐステップS151と、オンデマンド印刷サービスからサブスクリプション印刷サービスへの切り替えの実行時において、印刷可能枚数を無期限繰り越し枚数として引継ぐステップS51と、を実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
サービス提供サーバと印刷装置とを備えた印刷システムについて印刷量を管理する印刷量管理装置であって、
前記印刷システムは、
シート上に画像を印刷するときの上限となる許容印刷量を、ユーザの購入要求に基づき購入される購入印刷権限が保証する第1保証印刷量に応じて増加可能な第1サービスと、
前記許容印刷量を、ユーザの定額負担契約に基づき所定期間付与される定額印刷権限が保証する第2保証印刷量に応じて設定可能な第2サービスと、
を選択的に実行可能に構成され、
前記印刷量管理装置は、
前記第1サービスにおいて、期限の制限なく使用可能な無期限許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第1印刷量設定処理と、
前記第2サービスにおいて、有効期限の間だけ使用可能な期限付き許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第2印刷量設定処理と、
前記第1サービスの提供から前記第2サービスの提供への第2サービス化切り替え、若しくは、前記第2サービスの提供から前記第1サービスの提供への第1サービス化切り替え、を行うサービス切り替えの実行時において、切り替え前のサービスにて保有されていた前記許容印刷量を、切り替え後のサービスにおいて保有される前記許容印刷量として引継ぐ、印刷量引継ぎ処理と、
を実行するよう構成されている、印刷量管理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記印刷量引継ぎ処理では、
前記第2サービス化切り替えを行う前記サービス切り替えの実行時において、切り替え前の前記第1サービスにて保有されていた前記無期限許容印刷量を、切り替え後の前記第2サービスにおいても無期限許容印刷量として引継ぎ、若しくは
前記第1サービス化切り替えを行う前記サービス切り替えの実行時において、切り替え前の前記第2サービスにて保有されていた前記期限付き許容印刷量を、切り替え後の前記第1サービスにおいても期限付き許容印刷量として引継ぐ、
よう構成されている、請求項1記載の印刷量管理装置。
【請求項3】
前記印刷システムは、
印刷の実行に伴い、前記期限付き許容印刷量が、前記無期限許容印刷量よりも優先的に減算される
よう構成されている、請求項2記載の印刷量管理装置。
【請求項4】
前記印刷量管理装置は、さらに、
前記無期限許容印刷量と前記期限付き許容印刷量とを識別可能に表示する識別表示信号を出力する識別表示信号出力処理
を実行するよう構成されている、請求項2記載の印刷量管理装置。
【請求項5】
前記印刷量引継ぎ処理において、
前記第2サービス化切り替えの実行時には、前記第1サービスにおいて保有されていた前記無期限許容印刷量を前記第2サービスにおいても前記無期限許容印刷量として引継ぐ、請求項2記載の印刷量管理装置。
【請求項6】
前記印刷量管理装置は、さらに、
前記無期限許容印刷量と前記期限付き許容印刷量とを識別可能に表示する識別表示信号を出力する識別表示信号出力処理
を実行するよう構成されている、請求項5記載の印刷量管理装置。
【請求項7】
前記印刷量管理装置は、さらに、
前記第2サービスの提供時において、印刷量の進展を、当該進展と共に面積又は長さが増減する第1図像で表す第1図像表示信号を出力する第1図像表示信号出力処理
を実行し、
前記識別表示信号出力処理では、
前記無期限許容印刷量を、面積又は長さが増減する、前記第1図像とは別の第2図像で表す前記識別表示信号を出力する
よう構成されている、請求項6記載の印刷量管理装置。
【請求項8】
前記印刷システムは、
前記第2サービスの提供時において、1つの前記所定期間における実印刷量が前記第2保証印刷量に達しなかった場合には、前記1つの所定期間に後続する次の所定期間において前記第2保証印刷量から前記実印刷量を差し引いた残余量を有効期限付きの繰り越し量として前記許容印刷量に加算するよう構成されており、
前記印刷量管理装置は、前記第1図像表示信号出力処理において、
前記繰り越し量を前記第1図像及び前記第2図像とは別の第3図像で表す前記識別表示信号を出力する
よう構成されている、請求項7記載の印刷量管理装置。
【請求項9】
前記印刷量引継ぎ処理において、
前記第1サービス化切り替えの実行時には、前記第2サービスにおいて保有されていた前記期限付き許容印刷量を前記第1サービスにおいても前記期限付き許容印刷量として引継ぐ、請求項2記載の印刷量管理装置。
【請求項10】
前記印刷量管理装置は、さらに、
前記有効期限が到来した場合に前記期限付き許容印刷量を無効化する無効化処理
を実行するよう構成されている、請求項9記載の印刷量管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サービス提供サーバと印刷装置とを備えた印刷システムについて印刷量を管理する印刷量管理装置及び印刷システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置を使用するユーザが、サービス提供者に対して印刷内容に応じた課金料金を支払う印刷サービスが知られている。例えば特許文献1には、ユーザが選択した料金プランに基づいて、プリンタにおける消耗品であるインクを配送する配送サービスを提供する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-082178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術の配送サービスは、一定期間における配送サービスの利用に対して配送サービスの利用者が利用料金を支払う方式のサービスであり、いわゆるサブスクリプション方式の印刷サービスである。このサブスクリプション方式の印刷サービスでは、ユーザは当該一定期間において所定の印刷量に達するまでは無償で印刷を行うことができる。一方、ユーザが有償で印刷権限を購入し、その購入した印刷権限が保証する印刷量を上限として印刷を行えるようにした、いわゆるプリペイド方式の印刷サービスも知られている。
【0005】
ユーザの印刷環境の多様化に応じて、上記のサブスクリプション方式及びプリペイド方式を含む複数の印刷サービス間において、ユーザが利用する印刷サービスを切り替えるニーズが生じると思われる。しかしながら、各印刷サービスは独立して提供されており、印刷サービスを切り替えるためには利用中の印刷サービスを終了し、新たな印刷サービスに加入することとなる。この場合、前の印刷サービスの残りの印刷枚数が無駄となってしまうため、ユーザは安心して印刷サービスを切り替えることができなかった。
【0006】
本発明の目的は、前の印刷サービスで使用していた残りの印刷枚数を次の印刷サービスに引き継ぐことで、ユーザが安心して印刷サービスを切り替えることができる印刷量管理装置及び印刷システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本願発明は、サービス提供サーバと印刷装置とを備えた印刷システムについて印刷量を管理する印刷量管理装置であって、前記印刷システムは、シート上に画像を印刷するときの上限となる許容印刷量を、ユーザの購入要求に基づき購入される購入印刷権限が保証する第1保証印刷量に応じて増加可能な第1サービスと、前記許容印刷量を、ユーザの定額負担契約に基づき所定期間付与される定額印刷権限が保証する第2保証印刷量に応じて設定可能な第2サービスと、を選択的に実行可能に構成され、前記印刷量管理装置は、前記第1サービスにおいて、期限の制限なく使用可能な無期限許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第1印刷量設定処理と、前記第2サービスにおいて、有効期限の間だけ使用可能な期限付き許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第2印刷量設定処理と、前記第1サービスの提供から前記第2サービスの提供への第2サービス化切り替え、若しくは、前記第2サービスの提供から前記第1サービスの提供への第1サービス化切り替え、を行うサービス切り替えの実行時において、切り替え前のサービスにて保有されていた前記許容印刷量を、切り替え後のサービスにおいて保有される前記許容印刷量として引継ぐ、印刷量引継ぎ処理と、
を実行するよう構成されている。
【0008】
本願発明の印刷量管理装置は、第1印刷量設定処理と、第2印刷量設定処理と、印刷量引継ぎ処理と、を実行する。印刷量管理装置は、第1印刷量設定処理では、第1サービスにおいて、期限の制限なく使用可能な無期限許容印刷量として許容印刷量を設定し、第2印刷量設定処理では、第2サービスにおいて、有効期限の間だけ使用可能な期限付き許容印刷量として許容印刷量を設定する。印刷量管理装置は、印刷量引継ぎ処理では、サービス切り替えの実行時に、切り替え前のサービスにて保有されていた許容印刷量を、切り替え後のサービスにおいて保有される許容印刷量として引継ぐ。
本願発明によれば、前の印刷サービスで使用していた残りの印刷枚数を次の印刷サービスに引き継ぐことができるので、ユーザが安心して印刷サービスを切り替えることができる。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本願発明は、シート上に画像を印刷可能な印刷装置と、前記印刷装置に対し通信可能な通信I/F、及び、前記印刷装置を管理し、前記印刷を実行するときの上限となる許容印刷量を、ユーザの購入要求に基づき購入される購入印刷権限が保証する第1保証印刷量に応じて増加可能な第1サービスと、前記許容印刷量を、ユーザの定額負担契約に基づき所定期間付与される定額印刷権限が保証する第2保証印刷量に応じて設定可能な第2サービスと、を選択的に実行可能に構成された制御部、を備えたサービス提供サーバと、を有する印刷システムであって、前記第1サービスにおいて、期限の制限なく使用可能な無期限許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第1印刷量設定部と、前記第2サービスにおいて、有効期限の間だけ使用可能な期限付き許容印刷量として前記許容印刷量を設定する第2印刷量設定部と、前記第1サービスの提供から前記第2サービスの提供への第2サービス化切り替え、若しくは、前記第2サービスの提供から前記第1サービスの提供への第1サービス化切り替え、を行うサービス切り替えの実行時において、切り替え前のサービスにて保有されていた前記許容印刷量を、切り替え後のサービスにおいて保有される前記許容印刷量として引継ぐ、印刷量引継ぎ部と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、前の印刷サービスで使用していた残りの印刷枚数を次の印刷サービスに引き継ぐことで、ユーザが安心して印刷サービスを切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ブラザー工業株式会社
印刷装置
19日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
19日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
6日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
19日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
19日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
19日前
ブラザー工業株式会社
箔転写装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
19日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
5日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
17日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
11日前
ブラザー工業株式会社
画像記録装置
20日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
19日前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
19日前
ブラザー工業株式会社
ラミネート装置
19日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出ヘッド
19日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出ヘッド
19日前
続きを見る