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公開番号
2024121060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027929
出願日
2023-02-27
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
清流国際弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
9/20 20060101AFI20240830BHJP(車両一般)
要約
【課題】タイヤ質量の増大を抑制しながら、操縦安定性と高速耐久性を改善することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド1部と一対のサイドウォール部2と一対のビード部3とを備え、これら一対のビード部3,3間にカーカス層4が装架され、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側にタイヤ周方向に対して傾斜するベルトコードBを含む複数層のベルト層7が配置され、ベルト層7の外周側にタイヤ周方向に配向する有機繊維コードCを含むベルトカバー層8が配置された空気入りタイヤにおいて、ベルトカバー層8に使用される有機繊維コードCは、脂肪族ポリアミドから構成される繊維ヤーンを含むと共に、20℃での初期引張剛性に対する80℃での初期引張剛性の比率からなる引張剛性保持率が90%以上であり、複数層のベルト層7のうちベルトカバー層8に隣接するベルト層7Bのタイヤ周方向のコード総強力が15kN/50mm~25kN/50mmの範囲にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、これら一対のビード部間にカーカス層が装架され、前記トレッド部における前記カーカス層の外周側にタイヤ周方向に対して傾斜するベルトコードを含む複数層のベルト層が配置され、該ベルト層の外周側にタイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含むベルトカバー層が配置された空気入りタイヤにおいて、
前記ベルトカバー層に使用される有機繊維コードは、脂肪族ポリアミドから構成される繊維ヤーンを含むと共、20℃での初期引張剛性に対する80℃での初期引張剛性の比率からなる引張剛性保持率が90%以上であり、
前記複数層のベルト層のうち前記ベルトカバー層に隣接するベルト層のタイヤ周方向のコード総強力が15kN/50mm~25kN/50mmの範囲にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記ベルトカバー層に使用される有機繊維コードの下式(1)で表される上撚り係数Kが1050~2150の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
K=T√D ・・・(1)
但し、Tは前記有機繊維コードの上撚り数(回/10cm)であり、Dは前記有機繊維コードの総繊度(dtex)である。
【請求項3】
前記脂肪族ポリアミドがナイロン56であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記ベルトカバー層に使用される有機繊維コードは、弾性率が10000MPa以上である高弾性繊維ヤーンとナイロン56からなる低弾性繊維ヤーンとが撚り合わされた複合コードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機繊維コードからなるベルトカバー層を備えた空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、タイヤ質量の増大を抑制しながら、操縦安定性と高速耐久性を改善することを可能にした空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
空気入りタイヤにおいて、一対のビード部間にはカーカス層が装架され、トレッド部におけるカーカス層の外周側にはタイヤ周方向に対して傾斜するベルトコードを含む複数層のベルト層が配置され、該ベルト層の外周側にはタイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含むベルトカバー層が配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
ベルトカバー層は、高速走行時におけるベルト層のせり上がりを抑制し、操縦安定性や高速耐久性の改善に寄与する。このようなベルトカバー層の有機繊維コードとして、ナイロン66繊維コードが一般的に使用されている。
【0004】
しかしながら、ナイロン66繊維コードの引張剛性は温度依存性が大きく、常温での引張剛性に比べて高温での引張剛性が低下する傾向があるため、操縦安定性や高速耐久性の改善効果が必ずしも十分ではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6456784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、タイヤ質量の増大を抑制しながら、操縦安定性と高速耐久性を改善することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、これら一対のビード部間にカーカス層が装架され、前記トレッド部における前記カーカス層の外周側にタイヤ周方向に対して傾斜するベルトコードを含む複数層のベルト層が配置され、該ベルト層の外周側にタイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含むベルトカバー層が配置された空気入りタイヤにおいて、
前記ベルトカバー層に使用される有機繊維コードは、脂肪族ポリアミドから構成される繊維ヤーンを含むと共、20℃での初期引張剛性に対する80℃での初期引張剛性の比率からなる引張剛性保持率が90%以上であり、
前記複数層のベルト層のうち前記ベルトカバー層に隣接するベルト層のタイヤ周方向のコード総強力が15kN/50mm~25kN/50mmの範囲にあることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明者は、空気入りタイヤのベルトカバー層に使用される有機繊維コードの材料について鋭意研究した結果、脂肪族ポリアミドの中にもナイロン56のように昇温時の引張剛性保持率が比較的高い材料があり、そのような材料からなる繊維ヤーンを含む有機繊維コードをベルトカバー層に用いる一方で、そのベルトカバー層に隣接するベルト層のタイヤ周方向のコード総強力を規定することにより、タイヤ質量の増大を抑制しながら、操縦安定性と高速耐久性の改善効果が享受されることを知見し、本発明に至ったのである。
【0009】
即ち、本発明では、ベルトカバー層に使用される有機繊維コードは、脂肪族ポリアミドから構成される繊維ヤーンを含むと共に、20℃での初期引張剛性に対する80℃での初期引張剛性の比率からなる引張剛性保持率が90%以上であることにより、高速走行時においても十分な引張剛性を確保することができるので、高速耐久性を改善することができる。また、ベルトカバー層に隣接するベルト層のタイヤ周方向のコード総強力が15kN/50mm~25kN/50mmの範囲にあることにより、タイヤ質量の増大を抑制しながら、操縦安定性を改善することが可能となる。
【0010】
本発明において、ベルトカバー層に使用される有機繊維コードの下式(1)で表される上撚り係数Kが1050~2150の範囲にあることが好ましい。これにより、高速耐久性を効果的に改善することができる。
K=T√D ・・・(1)
但し、Tは前記有機繊維コードの上撚り数(回/10cm)であり、Dは前記有機繊維コードの総繊度(dtex)である。
(【0011】以降は省略されています)
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