TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024119644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023026696
出願日
2023-02-22
発明の名称
電気集じん機
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B03C
3/78 20060101AFI20240827BHJP(液体による,または,風力テーブルまたはジグによる固体物質の分離;固体物質または流体から固体物質の磁気または静電気による分離,高圧電界による分離)
要約
【課題】省スペース化、軽量化を図りつつ、洗浄水が外に漏れだすことを抑制できる電気集じん機を提供する。
【解決手段】電気集じん機1は、筐体2と、集じんユニット6と、洗浄ユニット7と、を備える。筐体2は、空気が通過する入口3及び出口4を備える。集じんユニット6は、筐体2の内部空間5に設けられ、入口3より取り込まれた空気中の粉じんを集じんする。粉じんが捕集された空気は出口4から排出される。洗浄ユニット7は、集じんユニット6を洗浄水により洗浄する。筐体2は、洗浄水の筐体2外への飛散を抑制するエアー13を吹出すエアー吹出口12を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気が通過する開口を備えた筐体と、
前記筐体の内部空間に設けられ、前記空気中の粉じんを集じんする集じんユニットと、
前記集じんユニットを洗浄水により洗浄する洗浄ユニットと、を備え、
前記筐体は、
前記洗浄水の前記筐体外への飛散を抑制するエアーを吹出すエアー吹出口を備える電気集じん機。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記エアー吹出口は、前記開口の周囲から前記開口の内周方向に前記エアーを吹出す飛散抑制口を備える請求項1に記載の電気集じん機。
【請求項3】
前記内周方向は、前記開口に平行である請求項2に記載の電気集じん機。
【請求項4】
前記内周方向は、前記内部空間の中央に向かう方向である請求項2に記載の電気集じん機。
【請求項5】
前記エアー吹出口は、
前記開口を形成する一辺に設けられる請求項1に記載の電気集じん機。
【請求項6】
前記エアー吹出口は、
前記一辺が属する前記開口を形成し前記一辺に対向する他辺に設けられる請求項5に記載の電気集じん機。
【請求項7】
前記エアー吹出口は、
前記筐体内の前記洗浄水を乾燥させるエアーを吹出す乾燥口を備え、
前記乾燥口は、前記飛散抑制口のエアー吹出方向よりも前記内部空間の中央に向けてエアーを吹出す請求項2に記載の電気集じん機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車用トンネル等において、トンネル内の煤じんを捕集する電気集じん機に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の電気集じん機は、極板上に捕集された煤じんを洗浄装置によって水で洗い流すことで、集じん性能を回復させている(例えば、特許文献1参照)。水洗浄を行っている間は、集じん前の空気が流入する入口に設けられた入口扉と、集じん後の空気を排出する出口に設けられた出口扉のダンパを閉めて、電気集じん機の外に洗浄水が漏れ出ないようにしている。また、この種の電気集じん機が複数設置されているところでは、洗浄対象の電気集じん機のダンパだけを閉めることで、所定の電気集じん機を洗浄しながら、別の電気集じん機にて換気を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-104519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような開閉機能を備えたダンパを電気集じん機に取り付けると、全体のサイズが大きくなり、かつ重量も増えてしまう。また、入口及び出口の全体を覆うダンパの開閉を駆動するには大掛かりな駆動機構が必要であり、不具合の発生要因が増え、メンテナンス部品も多くなってしまうという課題があった。
【0005】
加えて、電気集じん機による集じんの高効率化や、自動車の低排出ガス化に伴い、必要なトンネルの換気風量も少なくなってきたため、洗浄を行いながら換気を行う必要性も減ってきている。そのような状況下において、洗浄水を外に漏れださないためだけに電気集じん機にダンパを取り付けるのは、コストパフォーマンスが悪いという課題もあった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、省スペース化、軽量化を図りつつ、洗浄水が外に漏れだすことを抑制できる電気集じん機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために、本開示のある態様の電気集じん機は、筐体と、集じんユニットと、洗浄ユニットと、を備える。筐体は、空気が通過する開口を備える。集じんユニットは、筐体の内部空間に設けられ、空気中の粉じんを集じんする。洗浄ユニットは、集じんユニットを洗浄水により洗浄する。筐体は、洗浄水の筐体外への飛散を抑制するエアーを吹出すエアー吹出口を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の電気集じんによれば、省スペース化、軽量化を図りつつ、洗浄水が外に漏れだすことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(a)は、本発明の第一実施形態に係る電気集じん機の概略構成を示す右側面図であり、図1(b)は、同電気集じん機の正面図である。
図2(a)は、入口の入口側上辺に設けられたエアー吹出口を拡大した拡大図であり、図2(b)は、エアー吹出口の別例の一状態を示した図であり、図2(c)は、その別例の別の状態を示した図であり、図2(d)、エアー吹出口の他の別例の一状態を示した図であり、図2(e)は、その他の別例の別の状態を示した図である。
図3は、本発明の第二実施形態に係る電気集じん機の概略構成を示す右側面図である。
図4は、本発明の第三実施形態に係る電気集じん機の概略構成を示す右側面図である。
図5は、本発明の第四実施形態に係る電気集じん機の概略構成を示す右側面図である。
図6は、本発明の第五実施形態に係る電気集じん機の概略構成を示す右側面図である。
図7は、本発明の一変形例に係る電気集じん機の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。よって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。従って、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社JMC
磁気装置
2か月前
アマノ株式会社
空気清浄装置及び空気清浄方法
3日前
富士電機株式会社
電気集塵機
2か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
電気集じん機
2か月前
ダイカテック株式会社
磁性物除去装置
1か月前
株式会社ワイ・ジェー・エス.
磁性体回収機構
16日前
三菱重工パワー環境ソリューション株式会社
電気集塵装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
磁気分離装置および磁気分離方法
1か月前
横河電機株式会社
制御システム、制御方法および制御プログラム
1か月前
三菱電機株式会社
静電集塵装置、静電集塵方法および静電集塵方法を用いた製品の製造方法
1か月前
栗田工業株式会社
混合イオン交換樹脂におけるアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂との分離方法
2日前
株式会社東芝
プラズマ除菌装置、プラズマ除菌方法、及び空気調和機
1か月前
青島海爾洗衣机有限公司
除湿装置、乾燥装置および洗濯乾燥機
2か月前
合同会社ビジネス実践研究所
ロボットインターフェースシステム
1か月前
ザ チルドレンズ メディカル センター コーポレーション
長時間の局所麻酔のための麻酔薬-ポリマー共有結合性コンジュゲート
2か月前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
ポリエチレンテレフタレート由来物質の分解酵素
12日前
大成建設株式会社
遊離脂肪酸の製造方法および遊離脂肪酸生産藻類
1か月前
インサイト・コーポレイション
皮膚エリテマトーデス及び扁平苔癬(LP)の治療のためのJAK1阻害剤の使用
1か月前
ダッソー システムズ アメリカス コーポレイション
複雑な微細構造におけるマルチスケール反応流
2か月前
住友化学株式会社
液状農薬組成物
1か月前
他の特許を見る