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公開番号2024119505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026463
出願日2023-02-22
発明の名称衛生洗浄装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E03D 9/08 20060101AFI20240827BHJP(上水;下水)
要約【課題】安定した接地機能を備えた衛生洗浄装置が提供される。
【解決手段】局部洗浄のための洗浄水を吐出するノズルと、給水源から前記ノズルに向けて流れる前記洗浄水の流路を有する流路部材と、前記洗浄水を加熱する熱交換器と、前記流路部材に設けられ接地部を有する金属板と、を備え、前記流路部材は、前記金属板の表面に設けられる第1部位と、前記金属板の裏面に設けられる第2部位と、を有し、前記金属板は、前記第1部位と前記第2部位との間で前記洗浄水が流れる貫通孔を有し、前記洗浄水は、前記金属板の前記表面と前記裏面との両方に接触することを特徴とする衛生洗浄装置。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
局部洗浄のための洗浄水を吐出するノズルと、
給水源から前記ノズルに向けて流れる前記洗浄水の流路を有する流路部材と、
前記洗浄水を加熱する熱交換器と、
前記流路部材に設けられ接地部を有する金属板と、
を備え、
前記流路部材は、
前記金属板の表面に設けられる第1部位と、
前記金属板の裏面に設けられる第2部位と、
を有し、
前記金属板は、前記第1部位と前記第2部位との間で前記洗浄水が流れる貫通孔を有し、
前記洗浄水は、前記金属板の前記表面と前記裏面との両方に接触することを特徴とする衛生洗浄装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記金属板の前記表面に接触する前記洗浄水の接触面積と、前記金属板の前記裏面に接触する前記洗浄水の接触面積と、の合計面積は、前記貫通孔の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項3】
前記貫通孔の面積は、3.14mm

以上となっていることを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項4】
前記金属板は、前記貫通孔の周囲を取り囲む突出部を有することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項5】
前記突出部は、前記洗浄水が流れる方向に向けて突出していることを特徴とする請求項4に記載の衛生洗浄装置。
【請求項6】
前記貫通孔は、
前記洗浄水が前記金属板の前記表面から前記裏面に向けて流れる第1貫通孔と、
前記洗浄水が前記金属板の前記裏面から前記表面に向けて流れる第2貫通孔と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項7】
前記第1貫通孔の孔径は、前記第2貫通孔の孔径と異なっていることを特徴とする請求項6に記載の衛生洗浄装置。
【請求項8】
前記流路部材は、樹脂材料からなり、
前記貫通孔は、
前記金属板の内側に位置する第1貫通孔と、
前記金属板の端部側に位置する第2貫通孔と、
を有し、
前記第1貫通孔の全周は、金属となっており、
前記第2貫通孔の全周は、
前記金属板の端面である金属面と、
前記金属面に連続し、前記流路部材の内面である樹脂面と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項9】
前記第1部位および前記第2部位の少なくとも一方と、前記金属板と、の間には、前記洗浄水の流れを整流するリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項10】
前記流路部材および前記金属板は、前記洗浄水の流れる方向で前記熱交換器よりも上流側に設けられ、
前記金属板は、電子部品が取り付けられる取付部を有することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
局部洗浄を行うための洗浄水の流路に導電部材を設け、この導電部材にアース線を接続させた衛生洗浄装置が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-172282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
流路内を流れる洗浄水に発生した気泡や絶縁異物(スケールや不純物)などが導電部材に付着すると、アースの接地機能が低減するおそれがある。
【0005】
本発明の態様は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、安定した接地機能を備えた衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、局部洗浄のための洗浄水を吐出するノズルと、給水源から前記ノズルに向けて流れる前記洗浄水の流路を有する流路部材と、前記洗浄水を加熱する熱交換器と、前記流路部材に設けられ接地部を有する金属板と、を備え、前記流路部材は、前記金属板の表面に設けられる第1部位と、前記金属板の裏面に設けられる第2部位と、を有し、前記金属板は、前記第1部位と前記第2部位との間で前記洗浄水が流れる貫通孔を有し、前記洗浄水は、前記金属板の前記表面と前記裏面との両方に接触することを特徴とする衛生洗浄装置である。
【0007】
この衛生洗浄装置によれば、洗浄水と金属板との接触面積が大きくなるので、例えば金属板の一部に気泡や絶縁異物が付着しても、洗浄水と金属板との接触部分を確保させることができる。また、貫通孔内は、洗浄水の流速が速くなるので、絶縁異物の付着を抑制できる。その結果、安定した接地機能とすることができる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記金属板の前記表面に接触する前記洗浄水の接触面積と、前記金属板の前記裏面に接触する前記洗浄水の接触面積と、の合計面積は、前記貫通孔の面積よりも大きいことを特徴とする衛生洗浄装置である。
【0009】
この衛生洗浄装置によれば、金属板と洗浄水との接触面積が大きくなるので、安定した接地機能とすることができる。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、前記貫通孔の面積は、3.14mm

以上となっていることを特徴とする衛生洗浄装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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