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公開番号2024118360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024735
出願日2023-02-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/0251 20230101AFI20240823BHJP(計算;計数)
要約【課題】固定観念を示す情報が配信コンテンツに含まれるか否かを推定する技術を提供する。
【解決手段】本願に係る情報処理装置は、配信されるコンテンツの情報を示すコンテンツ情報を取得する取得部と、コンテンツ情報と、コンテンツ情報に含まれるステレオタイプを示す情報を示すステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習して生成されたモデルを示す判定モデルによって、コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを判定する判定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配信されるコンテンツの情報を示すコンテンツ情報を取得する取得部と、
前記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報に含まれるステレオタイプを示す情報を示すステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習して生成されたモデルを示す判定モデルによって、前記コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを判定する判定部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記学習情報は、前記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報に付随する付随コンテンツの情報を示す付随コンテンツ情報と、前記コンテンツに対するユーザのアクションの情報を示すアクション情報と、前記ステレオタイプ情報と、の関係を含み、
前記学習情報に含まれる前記ステレオタイプ情報は、前記付随コンテンツ情報及び前記アクション情報の少なくともいずれかに含まれるステレオタイプを示す情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記コンテンツ情報と当該コンテンツ情報に対応する前記アクション情報とを紐づけて複数収集する収集部と、
収集した前記コンテンツ情報に付随する前記付随コンテンツ情報と前記アクション情報の少なくともいずれかにステレオタイプが含まれるか否かを推定する推定部と、
前記コンテンツ情報と、前記付随コンテンツ情報と、前記アクション情報と、推定されたステレオタイプの情報を示す前記ステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習させた前記判定モデルを生成する学習部と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記コンテンツ情報に付随する前記付随コンテンツ情報及び前記アクション情報を内容に基づいて複数の属性に分類し、各々の前記属性に分類された前記付随コンテンツ情報及び前記アクション情報の偏りの度合いに基づいて、当該コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記推定部は、各々の前記属性に分類された前記付随コンテンツ情報及び前記アクション情報の偏りの度合いに基づいて、当該コンテンツ情報にステレオタイプが含まれる可能性の指標であるスコアの情報を示すスコア情報を推定し、
前記学習情報は、前記コンテンツ情報と、前記付随コンテンツ情報と、前記アクション情報と、前記ステレオタイプ情報と、前記スコア情報と、の関係を含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
配信されるコンテンツの情報を示すコンテンツ情報を取得する取得工程と、
前記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報に含まれるステレオタイプを示す情報を示すステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習して生成されたモデルを示す判定モデルによって、前記コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを判定する判定工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項7】
配信されるコンテンツの情報を示すコンテンツ情報を取得する取得手順と、
前記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報に含まれるステレオタイプを示す情報を示すステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習して生成されたモデルを示す判定モデルによって、前記コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを判定する判定手順と、
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
情報の配信先となる利用者の属性を示す属性情報を配信先情報として予め登録しておき、配信先となる利用者の属性情報と対応する広告を選択的に配信するターゲティング配信が行われている。
【0003】
例えば、広告と属性情報との見かけ上の関連性の程度、及び複数の広告と属性情報との平均的な関連性の程度に基づいて、広告と属性情報との真の関連性を算出する技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-1956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、人種や、国籍、性別、身体的特徴等に対する固定観念等の類型化された観念であるステレオタイプを撤廃させようという流れが世界的に起こっている。このような問題意識に対応して、広告やニュース等の配信情報もステレオタイプに偏らない仕組みが求められる。しかしながら、単に配信情報をランダマイズしてしまうと、ステレオタイプを含まない配信情報までランダマイズされてしまい、ターゲティング配信ができなくなってしまう。
【0006】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、固定観念を示す情報が配信コンテンツに含まれるか否かを推定する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る情報処理装置は、配信されるコンテンツの情報を示すコンテンツ情報を取得する取得部と、前記コンテンツ情報と、前記コンテンツ情報に含まれるステレオタイプを示す情報を示すステレオタイプ情報と、の関係を含む学習情報を学習して生成されたモデルを示す判定モデルによって、前記コンテンツ情報にステレオタイプが含まれるか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、固定観念を示す情報が配信コンテンツに含まれるか否かを推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。
図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、学習情報記憶部の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態に係る情報処理の流れの別の一例を示すフローチャートである。
図7は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及びプログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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