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公開番号
2024118077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024263
出願日
2023-02-20
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
5/04 20060101AFI20240823BHJP(車両一般)
要約
【課題】 ロードノイズの低減と転がり抵抗の低減とを両立し得る空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 本発明は、トレッド部2と、トレッド部2に配されたベルト層7と、タイヤ内腔を規定する内腔面1iとを含む空気入りタイヤ1である。空気入りタイヤ1は、無負荷の正規状態でのタイヤ断面高さH1を有している。正規状態に、正規荷重の70%の荷重が負荷された荷重負荷状態でのタイヤ子午線断面において、ベルト層7のタイヤ軸方向の外端7eを通るタイヤ半径方向線と内腔面1iとの交点を第1点P1とし、タイヤ最大幅位置Pmを通るタイヤ軸方向線と内腔面1iとの交点を第2点P2とし、第1点P1から第2点P2までの内腔面1iの中点を第3点P3としたときに、内腔面1iは、第1点P1、第2点P2及び第3点P3を通る単一円弧である。単一円弧の曲率半径Rは、タイヤ断面高さH1の23%~40%である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入りタイヤであって、
トレッド部と、
前記トレッド部に配されたベルト層と、
タイヤ内腔を規定する内腔面とを含み、
正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の正規状態でのタイヤ断面高さH1を有し、
前記正規状態に、正規荷重の70%の荷重が負荷された荷重負荷状態でのタイヤ子午線断面において、
前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端を通るタイヤ半径方向線と前記内腔面との交点を第1点とし、
タイヤ最大幅位置を通るタイヤ軸方向線と前記内腔面との交点を第2点とし、
前記第1点から前記第2点までの前記内腔面の中点を第3点としたときに、
前記内腔面は、前記第1点、前記第2点及び前記第3点を通る単一円弧であり、
前記単一円弧の曲率半径Rは、前記タイヤ断面高さH1の23%~40%である、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記曲率半径Rは、前記タイヤ断面高さH1の28%~35%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記タイヤ断面高さH1と、前記荷重負荷状態でのタイヤ断面高さH2との差(H1-H2)は、前記タイヤ断面高さH1の15%~25%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記正規状態でのタイヤ外径D1は、ETRTO規格のタイヤ外径Dsの100%~103%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記荷重負荷状態でのタイヤトレッド幅TWは、前記正規状態でのタイヤ断面幅W1の70%~90%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記荷重負荷状態でのタイヤトレッド幅TWは、前記正規状態でのタイヤ断面幅W1の75%~85%である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記正規リムに接するビード部を含み、
前記正規状態において、
前記ビード部は、タイヤ周方向に延びるビードコアと、前記ビードコアからタイヤ半径方向外側に延びるビードエーペックスとを有し、
前記ビードコアのタイヤ半径方向の外端から前記ビードエーペックスのタイヤ半径方向の外端までの距離L1は、前記タイヤ断面高さH1の23%~35%である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ロードノイズと転がり抵抗とを低減し得る空気入りタイヤが種々提案されている。例えば、下記特許文献1では、サイド外側プロファイルが単一の曲率半径を有する第1円弧により形成された空気入りタイヤが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-019400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の空気入りタイヤは、無負荷の状態での形状を特定するものであり、実際の使用される状態である荷重負荷状態の形状を特定していないことから、ロードノイズと転がり抵抗との低減に関して、更なる改善の余地があった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ロードノイズの低減と転がり抵抗の低減とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空気入りタイヤであって、トレッド部と、前記トレッド部に配されたベルト層と、タイヤ内腔を規定する内腔面とを含み、正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の正規状態でのタイヤ断面高さH1を有し、前記正規状態に、正規荷重の70%の荷重が負荷された荷重負荷状態でのタイヤ子午線断面において、前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端を通るタイヤ半径方向線と前記内腔面との交点を第1点とし、タイヤ最大幅位置を通るタイヤ軸方向線と前記内腔面との交点を第2点とし、前記第1点から前記第2点までの前記内腔面の中点を第3点としたときに、前記内腔面は、前記第1点、前記第2点及び前記第3点を通る単一円弧であり、前記単一円弧の曲率半径Rは、前記タイヤ断面高さH1の23%~40%である、空気入りタイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の空気入りタイヤは、上述の構成を備えることにより、ロードノイズの低減と転がり抵抗の低減とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。
図1の部分断面図である。
ビード部の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1の荷重負荷状態でのタイヤ子午線断面図である。本明細書において、「荷重負荷状態」とは、正規状態の空気入りタイヤ1に、正規荷重の70%の荷重が負荷された状態である。
【0010】
ここで、「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が正規リムにリム組みされ、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
(【0011】以降は省略されています)
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