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公開番号
2024117827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2024102634,2023080037
出願日
2024-06-26,2017-03-14
発明の名称
水洗式大便器
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
11/08 20060101AFI20240822BHJP(上水;下水)
要約
【課題】リム吐水口から吐出される洗浄水によるボウル部の洗浄が終了した後、残水がリム吐水口から点滴してしまうことを抑制できる水洗式大便器を提供すること。
【解決手段】本発明は、ボウル形状の汚物受け面と、当該汚物受け面の上縁部に形成されたリム部と、を有するボウル部と、前記リム部に設けられ、前記ボウル部内に洗浄水を吐水して当該洗浄水による旋回流を形成するリム吐水部と、前記汚物受け面の後方側に位置するリム通水開始領域まで洗浄水を導水する導水路と、前記導水路に接続され前記リム通水開始領域から前記リム吐水部まで洗浄水を導水するリム通水路と、前記ボウル部の下方に接続された排水路と、前記導水路から前記排水路に至る水抜流路と、を備えたことを特徴とする水洗式大便器である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ボウル形状の汚物受け面と、当該汚物受け面の上縁部に形成されたリム部と、を有するボウル部と、
前記リム部に設けられ、前記ボウル部内に洗浄水を吐水して当該洗浄水による旋回流を形成するリム吐水部と、
前記汚物受け面の後方側に位置するリム通水開始領域まで洗浄水を導水する導水路と、
前記導水路に接続され前記リム通水開始領域から前記リム吐水部まで洗浄水を導水するリム通水路と、
前記ボウル部の下方に接続されトラップ流路を有する排水路と、
前記導水路から前記排水路の上面側に至る水抜流路と、
を備えたことを特徴とする水洗式大便器。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記導水路の底面は、前記水抜流路の入口開口に向けて、高さ位置が低くなっている
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗式大便器。
【請求項3】
前記導水路は、凹部を有しており、
前記水抜流路の入口開口は、前記凹部内に設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗式大便器。
【請求項4】
前記リム通水路の底面は、前記導水路または前記水抜流路の入口開口に向けて、高さ位置が低くなっている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項5】
前記水抜流路の出口開口は、前記排水路の上面側の最下位置において開口されている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項6】
前記水抜流路の出口開口は、前記排水路の上面側の最下位置よりも後方側において開口されており、
前記水抜流路が当該出口開口の近傍領域で延びる方向は、当該出口開口に向かって後方向きである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項7】
前記水抜流路の出口開口は、前記排水路の上面側の最下位置よりも前方側において開口されており、
前記水抜流路が当該出口開口の近傍領域で延びる、当該出口開口に向かって後方向きである
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項8】
前記水抜流路は、トラップ流路を有している
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項9】
前記導水路は、前記水抜流路の入口開口より上流側の前記導水路の底面から突出し、上流側から前記水抜流路の入口開口に向かう洗浄水を前記リム通水路にガイドするガイド部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の水洗式大便器。
【請求項10】
前記水抜流路の入口開口の近傍領域の断面積は、前記水抜流路の入口開口の断面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の水洗式大便器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗式大便器に係り、特に、洗浄水源から供給される洗浄水により便器本体を洗浄して汚物を排出する水洗式大便器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば、特許文献1に記載されているように、リムの第1吐水口及び第2吐水口の2つのリム吐水口のみから洗浄水が吐水され、ボウル部の汚物受け面上に旋回流となって供給される水洗便器について知られている。この水洗便器では、リムの第1吐水口から流出され旋回する洗浄水が、ボウル部の後方領域に設けられた案内面により溜水部に向かう束状の流れとなり、排水路内に流入して、サイホン作用を発生させて汚物等を排出している。
【0003】
さらに、特許文献1の水洗便器を改良して、ボウル部内の浮遊系汚物を溜水内で上下方向に攪拌して排水路内へ効率よく排出するようにした水洗便器が、特許文献2に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-37723号公報
特開2015-196960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本件発明者は、従来の水洗便器について、リム吐水口から吐出される洗浄水によるボウル部の洗浄が終了した後、残水がリム吐水口から点滴し、吐水(洗浄)が終了していないとの誤解を与える可能性があると共に、見映えが宜しくなく、また、残水の点滴によりボウル部に水垢が発生する懸念があることを把握した。
【0006】
そこで、本発明の目的は、リム吐水口から吐出される洗浄水によるボウル部の洗浄が終了した後、残水がリム吐水口から点滴してしまうことを抑制できる水洗式大便器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、ボウル形状の汚物受け面と、当該汚物受け面の上縁部に形成されたリム部と、を有するボウル部と、前記リム部に設けられ、前記ボウル部内に洗浄水を吐水して当該洗浄水による旋回流を形成するリム吐水部と、前記汚物受け面の後方側に位置するリム通水開始領域まで洗浄水を導水する導水路と、前記導水路に接続され前記リム通水開始領域から前記リム吐水部まで洗浄水を導水するリム通水路と、前記ボウル部の下方に接続された排水路と、前記導水路から前記排水路に至る水抜流路と、を備えたことを特徴とする水洗式大便器である。
【0008】
本発明によれば、導水路内の残水が、水抜流路を経て排水路に直接排水される。これにより、リム吐水口から吐出される洗浄水によるボウル部の洗浄が終了した後、残水がリム吐水口から点滴してしまうことを効果的に抑制することができる。
【0009】
また、本発明における導水路とは、汚物受け面の後方側に位置するリム通水開始領域まで洗浄水を導水するものであるから、当該導水路(例えばリム通水開始領域)から排水路に至る水抜流路の長さを、結果として短くすることができる。これにより、効果的な水抜作用を期待することができる。
【0010】
好ましくは、導水路の底面は、水抜流路の入口開口に向けて、高さ位置が低くなっている。この場合、導水路の残水が効果的に水抜流路の入口開口に向けて案内されるため、導水路の残水がリム吐水口から点滴してしまうことを一層効果的に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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