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公開番号
2024116939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022815
出願日
2023-02-16
発明の名称
衛生陶器の形状を評価する評価方法
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01B
11/24 20060101AFI20240821BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 本発明は、衛生陶器の形状を評価する評価方法であって、作業負荷や時間を軽減することができる評価方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 本発明は、衛生陶器の形状を評価する評価方法であって、衛生陶器の形状を測定して測定データを取得する形状測定工程S2と、予め保存されている基準データと測定データとの位置合わせをする位置合わせ工程S4と、基準データに対する測定データの偏差データを算出し、この偏差データに基づいて色付けされたカラーマップデータを生成するカラーマップデータの生成工程S10と、カラーマップデータに対して製造上のバラツキを可視化するための所定の処理を施して評価画像を生成する評価画像の生成工程(S14、S20、又はS30)と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
衛生陶器の形状を評価する評価方法であって、
上記衛生陶器の形状を測定して測定データを取得する形状測定工程と、
予め保存されている基準データと上記測定データとの位置合わせをする位置合わせ工程と、
上記基準データに対する上記測定データの偏差データを算出し、この偏差データに基づいて色付けされたカラーマップデータを生成するカラーマップデータの生成工程と、
上記カラーマップデータに対して製造上のバラツキを可視化するための所定の処理を施して評価画像を生成する評価画像の生成工程と、を含むことを特徴とする評価方法。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
上記所定の処理では、複数の上記カラーマップデータにおいて、各画素値の平均値が算出され、この平均値に基づいて上記評価画像として平均化画像が生成される、請求項1に記載の評価方法。
【請求項3】
上記所定の処理では、複数の上記カラーマップデータにおいて、各画素値における最大値から最小値を引くことによりバラツキ値が算出され、このバラツキ値に基づいて上記評価画像としてバラツキ画像が生成される、請求項1に記載の評価方法。
【請求項4】
上記所定の処理では、上記カラーマップデータにおいて、製造上のバラツキが小さい範囲とそれ以外とに2値化処理されて、上記評価画像として2値化画像が生成される、請求項1に記載の評価方法。
【請求項5】
上記2値化画像が上記衛生陶器の外形の2値化画像に対して適合する割合を表す形状適合率を算出する形状適合率の算出工程をさらに含む、請求項4に記載の評価方法。
【請求項6】
上記形状測定工程は、3Dスキャナによって上記衛生陶器の形状を測定する、請求項1~5の何れか1項に記載の評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生陶器の形状を評価する評価方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、NC加工やプレス加工により製造された金型やパネルなどの製品における表面ひずみを判定する判定方法の開示がある。この判定方法では、製品の表面形状を測定し、この測定データと基準データとを比較して偏差データを求め、偏差データに基づいて製品の表面ひずみを許容できるか否かを判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-270134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、水洗大便器や洗面器などの衛生陶器は、陶器製であり、製造時に収縮するため、金属や樹脂製の製品と比較して製造上のバラツキが発生する可能性が高い。衛生陶器の製造上のバラツキは、衛生陶器の形状、成形装置や焼成装置の種別、焼成時における位置などの様々な製造条件によって発生する。これらの様々な製造条件の製造上のバラツキへの影響を解析するため、CTスキャン装置による製品の画像解析が行われている。しかしながら、CTスキャン装置による測定やCT画像の解析は作業負荷や時間が掛かる。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、衛生陶器の形状を評価する評価方法であって、作業負荷や時間を軽減することができる評価方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、衛生陶器の形状を評価する評価方法であって、衛生陶器の形状を測定して測定データを取得する形状測定工程と、予め保存されている基準データと測定データとの位置合わせをする位置合わせ工程と、基準データに対する測定データの偏差データを算出し、この偏差データに基づいて色付けされたカラーマップデータを生成するカラーマップデータの生成工程と、カラーマップデータに対して製造上のバラツキを可視化するための所定の処理を施して評価画像を生成する評価画像の生成工程と、を含むことを特徴としている。
【0007】
このように構成された本発明においては、カラーマップデータに対して製造上のバラツキを可視化するための所定の処理を施した評価画像を用いて評価することができるので、衛生陶器の形状を直感的に評価することができ、作業負荷や時間を軽減することができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、所定の処理では、複数のカラーマップデータにおいて、各画素値の平均値が算出され、この平均値に基づいて評価画像として平均化画像が生成される。
このように構成された本発明によれば、平均化画像を用いて評価することができるので、衛生陶器の形状を評価する精度を向上させることができる。
【0009】
また、本発明において、好ましくは、所定の処理では、複数のカラーマップデータにおいて、各画素値における最大値から最小値を引くことによりバラツキ値が算出され、このバラツキ値に基づいて評価画像としてバラツキ画像が生成される。
このように構成された本発明によれば、バラツキ画像を用いて評価することができるので、作業負荷や時間をより軽減することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、所定の処理では、カラーマップデータにおいて、製造上のバラツキが小さい範囲とそれ以外とに2値化処理されて、評価画像として2値化画像が生成される。
このように構成された本発明によれば、2値化画像を用いて評価することができるので、作業負荷や時間をより軽減することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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