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公開番号
2024116691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022443
出願日
2023-02-16
発明の名称
ゴルフボール
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63B
37/00 20060101AFI20240821BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】持続可能でよりよい社会の実現を目指す新規なゴルフボールであって、ドライバーショットのスピン量が低いゴルフボールを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のゴルフボールは、球状構成部材を有するゴルフボールであって、
前記球状構成部材は、(a)天然ゴムを含有するゴム成分、(b)共架橋剤、(c)架橋開始剤、および(d)有機硫黄化合物を含有するゴム組成物から形成されたものであり、
球状構成部材の表面硬度(Hs)が、ショアC硬度で75以上であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と球状構成部材の中心から球状構成部材の半径の75%地点の硬度(H75)との硬度差(Hs-H75)が、ショアC硬度で3以上、10以下であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と中心硬度(Ho)との硬度差(Hs-Ho)が、ショアC硬度で16以上であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
球状構成部材を有するゴルフボールであって、
前記球状構成部材は、(a)天然ゴムを含有するゴム成分、(b)共架橋剤、(c)架橋開始剤、および(d)有機硫黄化合物を含有するゴム組成物から形成されたものであり、
球状構成部材の表面硬度(Hs)が、ショアC硬度で75以上であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と球状構成部材の中心から球状構成部材の半径の75%地点の硬度(H75)との硬度差(Hs-H75)が、ショアC硬度で3以上、10以下であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と中心硬度(Ho)との硬度差(Hs-Ho)が、ショアC硬度で16以上であることを特徴とするゴルフボール。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
球状構成部材の表面硬度(Hs)と球状構成部材の中心から球状構成部材の半径の50%地点の硬度(H50)との硬度差(Hs-H50)が、ショアC硬度で、8以上である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項3】
ゴルフボールの直径が、40mm~45mmであり、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときの圧縮変形量が、2.5mm以上、4.0mm以下である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項4】
(a)ゴム成分中の天然ゴムの含有率が、10質量%~50質量%である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項5】
前記ゴム組成物が、チオフェノール類および/またはポリスルフィド類に属する(d)有機硫黄化合物を含有する請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項6】
前記ゴム組成物が、さらにチアゾール類に属する(d)有機硫化合物を含有する請求項5に記載のゴルフボール。
【請求項7】
前記球状構成部材からなるワンピースゴルフボールである請求項1に記載のゴルフボール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフボールに関するものであり、持続可能でよりよい社会の実現を目指す新規なゴルフボールに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
持続可能でよりよい社会の実現を目指して、ゴルフボールを構成する材料について新たな検討が進められている。ゴルフボールを構成するゴムとして、天然ゴムを使用することが検討されている。
【0003】
特許文献1には、基材ゴム100重量部に対し、10~60モル%エポキシ化された天然ゴム3~35重量部、メタクリル酸20~35重量部および酸化亜鉛20~50重量部含有する組成物から得られる練習場用ゴルフボールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭61-71069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ゴルフボールを構成するゴム成分として、天然ゴムを使用したゴルフボールは、合成ゴムのみを使用したゴルフボールに比べて性能が劣るという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天然ゴムを使用したゴルフボールであって、ドライバーショットのスピン量を低下させることにより、飛距離の向上を図ったゴルフボールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のゴルフボールは、球状構成部材を有するゴルフボールであって、前記球状構成部材は、(a)天然ゴムを含有するゴム成分、(b)共架橋剤、(c)架橋開始剤、および(d)有機硫黄化合物を含有するゴム組成物から形成されたものであり、球状構成部材の表面硬度(Hs)が、ショアC硬度で75以上であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と球状構成部材の中心から球状構成部材の半径の75%地点の硬度(H75)との硬度差(Hs-H75)が、ショアC硬度で3以上、10以下であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と中心硬度(Ho)との硬度差(Hs-Ho)が、ショアC硬度で、16以上であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、持続可能でよりよい社会の実現を目指す新規なゴルフボールであって、ドライバーショットのスピン量が低いゴルフボールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るワンピースゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
本発明の一実施形態に係るマルチピースゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のゴルフボールは、球状構成部材を有するゴルフボールであって、
前記球状構成部材は、(a)天然ゴムを含有するゴム成分、(b)共架橋剤、(c)架橋開始剤、および(d)有機硫黄化合物を含有するゴム組成物から形成されたものであり、
球状構成部材の表面硬度(Hs)が、ショアC硬度で75以上であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と中心硬度(Ho)との硬度差(Hs-Ho)が、ショアC硬度で、16以上であり、球状構成部材の表面硬度(Hs)と球状構成部材の中心から球状構成部材の半径の75%地点の硬度(H75)との硬度差(Hs-H75)が、ショアC硬度で、3以上、10以下であることを特徴とする。
【0010】
本発明のゴルフボールが有する球状構成部材は、上記のように外剛内柔構造を有する。外剛内柔構造の球状構成部材を有する本発明のゴルフボールは、ドライバーショットのスピン量が低くなる。低スピン量のゴルフボールは、ドライバーショットでの飛距離が大きくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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