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公開番号2024116401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2024099688,2022533297
出願日2024-06-20,2020-06-29
発明の名称ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20240820BHJP(チェック装置)
要約【課題】この開示は、顔認証を迅速に行うことを目的とする。
【解決手段】この開示のゲート装置は、認証対象が一の方向(図1に矢印Aで示す)へ移動する第1平面(例えば図1の水平面)と交差する第2平面(例えば図1の垂直面)に沿って設けられて前記認証対象の移動空間(例えば改札口の通路の空間)を他の空間(前記通路以外の空間)と区画するゲート本体1と、該ゲート本体1に、前記第1平面、第2平面と交差し、第1平面に対して上向きに傾斜して設けられた傾斜面2と、該傾斜面2上に画像を表示する表示部3と、該表示部3の近傍で画像を撮影する画像取得部4とを有する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
認証対象が一の方向へ移動する第1平面と交差する第2平面に沿って設けられて前記認証対象の移動空間を他の空間と区画するゲート本体と、
前記ゲート本体に、前記第1平面、第2平面と交差し、第1平面に対して上向きに傾斜して設けられた傾斜面と、
前記傾斜面上に画像を表示する第1表示部と、
前記第1表示部の近傍で画像を撮影する画像取得部と、
前記ゲート本体に所定の間隔で複数の光源を配置した第2表示部と、
を有し、
前記第2表示部は、前記複数の光源の発光個所の移動によって前記一の方向を示す、
ゲート装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ゲート本体は、前記第2平面内で所定の空白領域を区画する枠状をなすとともに、
該枠状の形状は、前記認証対象が移動する一の方向に湾曲する第1湾曲部分と、前記一の方向と反対方向に湾曲する第2湾曲部分と、前記第1湾曲部分及び前記第2湾曲部分と連なる平面状の部分とを有し、
前記傾斜面は前記平面状の部分に配置された
請求項1に記載のゲート装置。
【請求項3】
前記第1湾曲部分の曲率半径は、前記第2湾曲部分の曲率半径より小さい、
請求項2に記載のゲート装置。
【請求項4】
前記第1湾曲部分と第2湾曲部分との少なくともいずれかに前記第2表示部を有する、
請求項2または3に記載のゲート装置。
【請求項5】
前記ゲート本体の下部には、前記認証対象の移動方向と交差する位置と、この位置から退避する位置との間で移動可能なフラッパーゲートが設けられ、
前記傾斜面は、該フラッパーゲートの移動範囲より上の位置に設けられた、
請求項1~4のいずれか1項に記載のゲート装置。
【請求項6】
前記フラッパーゲートは、前記画像取得部で取得されたデータと予め記憶されたデータとの比較結果によって開閉制御される、
請求項5に記載のゲート装置。
【請求項7】
前記画像取得部は、前記第1表示部の上部、下部にそれぞれ設けられた、請求項1~6のいずれか1項に記載のゲート装置。
【請求項8】
前記傾斜面の傾斜角度は、前記画像取得部が撮影する画像に応じて変更される、請求項1~7のいずれか1項に記載のゲート装置。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載のゲート装置を前記第1平面に沿って互いに間隔をおいて複数備え、
複数の前記ゲート装置のゲート本体は、前記傾斜面が前記一の方向を向く第1ゲート本体と、
前記傾斜面が前記一の方向と対向する他の方向を向く第2ゲート本体と、
を有するゲートシステム。
【請求項10】
認証対象が一の方向へ移動する第1平面上の移動空間を他の空間と区画するゲート本体の前記第1平面に対して上向きに傾斜した傾斜面上の第1表示部に画像を表示する工程と、
前記第1表示部の近傍で画像を撮影する工程と、
を有するとともに、
前記ゲート本体に所定の間隔で複数の光源を配置した第2表示部の前記複数の光源の発光個所を移動させることによって前記一の方向を示す工程を有する、
ゲート制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、ゲート装置、ゲートシステム、ゲート制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラ等の画像取得装置で取得した画像から利用者の顔の画像を抽出し、その特徴量をデータベースと照合して利用者を認証し、認証結果によって、鉄道駅の改札口等のゲートを制御する技術がある。このような顔認証の技術を用いた自動改札機に関連する技術として、特許文献1がある。
【0003】
この特許文献1にあっては、自動改札機に設けられた撮像部が撮影した画像から利用者を認証し、別途読み取られた電子媒体からの乗車券情報と照合する処理が行われている。また照合結果によってゲートを開閉することにより、自動改札機の不正通行を防止する構成が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-159795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この開示は、特許文献1に開示されているゲート装置を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本願の第1の態様にかかるゲート装置は、認証対象が一の方向へ移動する第1平面と交差する第2平面に沿って設けられて前記認証対象の移動空間を他の空間と区画するゲート本体と、該ゲート本体に、前記第1平面、第2平面と交差し、第1平面に対して上向きに傾斜して設けられた傾斜面と、該傾斜面上に画像を表示する表示部と、該表示部の近傍で画像を撮影する画像取得部とを有する。
【0007】
本願の第2の態様にかかるゲート制御方法は、認証対象が一の方向へ移動する第1平面上の移動空間を他の空間と区画するゲート本体の前記第1平面に対して上向きに傾斜した表示面に画像を表示する工程と、前記表示面の近傍で画像を撮影する工程と、撮影された画像から認証対象を識別する工程とを有する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この開示にかかるゲート装置の最小構成例の外観を示す斜視図である。
図1Aのゲート装置で行われるゲート制御方法の工程を示すフローチャートである。
この開示の第1実施形態にかかるゲート装置を備えたゲートシステムを斜め上方視した斜視図である。
図2の装置を正面上方視した斜視図である。
第1実施形態の一使用態様の側面図である。
第1実施形態の他の使用態様の正面図である。
第1実施形態のゲートシステムのブロック図である。
第1実施形態の表示部を拡大した斜視図である。
第2実施形態のゲートシステムを正面上方視した斜視図である。
第3実施形態のゲートシステムを正面上方視した斜視図である。
ゲート本体とサーバ装置とにより構成されるゲートシステムを示す図である。
第4実施形態にかかるゲート装置の第一の斜視図である。
第4実施形態にかかるゲート装置の第二の斜視図である。
サーバ装置のハードウェア構成を示す図である。
サーバ装置の機能ブロック図である。
登録端末の機能ブロック図である。
第4実施形態によるゲート装置の処理フローを示す図である。
第4実施形態によるサーバ装置の処理フローを示す図である。
第4実施形態にかかるゲート装置の第三の斜視図である。
第4実施形態にかかるゲート装置の最小構成を示す図である。
第4実施形態にかかる最小構成のゲート装置による処理フローを示す図である。
第1変形例の斜視図である。
第2変形例の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
顔認証に際し、撮像部の撮影範囲が広すぎる場合には、画像に含まれる多くの利用者の画像から、認証すべき対象となる利用者の顔画像の特徴量を抽出するために多くのデータを処理する必要があるため、多くの処理過程を必要とし、また、撮像部の撮影範囲が狭すぎる場合には、撮影された画像に顔認証の対象となる利用者の画像が必ず含まれるとは限らないという課題がある。
【0010】
また、撮像部に撮影された画像における利用者の顔の向きは様々であり、必ずしも、予め登録された特徴量との比較に適切な特徴量を有する画像が得られるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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