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公開番号2024112914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2024082704,2022184113
出願日2024-05-21,2018-04-27
発明の名称方法
出願人メキシケム フロー エセ・ア・デ・セ・ヴェ
代理人個人,個人
主分類C10M 107/38 20060101AFI20240814BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約【課題】テトラフルオロプロペンエポキシド由来の部分フッ素化ポリエーテルポリマーの使用および調製方法を提供する。
【解決手段】2-ブロモ-テトラフルオロプロパン-3-オールを、アルカリまたはアルカリ土類金属の水酸化物溶液、2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンである化合物、および式[OCRR1CR2R3]nの部分フッ素化ポリエーテルと反応させることを含むテトラフルオロ1,2-エポキシプロパンを調製するための方法であって、式中、nは、5~100であり、Rは、FまたはHであり、R1は、CF3であり、R2は、FまたはHであり、R3は、Hである、方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
式[OCRR

CR





(式中、nが、5~100であり、Rが、FまたはHであり、R

が、CF

であり、R

が、FまたはHであり、R

が、Hである)の部分フッ素化ポリエーテルの、潤滑剤としての、使用。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
式[OCRR

CR





(式中、nが、5~100であり、Rが、FまたはHであり、R

が、CF

であり、R

が、FまたはHであり、R

が、Hである)の部分フッ素化ポリエーテルの、熱伝達組成物における、使用。
【請求項3】
前記部分フッ素化ポリエーテルが、2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンまたは1,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンを重合することによって得られる、請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
前記重合反応が、カチオン開始剤、アニオン開始剤、または有機金属ベースの開始剤を使用して開始される、請求項3に記載の使用。
【請求項5】
前記開始剤が、アルカリ金属tert-ブトキシド、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム、硫酸、金属塩化物、またはフッ化セシウムなどの金属フッ化物である、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
前記開始剤が、有機亜鉛化合物または有機アルミニウム化合物である、請求項5に記載の使用。
【請求項7】
前記開始剤が、Zn(C





、(C



ZnOCH



、[Zn(OCH



(C



ZnOCH



]、(Zn(OCH





、[C



ZnMP]

[ZnMP



(式中、MPはCH

OCH

CH(CH

)O-である)、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、およびトリイソブチルアルミニウムからなる群から選択される、請求項6に記載の使用。
【請求項8】
式[OCRR

CR





(式中、nが、5~100であり、Rが、FまたはHであり、R

が、CF

であり、R

が、FまたはHであり、R

が、Hである)の部分フッ素化ポリエーテルを含む、潤滑剤組成物。
【請求項9】
式[OCRR

CR





(式中、nが、5~100であり、Rが、FまたはHであり、R

が、CF

であり、R

が、FまたはHであり、R

が、Hである)の部分フッ素化ポリエーテルを含む、熱伝達組成物。
【請求項10】
Rが、Hであり、R

が、CF

であり、R

が、Hであり、R

が、Fである、またはRが、Fであり、R

が、CF

であり、R

が、Hであり、R

が、Hである、請求項8または9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパン、および2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンである化合物、ならびに2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンなどのテトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンおよび1,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンなどの他の関連するテトラフルオロプロペンエポキシド由来のフッ素化ポリエーテルポリマーを調製する方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
本発明はまた、3-アセトキシ-2-ブロモ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンおよび2-ブロモ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパン-3-オール、2,3,3,3-テトラフルオロプロペンなどのテトラフルオロプロペンから、3-アセトキシ-2-ブロモ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンなどの3-アセトキシ-2-ブロモ-テトラフルオロプロパンを調製する方法、3-アセトキシ-2-ブロモ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンなどの3-アセトキシ-2-ブロモ-テトラフルオロプロパンから、2-ブロモ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパン-3-オールなどの2-ブロモ-テトラフルオロプロパン-3-オールを調製する方法、2-ブロモ-テトラフルオロプロパン-3-オールからテトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンを調製する方法、ならびに2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンおよび1,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンなどの他の関連するテトラフルオロプロペンエポキシド由来の部分フッ素化ポリエーテルポリマーの調製に関する。
【0003】
ポリエーテルは、重要な商業的価値を持つ重要なクラスの材料である。それらは一般に、発泡体、封止剤、界面活性剤、エラストマー、および生物医学的構成要素などの製品の製造に使用される。
【0004】
フッ素化エポキシドの重合は、当該技術分野で知られている。フッ素化エポキシドの開環重合により、油性またはグリース状のオリゴマーが生成される可能性があり、これを真空ポンプ油および高性能の潤滑剤に利用することができる。
【0005】
3,3,3-トリフルオロ-1,2-エポキシプロパンの重合は、例えば、J.Am.Chem.Soc.,2010,132,16520 to 16525,Makromol.Chem.,Rapid Commun.,13,363 to 370,JP05-051445 and JP09-110980に記載されている。
【0006】
ヘキサフルオロプロピレンオキシドの重合は、例えば、EP0062325およびWO2010/101337に記載されている。
【発明の開示】
【0007】
本明細書における以前に公開された文献の列挙もしくは考察は、文献が技術水準の一部であるか、または技術常識であることの認識として必ずしも解釈されるべきではない。
【0008】
これまで、テトラフルオロプロペンエポキシドの重合は報告されていない。
【0009】
2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンおよび1,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパンなどのテトラフルオロプロペンエポキシドを得る方法、およびこれらのエポキシドを重合する方法が望ましい。
【0010】
本発明は、式[OCRR

CR





の部分フッ素化ポリエーテルであって、式中、nは、20~60など、5~100であり、Rは、FまたはHであり、R

は、CF

であり、R

は、FまたはHであり、R

は、Hである、部分フッ素化ポリエーテルと、ポリ(2,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパン)およびポリ(1,3,3,3-テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパン)などの他のポリ(テトラフルオロ-1,2-エポキシプロパン)などのポリエーテルの調製のための方法と、を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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