TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024118092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024288
出願日2023-02-20
発明の名称電池及びフレキシブルプリント配線板
出願人メクテック株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G01K 1/14 20210101AFI20240823BHJP(測定;試験)
要約【課題】セルの温度を測定する温度測定素子の配置構造を単純化することのできる電池及びフレキシブルプリント配線板を提供する。
【解決手段】FPC100は、コネクタが接続される第1FPC部と、第1FPC部から分岐する分岐部112を介して設けられる第2FPC部と、を備え、第1FPC部には、セル10の一方の面側に配されて、前記一方の面の温度を測定する第1温度測定素子Sが設けられ、第2FPC部には、セル10の他方の面側に配されて、前記他方の面の温度を測定する第2温度測定素子Sが設けられることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
セルと、
前記セルの温度を測定する温度測定素子が接続されたフレキシブルプリント配線板と、を備える電池であって、
前記フレキシブルプリント配線板は、
コネクタが接続される第1フレキシブルプリント配線板部と、
第1フレキシブルプリント配線板部から分岐する分岐部を介して設けられる第2フレキシブルプリント配線板部と、
を備え、
第1フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの一方の面側に配されて、前記一方の面の温度を測定する第1温度測定素子が設けられ、
第2フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの他方の面側に配されて、前記他方の面の温度を測定する第2温度測定素子が設けられることを特徴とする電池。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
第1フレキシブルプリント配線板部は直線状の第1本体部を有し、かつ、第2フレキシブルプリント配線板部は直線状の第2本体部を有しており、
第1本体部と第2本体部とが前記分岐部によって接続されると共に、
前記分岐部が180°折り曲げられることで、第1温度測定素子が前記セルの一方の面側に配され、かつ、第2温度測定素子が前記セルの他方の面側に配されることを特徴とする請求項1に記載の電池。
【請求項3】
第1フレキシブルプリント配線板部は直線状の第1本体部を有し、かつ、第2フレキシブルプリント配線板部は直線状の第2本体部を有しており、
第1本体部と第2本体部とが前記分岐部によって接続されると共に、
前記分岐部が撓んで第1フレキシブルプリント配線板部と第2フレキシブルプリント配線板部との間に段差が形成されることで、第1温度測定素子が前記セルの一方の面側に配され、かつ、第2温度測定素子が前記セルの他方の面側に配されることを特徴とする請求項1に記載の電池。
【請求項4】
第1フレキシブルプリント配線板部は、第1本体部から枝分かれし、かつ、第1本体部に対して接合される第1枝部を有すると共に、
第2フレキシブルプリント配線板部は、第2本体部から枝分かれし、かつ、第2本体部に対して接合される第2枝部を有していることを特徴とする請求項2または3に記載の電池。
【請求項5】
第1枝部は複数の直線状の第1枝部構成部により構成され、かつ、第2枝部は複数の直線状の第2枝部構成部により構成されることを特徴とする請求項4に記載の電池。
【請求項6】
第1枝部は、単一の直線状の第1枝部構成部により構成され、かつ第1枝部構成部は少なくとも1箇所で180°折り曲げられた状態で配されると共に、
第2枝部は、単一の直線状の第2枝部構成部により構成され、かつ第2枝部構成部は少なくとも1箇所で180°折り曲げられた状態で配されることを特徴とする請求項4に記載の電池。
【請求項7】
少なくとも、第1本体部と第1枝部との接合部と、第2本体部と第2枝部との接合部において、絶縁を保ちつつ電気配線が立体交差することにより、第1温度測定素子における第1グランド配線と第2温度測定素子における第2グランド配線は、少なくとも第1フレキシブルプリント配線板部における前記コネクタの接続部では、1本のグランド配線に合流されていることを特徴とする請求項4に記載の電池。
【請求項8】
電池を構成するセルの温度を測定する温度測定素子が接続されたフレキシブルプリント配線板であって、
コネクタが接続される第1フレキシブルプリント配線板部と、
第1フレキシブルプリント配線板部から分岐する分岐部を介して設けられる第2フレキシブルプリント配線板部と、
を備え、
第1フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの一方の面側に配されて、前記一方の面の温度を測定する第1温度測定素子が設けられ、
第2フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの他方の面側に配されて、前記他方の面の温度を測定する第2温度測定素子が設けられることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
【請求項9】
第1フレキシブルプリント配線板部は直線状の第1本体部を有し、かつ、第2フレキシブルプリント配線板部は直線状の第2本体部を有しており、
第1本体部と第2本体部とが前記分岐部によって接続されると共に、
前記分岐部が180°折り曲げられることで、第1温度測定素子が前記セルの一方の面側に配され、かつ、第2温度測定素子が前記セルの他方の面側に配されることを特徴とする請求項8に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項10】
第1フレキシブルプリント配線板部は直線状の第1本体部を有し、かつ、第2フレキシブルプリント配線板部は直線状の第2本体部を有しており、
第1本体部と第2本体部とが前記分岐部によって接続されると共に、
前記分岐部が撓んで第1フレキシブルプリント配線板部と第2フレキシブルプリント配線板部との間に段差が形成されることで、第1温度測定素子が前記セルの一方の面側に配され、かつ、第2温度測定素子が前記セルの他方の面側に配されることを特徴とする請求項8に記載のフレキシブルプリント配線板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池及びフレキシブルプリント配線板に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
二次電池などの電池においては、電池を構成するセルの温度管理が必要なことがあり、温度測定用の配線を電池内に配置させる技術が知られている(特許文献1参照)。二次電池の場合、複数のセルが積層されたセルスタックにより構成されることが多い。従来技術のように、ワイヤー状の電線の先端に温度を測定するセンサーを有する構成の場合、センサーを電池内部に配置する構造が一般的に複雑化してしまう。そのため、セルの両面の温度を測定する構造を採用するのは難しく、また、複数個所に精度良くセンサーを配置するのも難しかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6047810号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、セルの温度を測定する温度測定素子の配置構造を単純化することのできる電池及びフレキシブルプリント配線板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0006】
すなわち、本発明の電池は、
セルと、
前記セルの温度を測定する温度測定素子が接続されたフレキシブルプリント配線板と、を備える電池であって、
前記フレキシブルプリント配線板は、
コネクタが接続される第1フレキシブルプリント配線板部と、
第1フレキシブルプリント配線板部から分岐する分岐部を介して設けられる第2フレキシブルプリント配線板部と、
を備え、
第1フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの一方の面側に配されて、前記一方の面の温度を測定する第1温度測定素子が設けられ、
第2フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの他方の面側に配されて、前記他方の面の温度を測定する第2温度測定素子が設けられることを特徴とする。
【0007】
また、本発明のフレキシブルプリント配線板は、
電池を構成するセルの温度を測定する温度測定素子が接続されたフレキシブルプリント配線板であって、
コネクタが接続される第1フレキシブルプリント配線板部と、
第1フレキシブルプリント配線板部から分岐する分岐部を介して設けられる第2フレキシブルプリント配線板部と、
を備え、
第1フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの一方の面側に配されて、前記一方の面の温度を測定する第1温度測定素子が設けられ、
第2フレキシブルプリント配線板部には、前記セルの他方の面側に配されて、前記他方の面の温度を測定する第2温度測定素子が設けられることを特徴とする。
【0008】
これらの発明によれば、セルを挟み込むように、第1フレキシブルプリント配線板部と第2フレキシブルプリント配線板部を配置することにより、温度測定素子をセルに対する所望の箇所に配置させることができる。そして、第1フレキシブルプリント配線板部と第2フレキシブルプリント配線板部は分岐部を介して繋がっているので、第1温度測定素子と第2温度測定素子との位置関係が定まり、配置精度も高められる。また、複数のセルが積層されたセルスタックに適用する場合であっても、ワイヤー状の配線を用いる場合に比べて、セル間に温度測定素子を配置させるための構造を簡易にすることができる。
【0009】
第1フレキシブルプリント配線板部は直線状の第1本体部を有し、かつ、第2フレキシブルプリント配線板部は直線状の第2本体部を有しており、
第1本体部と第2本体部とが前記分岐部によって接続されると共に、
前記分岐部が180°折り曲げられることで、第1温度測定素子が前記セルの一方の面側に配され、かつ、第2温度測定素子が前記セルの他方の面側に配されるとよい。
【0010】
これにより、分岐部を180°折り曲げた状態で、セルを挟み込むように、第1フレキシブルプリント配線板部と第2フレキシブルプリント配線板部を配置することにより、温度測定素子をセルに対する所望の箇所に配置させることができる。また、第1温度測定素子と第2温度測定素子との位置関係を簡単に定めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社コロナ
石油ストーブ
5日前
太陽誘電株式会社
センサ
1日前
個人
電気抵抗の測定方法
13日前
株式会社トプコン
測量装置
28日前
太陽誘電株式会社
検出装置
1か月前
太陽誘電株式会社
検出装置
16日前
株式会社トプコン
測量装置
5日前
株式会社トプコン
測量装置
28日前
エイブリック株式会社
半導体装置
1か月前
スガ試験機株式会社
ガス腐食試験機
1か月前
CKD株式会社
錠剤検査装置
20日前
日本碍子株式会社
ガスセンサ
26日前
北陽電機株式会社
光電センサ
12日前
株式会社東芝
センサ
16日前
株式会社キーエンス
超音波流量センサ
16日前
株式会社日立国際電気
試験装置
1か月前
大和製衡株式会社
組合せ計量装置
6日前
ローム株式会社
磁気検出装置
6日前
ニデック株式会社
測定用治具
13日前
株式会社ジークエスト
感温センサー
16日前
大陽日酸株式会社
液面センサ
26日前
愛知製鋼株式会社
位置推定システム
19日前
三菱マテリアル株式会社
温度センサ
1日前
株式会社チノー
放射光導光型温度計
16日前
ニデック株式会社
測定用治具
13日前
株式会社イシダ
電子秤
1か月前
株式会社トクヤマ
全固体型イオン選択性電極
26日前
株式会社 システムスクエア
検査装置
5日前
株式会社ヒロハマ
包装用容器の気密検査治具
22日前
東レ株式会社
センサー素子及びガスセンサー
19日前
中央精機株式会社
変角平行光投光装置
26日前
TDK株式会社
磁気検出システム
22日前
トヨタ自動車株式会社
電力供給システム
1か月前
TDK株式会社
センサモジュール
22日前
ホシデン株式会社
センサ装置
16日前
株式会社SUBARU
ナビゲーション装置
1か月前
続きを見る