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公開番号2024104196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008306
出願日2023-01-23
発明の名称ヒータ、および加熱装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 3/18 20060101AFI20240726BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】始動時の応答速度が速く、且つ、省電力化を図ることができるヒータ、および加熱装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係るヒータは、印字の消去に用いられるヒータである。前記ヒータは、金属、またはセラミックスを含み、一方の方向に延びる形状を有する基板と;前記基板の、一方の面側に設けられ、前記基板の長手方向に沿って延びる発熱体と;前記基板の長手方向に沿って延び、前記発熱体を覆う保護部と;を具備している。前記基板の厚みは、0.3mm以上、1.0mm以下である。前記基板の幅寸法は、5mm以上、15mm以下である。前記基板の長さは、250mm以上、400mm以下である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
印字の消去に用いられるヒータであって、
金属、またはセラミックスを含み、一方の方向に延びる形状を有する基板と;
前記基板の、一方の面側に設けられ、前記基板の長手方向に沿って延びる発熱体と;
前記基板の長手方向に沿って延び、前記発熱体を覆う保護部と;
を具備し、
前記基板の厚みは、0.3mm以上、1.0mm以下であり、
前記基板の幅寸法は、5mm以上、15mm以下であり、
前記基板の長さは、250mm以上、400mm以下であるヒータ。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
印字の消去に用いられる加熱装置であって、
請求項1記載のヒータと;
湾曲した形状を有し、前記ヒータが埋め込まれるステーと;
前記ヒータが埋め込まれた前記ステーを覆うフィルムベルトと;
を具備した加熱装置。
【請求項3】
前記ステーに埋め込まれた前記ヒータに対向するプレスローラをさらに具備した請求項2記載の加熱装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ヒータ、および加熱装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
熱による印字、および熱による印字の消去が可能なリライタブル用紙がある。一般的に、リライタブル用紙の表面には、可逆性感熱記録層が設けられている。可逆性感熱記録層が設けられたリライタブル用紙に加熱による印字を行い、その後、急冷すると印字が定着する。印字がされたリライタブル用紙を加熱し、その後、徐冷すると印字が消去される。
【0003】
そのため、リライタブルプリンタなどには、リライタブル用紙への印字を行う印字装置と、リライタブル用紙の印字の消去を行う消去装置とが設けられている。
【0004】
印字装置には、発熱素子を有するサーマルヘッドが設けられ、印字の消去のための加熱温度よりも高い温度にリライタブル用紙を加熱することで、加熱後の急冷、ひいては印字の定着が行える様にしている。
【0005】
消去装置には、リライタブル用紙を加熱するヒートローラと、リライタブル用紙をヒートローラに押し付けるプレスローラとが設けられている。ヒートローラの内部にはハロゲンヒータが設けられ、ヒートローラとプレスローラとに挟まれたリライタブル用紙に熱を伝えることで、加熱後の徐冷、ひいては印字の消去が行える様にしている。
【0006】
ここで、加熱装置(消去装置)の熱源にはハロゲンヒータが用いられている。しかしながら、ハロゲンヒータには必要な温度に達するまでの時間が長くなるという問題がある。またさらに、ハロゲンヒータが設けられたヒートローラの温度が必要な温度に達するまでの時間はさらに長くなる。そのため、熱源にハロゲンヒータを用いると、始動時の応答速度が遅くなる。また、待機時においては、ヒートローラの温度を維持する必要があるので、消費電力が大きくなる。
そこで、始動時の応答速度が速く、且つ、省電力化を図ることができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2011-076319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、始動時の応答速度が速く、且つ、省電力化を図ることができるヒータ、および加熱装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に係るヒータは、印字の消去に用いられるヒータである。前記ヒータは、金属、またはセラミックスを含み、一方の方向に延びる形状を有する基板と;前記基板の、一方の面側に設けられ、前記基板の長手方向に沿って延びる発熱体と;前記基板の長手方向に沿って延び、前記発熱体を覆う保護部と;を具備している。前記基板の厚みは、0.3mm以上、1.0mm以下である。前記基板の幅寸法は、5mm以上、15mm以下である。前記基板の長さは、250mm以上、400mm以下である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、始動時の応答速度が速く、且つ、省電力化を図ることができるヒータ、および加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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