TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024102723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006808
出願日2023-01-19
発明の名称監視プログラム,監視装置および監視方法
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人真田特許事務所,個人
主分類G06F 11/30 20060101AFI20240724BHJP(計算;計数)
要約【課題】機器から収集した情報を遅滞なくユーザに通知できるようにする。
【解決手段】予め計測した複数の機器それぞれの情報応答時間に基づいて、複数の機器のうちの第1機器の情報応答時間内に情報応答を完了する第2機器を複数の機器のうちから抽出し、第1機器と第2機器とに並行してポーリングを実施して情報の収集を行なう。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数の機器と通信路を介して接続される監視装置のプロセッサに、
前記複数の機器それぞれの情報応答時間を予め計測し、
前記計測された情報応答時間に基づいて、前記複数の機器のうちの第1機器の情報応答時間内に情報応答を完了する第2機器を前記複数の機器のうちから抽出し、
前記第1機器と前記第2機器とに並行してポーリングを実施して情報の収集を行なう
処理を実行させる監視プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記情報応答時間が、前記機器に対する前記情報の収集を開始してから前記情報の収集が完了するまでの全体時間と、前記機器に対する前記情報の収集を開始してから前記情報の収集が完了するまでの間において行なわれる前記ポーリングにかかる時間であるポーリング時間とを含み、
前記情報応答時間を予め計測する処理は、前記複数の機器のそれぞれについて、前記全体時間と前記ポーリング時間とをそれぞれ複数回計測する処理を含み、
前記第2機器を抽出する処理は、前記第1機器の前記ポーリング時間の最短値に対して、前記第2機器の前記全体時間の最長値が短い場合に、前記第2機器を抽出する処理を含む
ことを特徴とする、請求項1に記載の監視プログラム。
【請求項3】
前記第2機器を抽出する処理は、
前記第1機器の前記ポーリング時間の最短値に対して、複数の前記第2機器の前記全体時間の最長値の合計値が短い場合に、前記複数の第2機器を抽出する処理を含む
ことを特徴とする、請求項2に記載の監視プログラム。
【請求項4】
前記通信路が、I2C(Inter-Integrated Circuit)通信路であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の監視プログラム。
【請求項5】
複数の機器と通信路を介して接続される監視装置であって、
前記複数の機器それぞれの情報応答時間を予め計測する計測部と、
前記計測された情報応答時間に基づいて、前記複数の機器のうちの第1機器の情報応答時間内に情報応答を完了する第2機器を前記複数の機器のうちから抽出する抽出部と、
前記第1機器と前記第2機器とに並行してポーリングを実施して情報の収集を行なう情報収集部と
を備えることを特徴とする監視装置。
【請求項6】
複数の機器と通信路を介して接続される監視装置のプロセッサが、
前記複数の機器それぞれの情報応答時間を予め計測し、
前記計測された情報応答時間に基づいて、前記複数の機器のうちの第1機器の情報応答時間内に情報応答を完了する第2機器を前記複数の機器のうちから抽出し、
前記第1機器と前記第2機器とに並行してポーリングを実施して情報の収集を行なう
処理を実行することを特徴とする監視方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、監視プログラム,監視装置および監視方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
サーバコンピュータ等において、マザーボード上に管理プロセッサを搭載し、この管理プロセッサによって周辺機器を監視することが行なわれている。
【0003】
例えば、管理プロセッサにおいて管理プログラムを実行し、I2C(Inter-Integrated Circuit)通信を介して周辺機器の情報をポーリングで収集し、収集した情報をユーザに通知することが行なわれている。収集する情報を監視情報といってよい。
【0004】
情報収集対象の周辺機器は、例えば、温度センサ等の各種センサや、PCIe(Peripheral Component Interconnect-Express)スロットに接続されるカード(PCIeカード)であってよい。また、監視情報は、周辺機器の実装状態を示す情報や外部接続機器との通信状態、温度情報等の通知であってよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-157074号公報
特開平11-194915号公報
特開昭60―27973号公報
特開2015-11716号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これらの情報収集対象の周辺機器においては、監視情報の応答時間に大きな差がある。例えば、温度センサは温度の計測値を送信するだけなので数十msecで監視情報を応答するが、PCIeデバイスは、デバイスの識別情報,デバイス名,ベンダー名等を送信するため、監視情報の応答に数百msecかかるものもある。
【0007】
従来の監視手法においては、管理プロセッサが複数の周辺機器の情報をポーリングで収集する際に、監視情報の応答時間が長い周辺機器があると、これにより監視情報の収集時間が延び、監視情報に異常が検出された場合にユーザへの通知が遅くなるという課題がある。
【0008】
1つの側面では、本発明は、機器から収集した情報を遅滞なくユーザに通知できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このため、この監視プログラムは、複数の機器と通信路を介して接続される監視装置のプロセッサに、前記複数の機器それぞれの情報応答時間を予め計測し、前記計測された情報応答時間に基づいて、前記複数の機器のうちの第1機器の情報応答時間内に情報応答を完了する第2機器を前記複数の機器のうちから抽出し、前記第1機器と前記第2機器とに並行してポーリングを実施して情報の収集を行なう処理を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
一実施形態によれば、機器から収集した情報を遅滞なくユーザに通知できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
情報処理システム
5日前
個人
防災情報システム
18日前
個人
指先受の付いたマウス。
1日前
個人
介護者指名システム
12日前
コクヨ株式会社
収納ケース
1か月前
有限会社マイコム
制御盤のAI見積
25日前
中国電力株式会社
販売支援方法
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
27日前
個人
施解錠制御システム
1か月前
エムケー精工株式会社
洗車場システム
14日前
個人
生活困窮者相談業務支援システム
1か月前
株式会社Haul
採用支援方法
13日前
個人
災害情報表示システム
22日前
株式会社にしがき
会員権システム
19日前
株式会社Asuka
本人認証方法
15日前
トヨタ自動車株式会社
表認識方法
19日前
株式会社アジラ
行動推定システム
1か月前
株式会社mov
情報処理装置
12日前
個人
人流データ取得システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
19日前
株式会社JVCケンウッド
処理装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
株式会社INFIY
情報処理システム
28日前
株式会社野村総合研究所
提案推薦装置
1か月前
長屋印刷株式会社
思い出の品保管方法
18日前
個人
オフラインバックアップシステム
7日前
セコム工業株式会社
物品管理具
1か月前
株式会社アイラボ
ICタグ広告
4日前
株式会社mov
情報処理システム
5日前
株式会社ベルク
製品管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電力供給システム
11日前
株式会社ラング
画像表示システム
26日前
個人
画面ビルダ
26日前
続きを見る