TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024100445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023004443
出願日2023-01-16
発明の名称充電システムおよび充電方法
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240719BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気自動車の充電の利便性を向上できる充電システムおよび充電方法を提供すること。
【解決手段】電気自動車を充電する充電システムは、電気自動車の蓄電部に電力を供給する第1充電部を備える充電ユニットと、平面視略矩形の駐車スペースに電気自動車が駐車した場合に、電気自動車の左側と右側とを結んだ線に平行となる左右方向に配設され、充電ユニットが取り付けられ、外部電源から電流が供給されるバスバーの一部を囲み、充電ユニットの移動をガイドするガイド部材とを備え、ガイド部材に取り付けられた充電ユニットは、左右方向に移動可能であり、充電ユニットが備える第1充電部がバスバーと接続される複数の第2充電部のいずれかと接続することで、第1充電部に接続されている電気自動車が充電される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車を充電する充電システムであって、
電気自動車の蓄電部に電力を供給する第1充電部を備える充電ユニットと、
平面視略矩形の駐車スペースに前記電気自動車が駐車した場合に、前記電気自動車の左側と右側とを結んだ線に平行となる左右方向に配設され、前記充電ユニットが取り付けられ、外部電源から電流が供給されるバスバーの一部を囲み、前記充電ユニットの移動をガイドするガイド部材と
を備え、
前記ガイド部材に取り付けられた前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、
前記充電ユニットが備える前記第1充電部が前記バスバーと接続される複数の第2充電部のいずれかと接続することで、前記第1充電部に接続されている前記電気自動車が充電される、充電システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記バスバーと、前記第2充電部との間の接続をオンオフするスイッチ
をさらに備える、請求項1に記載の充電システム。
【請求項3】
前記第1充電部と前記第2充電部との接続を検出する検出部
をさらに備え、
前記スイッチは、前記検出部が前記第1充電部と前記第2充電部とが接続したことを検出した場合に前記バスバーと、前記第2充電部との間の接続をオンにする、請求項2に記載の充電システム。
【請求項4】
複数の前記充電ユニット
を備え、
前記ガイド部材に取り付けられた複数の前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、
複数の前記充電ユニットの各々が備える前記第1充電部と前記ガイド部材に囲まれている前記バスバーと接続される第2充電部とが接続することで、複数の前記第1充電部の各々に接続されている前記電気自動車が充電される、請求項1に記載の充電システム。
【請求項5】
前記ガイド部材は、中空であり、前記充電ユニットを前記左右方向に移動可能にするための溝部材を有する、請求項1に記載の充電システム。
【請求項6】
前記ガイド部材は、前記第1充電部と対向する面に第1開口部を有し、
前記スイッチは、前記第1開口部から前記バスバーに着脱可能に取り付けられる、請求項2に記載の充電システム。
【請求項7】
前記第1開口部を塞ぐ第1蓋部と、
前記第1蓋部に設けられた第2開口部と、
前記第2開口部を塞ぐ第2蓋部と
をさらに備え、
前記第2開口部は、前記第1充電部と前記第2充電部とが接続可能な大きさを有する、請求項6に記載の充電システム。
【請求項8】
電気自動車を充電する充電システムが実行する充電方法であって、
電気自動車の蓄電部に電力を供給する第1充電部を備える充電ユニットと、
平面視略矩形の駐車スペースに前記電気自動車が駐車した場合に、前記電気自動車の左側と右側とを結んだ線に平行となる左右方向に配設され、前記充電ユニットが取り付けられ、外部電源から電流が供給されるバスバーの一部を囲み、前記充電ユニットの移動をガイドするガイド部材と
を備え、
前記ガイド部材に取り付けられた前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、
前記充電方法は、
前記充電ユニットが備える前記第1充電部と前記バスバーと接続される第2充電部とが接続するステップと、
前記第1充電部に接続されている前記電気自動車を充電するステップと
を有する、充電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電システムおよび充電方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車は、一般的に、バッテリに蓄電された電力によってモータを駆動させるため、バッテリの電力が無くなったときにはモータを駆動することができなくなり、自走できなくなる。したがって、バッテリには常に電力を蓄電しておく必要がある。バッテリに電力を充電するには、相当の時間を要するため、車庫などに充電装置を設置し、電気自動車を使用していない時間帯に、電気自動車を車庫に駐車してバッテリに充電する。
【0003】
電気自動車などの電動車両を充電する技術に関して、ケーブルの取り回し性を向上することができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、外部電源からの電力により充電され、蓄電装置を搭載した電動車両が停車する車庫であって、平面視略矩形の電動車両の駐車スペースと、駐車スペースにおける電動車両の前後方向の少なくとも一辺の両端に配される一対の支柱と、一対の支柱の間を連結するように配設されるフレームと、を備え、フレームは、中空形状に形成されるとともに、底面または側面には電動車両の前後方向に沿って開口部が形成されており、フレームの内部における上方には外部電源からの電流が通流するバスバーが、電動車両の前後方向に沿って配設され、バスバーに接続することで電動車両に対して給電可能に構成された給電アームが、開口部に沿って移動可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-163045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
充電器を利用したい利用者が増えた場合、集合住宅では、利用者の数に対して充電スペースが限られているため、充電スペースを交代で利用しなければならない。また、充電器が定置型であるため、車両への充電が終了している場合でも、車両を移動させないと、充電器を使用できない。
仮に、追加の充電器を導入しようとしても、設置費用がかかりハードルが高い。
車両ごとに充電口の位置が異なる場合には、充電器のケーブルが長くなり取り回しが大変である。
本発明の目的は、電気自動車の充電の利便性を向上できる充電システムおよび充電方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、電気自動車を充電する充電システムであって、電気自動車の蓄電部に電力を供給する第1充電部を備える充電ユニットと、平面視略矩形の駐車スペースに前記電気自動車が駐車された場合に、前記電気自動車の左側と右側とを結んだ線に平行となる左右方向に配設され、前記充電ユニットが取り付けられ、外部電源から電流が供給されるバスバーの一部を囲み、前記充電ユニットの移動をガイドするガイド部材とを備え、前記ガイド部材に取り付けられた前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、前記充電ユニットが備える前記第1充電部が前記バスバーと接続される複数の第2充電部のいずれかと接続することで、前記第1充電部に接続されている前記電気自動車が充電される、充電システムである。
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の充電システムにおいて、前記バスバーと、前記第2充電部との間の接続をオンオフするスイッチをさらに備える。
(3)本発明の一態様は、上記(2)に記載の充電システムにおいて、前記第1充電部と前記第2充電部との接続を検出する検出部をさらに備え、前記スイッチは、前記検出部が前記第1充電部と前記第2充電部とが接続したことを検出した場合に前記バスバーと、前記第2充電部との間の接続をオンにする。
(4)本発明の一態様は、上記(1)に記載の充電システムにおいて、複数の前記充電ユニットを備え、前記ガイド部材に取り付けられた複数の前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、複数の前記充電ユニットの各々が備える前記第1充電部と前記ガイド部材に囲まれている前記バスバーと接続される第2充電部とが接続することで、複数の前記第1充電部の各々に接続されている前記電気自動車が充電される。
(5)本発明の一態様は、上記(1)に記載の充電システムにおいて、前記ガイド部材は、中空であり、前記充電ユニットを前記左右方向に移動可能にするための溝部材を有する。
(6)本発明の一態様は、上記(2)に記載の充電システムにおいて、前記ガイド部材は、前記第1充電部と対向する面に第1開口部を有し、前記スイッチは、前記第1開口部から前記バスバーに着脱可能に取り付けられる。
(7)本発明の一態様は、上記(6)に記載の充電システムにおいて、前記第1開口部を塞ぐ第1蓋部と、前記第1蓋部に設けられた第2開口部と、前記第2開口部を塞ぐ第2蓋部とをさらに備え、前記第2開口部は、前記第1充電部と前記第2充電部とが接続可能な大きさを有する。
【0007】
(8)本発明の一態様は、電気自動車を充電する充電システムが実行する充電方法であって、電気自動車の蓄電部に電力を供給する第1充電部を備える充電ユニットと、平面視略矩形の駐車スペースに前記電気自動車が駐車した場合に、前記電気自動車の左側と右側とを結んだ線に平行となる左右方向に配設され、前記充電ユニットが取り付けられ、外部電源から電流が供給されるバスバーの一部を囲み、前記充電ユニットの移動をガイドするガイド部材とを備え、前記ガイド部材に取り付けられた前記充電ユニットは、前記左右方向に移動可能であり、前記充電方法は、前記充電ユニットが備える前記第1充電部と前記バスバーと接続される第2充電部とが接続するステップと、前記第1充電部に接続されている前記電気自動車を充電するステップとを有する、充電方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電気自動車の充電の利便性を向上できる充電システムおよび充電方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る充電システム10の構成例を示す図である。
本実施形態に係る充電システム10に含まれるガイド部材100と、充電ユニット200との一例を示す図である。
本実施形態に係る充電システム10に含まれるガイド部材100と、充電ユニット200との一例を示す図である。
本実施形態に係る充電システム10に含まれるガイド部材100と、充電ユニット200との一例を示す図である。
本実施形態に係る充電システム10の一例を示す図である。
本実施形態に係る充電システム10の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態の変形例に係る充電システム10aに含まれるガイド部材100aと、充電ユニット200との一例を示す図である。
実施形態の変形例に係る充電システム10aに含まれるガイド部材100aと、充電ユニット200との一例を示す図である。
実施形態の変形例に係る充電システム10aに含まれるガイド部材100aと、充電ユニット200との一例を示す図である。
実施形態の変形例に係る充電システム10aの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本実施形態の充電システムおよび充電方法を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
また、本願でいう「XXに基づいて」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また、「XXに基づいて」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば、任意の情報)である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社発明屋
光起電システム
3日前
個人
配電盤設置方法
9日前
ニデック株式会社
ステータ
3日前
株式会社発明ラボックス
蓄電電池
14日前
株式会社アイシン
回転電機
11日前
三菱電機株式会社
駆動回路
今日
中国電力株式会社
接地線穴カバー
9日前
ローム株式会社
複合電源回路
7日前
株式会社カネカ
独立システム
8日前
株式会社アイドゥス企画
連結ドラムモータ
7日前
新電元工業株式会社
電源装置
8日前
新電元工業株式会社
絶縁電源
8日前
三菱電機モビリティ株式会社
電力変換装置
今日
住友電装株式会社
ブラケット
2日前
富士電機株式会社
電力変換装置
8日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
1日前
株式会社ダイヘン
電力供給装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
11日前
未来工業株式会社
配線ボックス
11日前
株式会社NTTドコモ
中継装置
14日前
株式会社デンソー
リニアモータ
3日前
株式会社豊田自動織機
電子機器
3日前
株式会社NTTドコモ
中継装置
14日前
エイブリック株式会社
DC-DCコンバータ
11日前
株式会社東光通商
熱電発電装置
7日前
オムロン株式会社
電力変換装置
今日
株式会社アイシン
ステータ
11日前
株式会社アイシン
電源装置
8日前
国立大学法人 長崎大学
発電装置
14日前
日本精工株式会社
接続装置
9日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
9日前
株式会社村田製作所
電力制御装置
14日前
ミネベアミツミ株式会社
ステータ組立体
今日
ミツミ電機株式会社
直流電源装置
8日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
3日前
株式会社ダイヘン
双方向コンバータ
3日前
続きを見る