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公開番号
2024100178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-26
出願番号
2023003979
出願日
2023-01-13
発明の名称
ポンプ装置
出願人
株式会社ゴールドウイン
代理人
個人
主分類
F04B
45/02 20060101AFI20240719BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】シンプルな構造で使いやすく、未使用時の外形がコンパクトで携行しやすいポンプ装置を提供する。
【解決手段】環状に形成され柔軟な布材であって、両端部に閉鎖部16と底部材18とが取り付けられた伸縮用布部材22を備える。底部材18はエアノズルを有する。伸縮用布部材22の、軸方向と直角な断面の形状を保持させるため、伸縮用布部材22の軸方向の途中に固定された環状骨部材24を備える。伸縮用布部材22の、環状骨部材24との境界部に設けたスリット状の開閉口26を備える。伸縮用布部材22の内面側の、開閉口26を覆う位置に重なり、両端部が伸縮用布部材22に固定された弁体用布部材32を備える。PUSH操作/PULL操作が行われると、筒形伸縮部材12の内部が正圧/負圧になって弁体用布部材30が外向き/内向きに移動し、弁体用布部材30によって開閉口26が開/閉される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
蛇腹状に形成されて軸方向に伸縮する筒形伸縮部材と、前記筒形伸縮部材の一方の端部を閉鎖した閉鎖部と、前記筒形伸縮部材の反対側の開口端を閉鎖する底部材と、前記底部材に取り付けられて、前記筒形伸縮部材の中の空気を外へ送り出すエアノズルとを備え、
前記筒形伸縮部材は、環状に形成され柔軟な布材であって、両端部に前記閉鎖部と前記底部材とが各々取り付けられた伸縮用布部材と、前記伸縮用布部材の前記軸方向と直角な断面の形状を保持させるため、前記軸方向の途中の前記伸縮用布部材に固定された環状骨部材と、前記伸縮用布部材の、前記環状骨部材との境界部に設けられたスリット状の開閉口と、前記開閉口よりも大きいサイズの柔軟な布材であって、前記伸縮用布部材の内面側の、前記開閉口を覆う位置に重なり、前記軸方向の両端部が前記伸縮用布部材に固定された弁体用布部材とで構成され、
前記筒形伸縮部材の閉鎖部を前記底部材に近づける操作が行われると、前記筒形伸縮部材の内部が正圧になって前記弁体用布部材が外向きに移動し、前記弁体用布部材によって前記開閉口が気密に閉鎖され、前記閉鎖部を前記底部材から引き離す操作が行われると、前記筒形伸縮部材の内部が負圧になって前記弁体用布部材が内向きに移動し、前記開閉口を通じて外部の空気が流れ込むことを特徴とするポンプ装置。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
複数組の前記開閉口及び前記弁体用布部材が設けられ、これらが前記伸縮用布部材の周方向に等間隔又は任意の所定間隔に配置されている請求項1記載のポンプ装置。
【請求項3】
複数個の前記環状骨部材が設けられ、これらが前記伸縮用布部材の前記軸方向に間隔を空けて配置されている請求項1記載のポンプ装置。
【請求項4】
前記閉鎖部は、前記筒形伸縮部材の開口端に沿って取り付けられた柔軟な環状ベルトと、前記環状ベルトの、互いに対向する2箇所に取り付けられた一対の連結部材とを備える請求項1乃至3のいずれか記載のポンプ装置。
【請求項5】
前記閉鎖部は、前記筒形伸縮部材の一方の開口した端部を開閉可能に閉鎖する請求項4記載のポンプ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱用の空気室を備えた防寒衣服、エアーマット、浮き袋等の対象物に空気を供給するためのポンプ装置に関し、特に、人の力により空気を送り出すタイプのポンプ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に開示されているように、足踏み式の空気圧縮装置があった。この空気圧縮装置は、枢支部により枢支され且つ弾性体にて各々が反発しあう状態にある2つの係止部と、吸気用逆止弁、排気用逆止弁及び蛇腹部を有し、蛇腹部は側面視で略三角状で、蛇腹部の両端が2つの前記係止部に各々係止された空気圧縮部とで構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭50-144114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の空気圧縮装置は、弾性体を備えており構造が複雑で比較的重量があり、未使用時の外形もコンパクトとは言えないので、日常的な使用や常時携行して使用するには不便である。
【0005】
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、シンプルな構造で使いやすく、未使用時の外形がコンパクトで携行しやすいポンプ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、蛇腹状に形成されて軸方向に伸縮する筒形伸縮部材と、前記筒形伸縮部材の一方の端部を閉鎖した閉鎖部と、前記筒形伸縮部材の反対側の開口端を閉鎖する底部材と、前記底部材に取り付けられて、前記筒形伸縮部材の中の空気を外へ送り出すエアノズルとを備え、
前記筒形伸縮部材は、環状に形成され柔軟な布材であって、両端部に前記閉鎖部と前記底部材とが各々取り付けられた伸縮用布部材と、前記伸縮用布部材の、前記軸方向と直角な断面の形状を保持させるため、前記軸方向の途中の前記伸縮用布部材に固定された環状骨部材と、前記伸縮用布部材の、前記環状骨部材との境界部に設けられたスリット状の開閉口と、前記開閉口よりも大きいサイズの柔軟な布材であって、前記伸縮用布部材の内面側の、前記開閉口を覆う位置に重なり、前記軸方向の両端部が前記伸縮用布部材に固定された弁体用布部材とで構成され、
前記筒形伸縮部材の閉鎖部を前記底部材に近づける操作が行われると、前記筒形伸縮部材の内部が正圧になって前記弁体用布部材が外向きに移動し、前記弁体用布部材によって前記開閉口が気密に閉鎖され、前記閉鎖部を前記底部材から引き離す操作が行われると、前記筒形伸縮部材の内部が負圧になって前記弁体用布部材が内向きに移動し、前記開閉口を通じて外部の空気が流れ込むポンプ装置である。
【0007】
複数組の前記開閉口及び前記弁体用布部材が設けられ、これらが前記伸縮用布部材の周方向に等間隔又は任意の所定間隔に配置されている構成にすることができる。また、複数個の前記環状骨部材が設けられ、これらが前記伸縮用布部材の前記軸方向に間隔を空けて配置されている構成にすることができる。
【0008】
前記閉鎖部は、前記筒形伸縮部材の開口端に沿って取り付けられた柔軟な環状ベルトと、前記環状ベルトの、互いに対向する2箇所に取り付けられた一対の連結部材とで構成しても良い。前記閉鎖部は、前記筒形伸縮部材の一方の開口した端部を開閉可能に閉鎖するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のポンプ装置は、シンプルな構造で非常に操作しやすく、空気を効率よく送り出すことができる。また、小型化と軽量化が容易で、未使用時は極低背でコンパクトな外形になるので、常時携帯する際も邪魔にならず、日常的に使用可能であり非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明のポンプ装置の一実施形態の使用状況を示す図であって、筒形伸縮部材を軸方向に伸ばした状態を示す斜視図(a)、軸方向に縮めた状態を示す斜視図(b)である。
この実施形態のポンプ装置の、筒形伸縮部材を軸方向に伸ばして第一開口端を開放した状態を示す斜視図(a)、平面図(b)である。
伸縮用布部材、環状骨部材、弁体用布部材及び環状ベルトの接続構造の一例を示す図であって、縫製により接続した場合のA-A断面の接続構造を示す模式図(a)、B1-B1及びB2-B2断面の接続構造を示す模式図(b)である。
この実施形態のポンプ装置が使用された時の筒形伸縮部材の動作を示すA-A断面図(a)と、B1-B1及びB2-B2断面図(b)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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