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公開番号2024097698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-19
出願番号2023001351
出願日2023-01-06
発明の名称制御装置及び制御方法
出願人長瀬産業株式会社,スズキ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240711BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】異常が検出された蓄電池より下位側の蓄電池の電力を有効に活用可能な制御装置及び制御方法を実現する。
【解決手段】BMU(11a~41d)は、少なくとも1つの蓄電池(12a~42d)の異常を検出する異常検出部と、異常検出部によって異常が検出された場合、異常検出配列を切り離し、かつ、異常が検出されない蓄電池に設けられる他のBMUと通信可能な状態を維持する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の蓄電池のそれぞれに設けられる制御装置であって、
隣り合う制御装置同士が通信可能となるように第1方向に沿って一列に接続することにより配列が形成され、
前記配列は隣接するように複数形成され、前記複数の配列の先頭に位置する制御装置同士が通信可能となるように第2方向に沿って一列に接続されており、
前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1つの蓄電池の異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部によって前記異常が検出された場合、前記異常が検出された蓄電池を含む配列である異常検出配列を電力線から切り離し、かつ、前記異常検出配列に含まれる蓄電池のうち、前記異常が検出されない蓄電池に設けられる他の制御装置と通信可能な状態を維持する制御部と、
を備えることを特徴とする制御装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記異常検出部によって前記配列の先頭以外に位置する蓄電池の異常が検出された場合、前記異常検出配列を前記電力線から切り離し、かつ、前記異常検出配列の先頭に位置する他の制御装置と通信可能な状態を維持する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記異常検出部によって前記配列の先頭以外に位置する蓄電池の異常が検出された場合、前記異常が検出された蓄電池を含む電池ユニットの動作を停止させ、前記電池ユニットの位置を基準として、前記電池ユニットから前記異常検出配列の先頭に向かう方向とは逆方向に位置する他の電池ユニットの動作を停止させる
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、所定システムから前記蓄電池の充放電に関する指令を受信する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第1方向及び前記第2方向に沿って格子状に配置される
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
複数の蓄電池のそれぞれに設けられる制御装置に用いられる制御方法であって、
隣り合う制御装置同士が通信可能となるように第1方向に沿って一列に接続することにより配列が形成され、
前記配列は隣接するように複数形成され、前記複数の配列の先頭に位置する制御装置同士が通信可能となるように第2方向に沿って一列に接続されており、
前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1つの蓄電池の異常を検出し、
前記異常が検出された蓄電池を含む配列である異常検出配列を電力線から切り離し、かつ、前記異常検出配列に含まれる蓄電池のうち、前記異常が検出されない蓄電池に設けられる他の制御装置と通信可能な状態を維持する、
ことを特徴とする制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池ユニットに異常が発生した場合に、異常が発生していない電池ユニットのみで運転を継続する縮退運転が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-125952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、上述の縮退運転の具体的な方法については何ら記載されていない。
【0005】
本開示の一態様は、蓄電池の電力を有効に活用可能な制御装置及び制御方法を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る制御装置は、複数の蓄電池のそれぞれに設けられる制御装置であって、隣り合う制御装置同士が通信可能となるように第1方向に沿って一列に接続することにより配列が形成され、前記配列は隣接するように複数形成され、前記複数の配列の先頭に位置する制御装置同士が通信可能となるように第2方向に沿って一列に接続されており、前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1つの蓄電池の異常を検出する異常検出部と、前記異常検出部によって前記異常が検出された場合、前記異常が検出された蓄電池を含む配列である異常検出配列を電力線から切り離し、かつ、前記異常検出配列に含まれる蓄電池のうち、前記異常が検出されない蓄電池に設けられる他の制御装置と通信可能な状態を維持する制御部と、を備える。
【0007】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る制御方法は、複数の蓄電池のそれぞれに設けられる制御装置に用いられる制御方法であって、隣り合う制御装置同士が通信可能となるように第1方向に沿って一列に接続することにより配列が形成され、前記配列は隣接するように複数形成され、前記複数の配列の先頭に位置する制御装置同士が通信可能となるように第2方向に沿って一列に接続されており、前記複数の蓄電池のうち、少なくとも1つの蓄電池の異常を検出し、前記異常が検出された蓄電池を含む配列である異常検出配列を電力線から切り離し、かつ、前記異常検出配列に含まれる蓄電池のうち、前記異常が検出されない蓄電池に設けられる他の制御装置と通信可能な状態を維持する。
【0008】
本開示の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記制御装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、蓄電池の電力を有効に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る蓄電システムの一例を示す概略構成図である。
本開示の実施形態に係る電池ユニットの一例を示す概略構成図である。
本開示の実施形態に係る所定装置の機能ブロック図である。
本開示の実施形態に係る制御装置の一動作例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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