特許ウォッチ

公開番号2024095392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212665
出願日2022-12-28
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240703BHJP(信号)
要約【課題】改善された、移動体の接近を歩行者に気付かせるための技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置10は、制御部13を備える。制御部13は、歩行者3の近傍を走行する第1移動体を検出した場合、歩行者3の周辺エリア内において音を発生させる機器を特定し、特定した機器から発生する音が低減するように制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
歩行者の近傍を走行する第１移動体を検出した場合、前記歩行者の周辺エリア内において音を発生させる機器を特定し、特定した前記機器から発生する音が低減するように制御する制御部を備える、情報処理装置。
続きを表示（約 620 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記歩行者の位置情報及び複数の移動体の位置情報に基づいて、前記複数の移動体のうちから前記第１移動体を検出し、前記複数の移動体のうちから前記音を発生させる機器として第２移動体を特定する、請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記複数の移動体のそれぞれは、動作モードとして、自律走行する第１モードと、自律走行中に自装置から発生する音を前記第１モードよりも低減して自律走行する第２モードとを有し、前記第１モードと前記第２モードとを切り替え可能であり、
前記情報処理装置は、通信部をさらに備え、
前記制御部は、前記第２移動体に、前記第２モードへの動作モードの切り替えを指示する指示信号を前記通信部によって送信する、請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記第２移動体から発生する音は、駆動用モータの回転音を含み、
前記第２モードは、前記移動体の走行速度を前記第１モードよりも低速にする動作モードである、請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記第２移動体から発生する音は、前記第２移動体のスピーカから出力させる音を含み、
前記第２モードは、前記スピーカの出力音量を前記第１モードよりも減らすか若しくはゼロにするか、又は、前記スピーカからの音の出力を停止する動作モードである、請求項３に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、移動体の接近を歩行者に気付かせるための技術が知られている。例えば、特許文献１には、車両の接近を報知する必要があると判断された場合に車両の接近を報知する車両接近報知システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－１９８２９５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
移動体の接近を歩行者に気付かせるための従来の技術には、改善の余地がある。例えば、歩行者は、周辺の音によって、移動体の接近に気付けない場合がある。
【０００５】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、改善された、移動体の接近を歩行者に気付かせるための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、制御部を備える。前記制御部は、歩行者の近傍を走行する第１移動体を検出した場合、前記歩行者の周辺エリア内において音を発生させる機器を特定し、特定した前記機器から発生する音が低減するように制御する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一実施形態によれば、改善された、移動体の接近を歩行者に気付かせるための技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。
図１に示すシステムのブロック図である。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法の手順例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
【００１０】
（システムの構成）
図１に示すように、システム１は、情報処理装置１０と、複数の移動体２０と、信号機３０と、音響機器３１とを含む。ただし、システム１は、信号機３０及び音響機器３１を含まなくてもよい。また、システム１は、少なくとも１つの移動体２０を含めばよい。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許