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公開番号
2024098289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-23
出願番号
2023001699
出願日
2023-01-10
発明の名称
走行データ分類装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20240716BHJP(信号)
要約
【課題】人手によらずに自動的に走行データを分類することができる走行データ分類装置を提供する。
【解決手段】走行データ分類装置10は、車両の原動機のアウトプットトルクの複数種類の移動平均値を含む説明変数の時系列データである入力データを用いて、走行データを収集しているときに車両が走行していた地点に対応する走行路名を推定する学習済みモデルが記憶されているストレージ12を備えている。この学習済みモデルは、入力データと、走行データを収集しているときに車両が走行していた地点に対応する走行路名を示す正解データと、を含む訓練データを用いて教師有り学習されている。走行データ分類装置10は、ストレージ12に記憶されている学習済みモデルを用いて、入力データから走行路名に対応する推定値を出力する推定処理及びその推定値に基づいて走行データを走行路名に当てはめて分類する分類処理を実行するプロセッサ11を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
センサを搭載した車両を走行させながら前記センサで収集した前記車両の原動機のアウトプットトルクを含む走行データを、予め設定した複数の走行路名に当てはめて分類する走行データ分類装置であり、
前記車両の原動機のアウトプットトルクの複数種類の移動平均値を含む説明変数の時系列データである入力データを用いて、前記走行データを収集しているときに前記車両が走行していた地点に対応する前記走行路名を推定する学習済みモデルであって、前記入力データと、前記走行データを収集しているときに前記車両が走行していた地点に対応する前記走行路名を示す正解データと、を含む訓練データを用いて教師有り学習された前記学習済みモデルが記憶されている記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている前記学習済みモデルを用いて、前記入力データから前記走行路名に対応する推定値を出力する推定処理及び前記推定値に基づいて前記走行データを前記走行路名に当てはめて分類する分類処理を実行する処理回路と、を備えている
走行データ分類装置。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記学習済みモデルが、長・短期記憶ニューラルネットワークである
請求項1に記載の走行データ分類装置。
【請求項3】
前記説明変数は、操舵角の情報を含んでいる
請求項1に記載の走行データ分類装置。
【請求項4】
前記説明変数は、アクセル開度の情報を含んでいる
請求項1に記載の走行データ分類装置。
【請求項5】
前記説明変数は、車速の情報を含んでいる
請求項1に記載の走行データ分類装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は車両を走行させながら収集した走行データを分類する走行データ分類装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
車両を走行させながら車両に搭載したセンサによってデータを収集することがある。特許文献1には、テストコースを走行する試験車両が開示されている。また、特許文献1には、複数の試験車両が走行しているテストコースの縮小図に、各試験車両を表す像を表示する管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-093356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両を走行させながら収集した走行データを解析する際には、収集した走行データを走行路の種類毎に分類することがある。収集した走行データの内容を目視で確認して分類を行うと、時間と、人手がかかる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための走行データ分類装置は、センサを搭載した車両を走行させながら前記センサで収集した前記車両の原動機のアウトプットトルクを含む走行データを、予め設定した複数の走行路名に当てはめて分類する。走行データ分類装置は、記憶装置と、処理回路と、を備えている。記憶装置には、前記車両の原動機のアウトプットトルクの複数種類の移動平均値を含む説明変数の時系列データである入力データを用いて、前記走行データを収集しているときに前記車両が走行していた地点に対応する前記走行路名を推定する学習済みモデルであって、前記入力データと、前記走行データを収集しているときに前記車両が走行していた地点に対応する前記走行路名を示す正解データと、を含む訓練データを用いて教師有り学習された前記学習済みモデルが記憶されている。処理回路は、前記記憶装置に記憶されている前記学習済みモデルを用いて、前記入力データから前記走行路名に対応する推定値を出力する推定処理及び前記推定値に基づいて前記走行データを前記走行路名に当てはめて分類する分類処理を実行する。
【発明の効果】
【0006】
上記の走行データ分類装置は、人手によらずに自動的に、走行データを分類することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、走行データ分類装置の構成を示す模式図である。
図2は、訓練データの取得の仕方の一例を説明するグラフである。
図3は、長・短期記憶ニューラルネットワークの概念を説明する説明図である。
図4は、学習処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、推定処理及び分類処理にかかる処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、推定値を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、走行データ分類装置の一実施形態について、図1から図6を参照して説明する。
<走行データ分類装置10の構成>
図1は走行データ分類装置10の構成を示している。走行データ分類装置10は、コンピュータである。走行データ分類装置10は、処理回路であるプロセッサ11と、記憶装置であるストレージ12と、補助記憶装置であるメモリ13と、を備えている。また、走行データ分類装置10は、入力装置14と、表示装置15と、入出力インターフェース16と、通信装置17も備えている。入力装置14は、例えば、キーボードである。入力装置14はタッチパネルであってもよい。これらプロセッサ11、ストレージ12、メモリ13、入力装置14、表示装置15、入出力インターフェース16、及び通信装置17のそれぞれは、バス18を介して接続されている。
【0009】
ストレージ12にはプログラムが記憶されている。プロセッサ11はストレージ12に記憶されているプログラムを実行して各種の処理を実行する。走行データ分類装置10は、走行データを分類する。走行データは、センサを搭載した車両を走行させながらセンサで収集したデータである。具体的には、走行データは、車両に搭載されたトルクセンサによって検出したアウトプットトルクの時系列データを含んでいる。走行データ分類装置10は、この走行データを、予め設定した複数の走行路名に当てはめて分類する。要するに、走行データ分類装置10は、走行データが、どの走行路を走行しているときに取得した走行データであるのかを推定する。そして、その推定結果に従って走行データを走行路名に当てはめて分類する。
【0010】
<アウトプットトルク>
トルクセンサは、車両のドライブシャフトに接続されている。ドライブシャフトは、車両の原動機の出力軸である。例えば、原動機は、エンジンである。なお、原動機は、モータであってもよい。また、原動機は、エンジンとモータとを組み合わせたハイブリッドシステムであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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