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公開番号2024094782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211556
出願日2022-12-28
発明の名称給水システム
出願人SANEI株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類E03B 3/28 20060101AFI20240703BHJP(上水;下水)
要約【課題】空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に水の生成能力が追いつかない場合に対処することが可能な給水システムを提供する。
【解決手段】飲料水を供給する給水システム1である。空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置2と、創水装置2からの生成水を除菌濾過する第1塩素添加装置4a及び濾過装置3と、濾過装置3からの濾過水を貯留する貯水タンク5と、貯水タンク5内の濾過水が所定量を下回ったときに貯水タンク5に水道水54を供給する第2ポンプ6bと、貯水タンク5から飲料水供給先53に濾過水及び/又は水道水を供給する第1ポンプ6aと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
飲料水を供給する給水システムであって、
空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置と、
該創水装置からの前記生成水を除菌濾過する除菌濾過装置と、
該除菌濾過装置からの濾過水を貯留する貯水タンクと、
前記貯水タンク内の前記濾過水が所定量を下回ったときに前記貯水タンクに水道水を供給する第2ポンプと、
前記貯水タンクから飲料水供給先に前記濾過水及び/又は前記水道水を供給する第1ポンプと、を有する給水システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記除菌濾過装置と前記貯水タンクとの間には前記濾過水の水質を検知する分析計が配設されており、
前記第2ポンプと前記貯水タンクとの間の配管には第1水道水開閉バルブが配設されており、
前記第2ポンプと前記飲料水供給先との間の配管には第2水道水開閉バルブが配設されており、
前記分析計において水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたとき、前記第1ポンプが止められ、前記第1水道水開閉バルブが閉じられ前記第2水道水開閉バルブが開けられ前記第2ポンプが作動させられて、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給される給水システム。
【請求項3】
請求項2において、
雨水を貯留する雨水タンクを備え、
該雨水タンクからの水を水質を問わないトイレや洗車等の用途に使用可能とされており、
前記分析計により前記濾過水の水質が飲用に不適合とされ前記第1ポンプが止められたときに前記貯水タンクに入っている水を前記雨水タンクに移送することができるようになっている給水システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給水システムに関する。詳しくは、空気から水を生成するとともに水の需要が水の生成能力を上回る場合に対処することが可能な給水システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空気中に含まれる水分を凝結させて飲料水等の上水を生成する方法が知られている。特許文献1に開示された技術においては、導入した空気を減菌処理したのちの減菌処理済空気中の水分を結露させて結露水を生成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6782045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された技術においては、結露水中に空気中のウイルスが混入することを防いで、空気から安全性の高い水を生成することができる。しかし、空気中に含まれる水分は季節によって大きく変動し、冬場等の乾燥時には水の需要に対して水の生成能力が追い付かない事態が生ずるという問題があった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、空気から生成した水を上水として使用するとともに、水の需要に水の生成能力が追いつかない場合に対処することが可能な給水システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、飲料水を供給する給水システムであって、空気に含まれる水分を凝結させて生成水を得る創水装置と、該創水装置からの前記生成水を除菌濾過する除菌濾過装置と、該除菌濾過装置からの濾過水を貯留する貯水タンクと、前記貯水タンク内の前記濾過水が所定量を下回ったときに前記貯水タンクに水道水を供給する第2ポンプと、前記貯水タンクから飲料水供給先に前記濾過水及び/又は前記水道水を供給する第1ポンプと、を有することを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、空気中に含まれる水分が充分ある場合は、創水装置によって生成された生成水を除菌濾過した濾過水のみを飲料水供給先に供給することで水道水の使用を低減できる。そして、空気からの生成水だけでは需要がまかなえず、貯水タンク内の濾過水が所定量を下回ったときには水道水を貯水タンクに供給して濾過水の不足分を補うことができる。これによって、季節によって変動する空気中に含まれる水分量に関わらず、安定して飲料水供給先に濾過水及び/又は水道水を供給することができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記除菌濾過装置と前記貯水タンクとの間には前記濾過水の水質を検知する分析計が配設されており、前記第2ポンプと前記貯水タンクとの間の配管には第1水道水開閉バルブが配設されており、前記第2ポンプと前記飲料水供給先との間の配管には第2水道水開閉バルブが配設されており、前記分析計において水質が飲用に不適合である旨の信号が発せられたとき、前記第1ポンプが止められ、前記第1水道水開閉バルブが閉じられ前記第2水道水開閉バルブが開けられ前記第2ポンプが作動させられて、前記水道水のみが前記飲料水供給先に供給されることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、濾過水が飲用に不適合である場合、濾過水は飲料水供給先に供給されず水道水のみが飲料水供給先に供給されるので、安全性が担保できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第2発明において、雨水を貯留する雨水タンクを備え、該雨水タンクからの水を水質を問わないトイレや洗車等の用途に使用可能とされており、前記分析計により前記濾過水の水質が飲用に不適合とされ前記第1ポンプが止められたときに前記貯水タンクに入っている水を前記雨水タンクに移送することができるようになっていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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