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公開番号2024092480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208436
出願日2022-12-26
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06Q 20/40 20120101AFI20240701BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者によるサービスの利用時に利用者識別情報を取得できない場合にも、サービス利用明細を当該利用者により確実に関連付けて記録する。
【解決手段】サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得する第1取得部(11)と、第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、第1生体情報、および、第1利用者によって利用されたサービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶する第1関連付部(12)と、提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および、第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得する第2取得部(13)と、第1生体情報および第2生体情報を照合する照合部(14)と、照合に成功した場合に、第1識別情報に関連付けられたサービス利用明細に基づく情報を、第2識別情報に関連付けて記憶装置に記憶する第2関連付部(15)と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得する第1取得手段と、
前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶する第1関連付手段と、
前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得する第2取得手段と、
前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合する照合手段と、
照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶する第2関連付手段と、
を含む情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶した後、前記第1生体情報を前記記憶装置から削除する削除手段、
をさらに含む、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第1取得手段は、前記第1利用者が利用する第1端末であって、第1復号鍵を記憶した第1端末から当該第1復号鍵に対応する第1暗号鍵をさらに取得し、
前記第1関連付手段は、前記第1暗号鍵により暗号化した前記第1生体情報を、前記第1識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶し、
前記第2取得手段は、前記第2利用者が利用する第2端末から第2復号鍵をさらに取得し、
前記照合手段は、前記第2復号鍵を用いて、前記暗号化された第1生体情報の復号に成功した場合に、前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合する、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記サービス利用明細は、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容に応じて付与される特典情報をさらに含む、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記照合手段によって、前記第2生体情報に合致する複数の前記第1生体情報が特定された場合、
前記第2関連付手段は、複数の前記第1生体情報それぞれを識別する前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶する、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記識別情報記憶媒体は、前記サービスの利用者に付与される記憶媒体である、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記識別情報記憶媒体は、前記第2利用者が利用する携帯端末に含まれる、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
1以上のプロセッサが、
サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得することと、
前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶することと、
前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得することと、
前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合することと、
照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶することと、
を含む情報処理方法。
【請求項9】
コンピュータを、
サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得する第1取得手段と、
前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶する第1関連付手段と、
前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得する第2取得手段と、
前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合する照合手段と、
照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶する第2関連付手段と、
として機能させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サービスの利用者を管理する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
サービスの利用者を管理するため、利用者識別情報を記憶させた利用者カード(ICカード、磁気カード等)を発行することが知られている。そのようなサービスでは、利用者が提示した利用者カードから利用者識別情報を読み取り、読み取った利用者識別情報に対して、当該利用者が利用したサービス利用明細を関連付けて記録する。記録されるサービス利用明細は、サービスの利用に応じて当該利用者に付与される特典情報(ポイント等)を含むこともある。ところが、利用者は、利用者カードの持参を忘れる等といったように、サービス利用時に利用者カードを提示しない場合がある。このような場合にもサービス利用明細を記録するための技術が、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1に記載された技術は、利用者カードを提示しない利用者が商品を購入する場合に、購入額に応じたポイント数を示すコードシンボルが印刷された印刷媒体を発行する。利用者は、発行された印刷媒体を保管し、後日、利用者カードおよび印刷媒体を持参して店舗を来訪する。また、当該技術は、利用者カードの読み取りと印刷媒体の読み取りとが連続して行われた場合に、利用者カードから読み取った利用者識別情報と、印刷媒体から読み取ったコードシンボルが示すポイント数と、を関連付けて管理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-186746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術においては、利用者による利用者カード忘れ等によりサービスの利用時に利用者識別情報を取得できない場合に、ポイント数等を含むサービス利用明細を当該利用者に確実に関連付けることができないという問題がある。例えば、利用者にとって印刷媒体の管理が煩雑であり、その後に印刷媒体を持参しない場合もある。この場合、当該ポイント数と利用者識別情報との関連付けは行われない。また、印刷媒体が他人に譲渡される可能性もあるため、印刷媒体の持参者が、当該印刷媒体が発行された際に商品を購入した利用者であるとは限らない。
【0006】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、利用者によるサービスの利用時に利用者識別情報を取得できない場合にも、サービス利用明細を当該利用者により確実に関連付けて記録する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得する第1取得手段と、前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶する第1関連付手段と、前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得する第2取得手段と、前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合する照合手段と、照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記
記憶装置に記憶する第2関連付手段と、を含む。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、1以上のプロセッサが、サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得することと、前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶することと、前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得することと、前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合することと、照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶することと、を含む。
【0009】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、サービスの提供施設に来訪した第1利用者の第1生体情報を取得する第1取得手段と、前記第1生体情報を識別する第1識別情報に対して、前記第1生体情報、および、前記第1利用者によって利用された前記サービスの内容を含むサービス利用明細を関連付けて記憶装置に記憶する第1関連付手段と、前記提供施設に来訪した第2利用者の第2生体情報、および前記第2利用者が提示する識別情報記憶媒体に記憶された第2識別情報を取得する第2取得手段と、前記第1生体情報および前記第2生体情報を照合する照合手段と、照合に成功した場合に、前記第1識別情報に関連付けられた前記サービス利用明細に基づく情報を、前記第2識別情報に関連付けて前記記憶装置に記憶する第2関連付手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、利用者によるサービスの利用時に利用者識別情報を取得できない場合にも、サービス利用明細を当該利用者により確実に関連付けて記録することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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