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公開番号2024101990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023195891
出願日2023-11-17
発明の名称人物の姿勢状態を識別する方法、装置及びシステム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/70 20170101AFI20240723BHJP(計算;計数)
要約【課題】人物の姿勢状態を識別するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、人物の姿勢状態を識別するための方法及び装置を提供する。その方法は、人物の直立中心軸を中心とした人物の1つまたは複数の身体部分の回転を検出すること及び人物の1つまたは複数の身体部分の回転に基づいて1つまたは複数の身体部分の非対称スコアを計算することを含む。非対称スコアは、人物の姿勢状態のレベルに関連する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
人物の直立中心軸を中心とした前記人物の1つまたは複数の身体部分の回転を検出し、
前記人物の1つまたは複数の身体部分の回転に基づいて1つまたは複数の身体部分の非対称スコアを計算し、前記非対称スコアは、前記人物の姿勢状態のレベルに関連する人物の姿勢状態を識別するための方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
基準線に対する前記人物の画像から、前記人物の2つの身体部分位置を接続する第1の線の角度を検出し、前記人物の直立中心軸を中心とする人物の1つまたは複数の身体部分の回転の検出は、前記角度に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の線が、前記人物の第1の身体部分の左側の身体部分位置と右側の身体部分位置とを、正面から見て接続し、
前記基準線が、前記正面から見て前記人物の第2の身体部分の左側の身体部分位置と右側の身体部分位置とを接続する第2の線を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記基準線が、前記人物の別の2つの身体部分位置を接続する第3の線である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
さらに、前記人物の直立中心軸に沿った最も近い点からの身体部分位置の第1の距離を検出し、前記人物の1つまたは複数の身体部分の回転の検出及び/または前記人物の1つまたは複数の身体部分の非対称スコアの計算は、前記第1の距離に基づく、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
さらに、(i)人物の2つの身体部分位置、(ii)2つの身体部分位置間の中間点、または(iii)2つの身体部分位置を接続する第4の線のうちの1つから身体部分位置の第2の距離を検出し、前記人物の1つまたは複数の身体部分の回転の検出及び/または前記人物の1つまたは複数の身体部分の非対称スコアの計算は、前記第2の距離に基づく、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
さらに、前記人物が検出された1つまたは複数の画像における複数の身体部分の相対位置に基づいて前記人物の複数の身体部分位置を検出し、前記複数の身体部分位置のそれぞれが前記人物の身体部分に対応する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記人物の複数の身体部分位置を検出することは、前記複数の身体部分位置の1つに基づいて前記人物の身体部分位置を推定し、前記人物の複数の身体部分位置は、前記推定された身体部分位置をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
さらに、前記人物に関する人口統計学的データの受信し、非対称スコアの計算は、さらに前記人口統計学的データに基づく、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記非対称スコアは、複数の身体部分に関連する複数の非対称スコアのうちの1つであり、
さらに、前記複数の非対称スコアに基づいて前記人物の姿勢状態のレベルを計算する、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人物の姿勢状態を識別するための方法及び装置に関するが、これに限定されるものではない。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
姿勢は様々な体節が互いに相対的に整列することに関係する。良い姿勢とは、体節に加わるストレスが最小限になるように体の配置がバランスよく保たれていることを意味し、悪い姿勢とは、体の配置がバランスを崩していることを意味し、様々な体節に異常なストレスを引き起こし、異常な解剖学的適応、パフォーマンスの変化、効率の低下につながる可能性がある。
【0003】
姿勢分析は、運動系(骨、筋肉、靭帯)の機能及び神経系による運動系の制御の評価である。骨と筋肉の評価だけでなく、脊髄の配置も対象とする。姿勢分析では、人物の前面図、後面図、側面図から人物の正しい立位配置を調べることができる。
【0004】
姿勢分析では、経験豊富で熟練した理学療法士は、患者の姿勢をより正確かつ自信を持って評価することができるが、若手の理学療法士は患者の姿勢を正確かつ自信を持って評価するのに苦労するかもしれない。現在まで、画像上の目印を識別すること、特定の身体位置に反射マーカを置くこと、患者の足の下に圧力マットを利用することによる手動評価のような姿勢の評価にはいくつかの制限がある。画像からの計算された偏差のほとんどは、身体主関節の基準からのシフト(例えば、左/右)と傾斜(例えば、上下)に関してであるが、身体関節の回転を考慮していない。
【0005】
さらに、身体、顔面及び脊髄の目印(例えば、解剖学的ポイント)は、全体的な姿勢偏差を評価するために重要である。特に、脊髄の目印は、臨床医によって手動で提供される。各個人の姿勢は異なり、典型的には個人の若い年齢から形成され始める。さらに、骨構造の変形は、移動、傾斜及び回転の形で姿勢の変形を引き起こすこともある。したがって、個人の姿勢を矯正するための早期介入を得るために、小児から高齢者までの及び健康な個人から患者までのすべての年齢グループに対して、シフト及び/または傾斜の識別だけでなく、身体部分の回転の識別に基づいて個人の姿勢を評価することが重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記の問題の1つまたは複数に対処する人物の姿勢状態を識別するための方法及び装置の実施形態である。
【0007】
さらに、他の望ましい特徴及び特性は、添付の図面及び本開示の背景と併せて取られる、その後の詳細な説明及び添付の特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様において、本開示は、人物の直立中心軸の周りの人物の1つまたは複数の身体部分の回転を検出すること及び人物の1つまたは複数の身体部分の回転に基づいて1つまたは複数の身体部分の非対称スコアを計算することを含み、非対称スコアは、人物の姿勢状態のレベルに関連する、人物の姿勢状態を識別するための方法を提供する。
【0009】
第2の態様において、本開示は、少なくとも1つのプロセッサ及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを含み、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを使用して、人物の直立中心軸を中心とした人物の1つまたは複数の身体部分の回転を検出し、及び人物の1つまたは複数の身体部分の回転に基づいて、1つまたは複数の身体部分の非対称スコアを計算し、非対称スコア人は、人物の姿勢状態のレベルに関連することをサーバに実行させるように構成されている姿勢状態を識別するための装置を提供する。
【0010】
第3の態様において、本開示は、上記の態様の装置と、人物の1つまたは複数の画像をキャプチャするように構成された1つまたは複数の画像キャプチャ装置とを含み、1つまたは複数の画像は、正面から見た人物の画像及び/または矢状面を横切る人物の画像を含む人物の姿勢状態を識別するためのシステムを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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