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公開番号2024102721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006804
出願日2023-01-19
発明の名称匿名化装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20240724BHJP(計算;計数)
要約【課題】結合後に精度よく分析を行うことが可能な匿名化処理を行うことが難しい場合がある。
【解決手段】匿名化装置400は、所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する取得部421と、前記取得部421が取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する分割部422と、を有する。
【選択図】図12


特許請求の範囲【請求項1】
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する分割部と、
を有する
匿名化装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の匿名化装置であって、
前記分割部が分割した前記匿名化クラスタ集合に含まれるクラスタのうち所定の条件を満たすクラスタを統合または削除するクラスタ形成部を有する
匿名化装置。
【請求項3】
請求項2に記載の匿名化装置であって、
前記クラスタ形成部は、クラスタ内のデータ数に基づいて、クラスタを統合または削除する
匿名化装置。
【請求項4】
請求項2に記載の匿名化装置であって、
データには複数の組織が共通して有する共通準識別子と、固有準識別子とが含まれており、
前記クラスタ形成部は、前記共通準識別子と前記固有準識別子とに異なる重みを与えて算出するパラメータに基づいてクラスタの統合を行う
匿名化装置。
【請求項5】
請求項4に記載の匿名化装置であって、
前記クラスタ形成部は、前記共通準識別子に前記固有準識別子よりも大きい重みを与えて算出するパラメータに基づいてクラスタの統合を行う
匿名化装置。
【請求項6】
請求項1に記載の匿名化装置であって、
前記取得部は、複数の組織から取得したデータを結合した結果に対して匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す前記境界情報を取得する
匿名化装置。
【請求項7】
請求項1に記載の匿名化装置であって、
前記取得部は、自装置が有するデータのうちの少なくとも一部を含むデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する
匿名化装置。
【請求項8】
情報処理装置が、
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得し、
取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する
匿名化方法。
【請求項9】
情報処理装置に、
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得し、
取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する
処理を実現するためのプログラム。
【請求項10】
複数の組織からデータを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部が取得したデータを結合して匿名化処理を行う匿名化部と、
前記匿名化部による匿名化処理の結果に基づいて、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する境界情報取得部と、
を有する
決定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、匿名化装置、匿名化方法、プログラム、決定装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
データ活用時のプライバシー保護などを目的として、K -匿名化などの匿名化処理が行われている。
【0003】
匿名化処理について記載された文献として、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、顧客に関するデータベースを生成する複数の生成手段と、複数の生成手段により生成された複数のデータベースを結合する結合手段と、を備える情報処理システムが記載されている。特許文献1によると、結合手段は、各データベース間で共通する特徴である参照データが表す顧客の特徴が類似する特徴データ同士を結合するように、複数のデータベースを結合することを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-38780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているような匿名加工情報の結合を行う場合、各組織で匿名化を行う際のクラスタの切り方が異なることなどを理由として、平均値が近いもののクラスタ全体としての類似性が低いものを結合してしまうおそれがある。このように類似性の低いクラスタ同士を結合してしまう結果、結合後の分析精度が低下するおそれがあった。例えば、以上のように、結合後に精度よく分析を行うことが可能な匿名化処理を行うことが難しい場合がある、という課題が生じていた。
【0006】
そこで、本発明は、上述した課題を解決することが可能な匿名化装置、匿名化方法、プログラム、決定装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するため本開示の一形態である匿名化装置は、
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する分割部と、
を有する
という構成をとる。
【0008】
また、本開示の他の形態である匿名化方法は、
情報処理装置が、
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得し、
取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する
という構成をとる。
【0009】
また、本開示の他の形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
所定のデータに対する匿名化処理を行うことで特定された、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得し、
取得した前記境界情報に基づいて自装置が有するデータを複数のクラスタに分割することで匿名化クラスタ集合を生成する
処理を実現するためのプログラムである。
【0010】
また、本開示の他の形態である決定装置は、
複数の組織からデータを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部が取得したデータを結合して匿名化処理を行う匿名化部と、
前記匿名化部による匿名化処理の結果に基づいて、クラスタ間の境界を示す境界情報を取得する境界情報取得部と、
を有する
という構成をとる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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