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公開番号2024103618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024087375,2023092541
出願日2024-05-29,2019-12-04
発明の名称車両、車両の制御方法、及びコンピュータプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240725BHJP(信号)
要約【課題】対象者の体調異常を適切に判定する。
【解決手段】車両は、車両内の対象者の画像から対象者の特徴量を抽出する抽出手段と、特徴量を用いて対象者の体調異常を判定する判定手段と、体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を表示可能な第1領域と、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を表示可能な第2領域と、を有する表示手段と、を備える。第1領域と第2領域とは並んで設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出する抽出手段と、
前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定する判定手段と、
体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を表示可能な第1領域と、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を表示可能な第2領域と、を有する表示手段と、
を備え、
前記第1領域と前記第2領域とは並んで設けられる、
ことを特徴とする車両。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記表示手段は、前記体調異常に関する情報としての体調異常の原因又は対策の少なくとも一方と、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方とを併せて表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記体調異常に関する情報は、前記体調異常への対策が必要か否かの選択肢を含む、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記表示手段は、前記対策が必要と選択された場合において、前記対策を実施するのに適した走行ルートを表示させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記表示手段は、前記判定手段によって前記対象者が体調異常であると判定された場合に、車両の進行方向を表示する、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車両。
【請求項6】
前記表示手段は、車両が停車した後に前記体調異常に関する情報を表示させる、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車両。
【請求項7】
前記判定手段は、前記車両の挙動を示す情報または前記対象者の動作に基づいて、前記体調異常の原因を判定する、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の車両。
【請求項8】
表示手段を備える車両の制御方法であって、
前記車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出し、
前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定し、
体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を前記表示手段が有する第1領域に表示させ、
対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を、前記表示手段が有しており前記第1領域と並んで設けられる第2領域に表示させる、
ことを特徴とする車両の制御方法。
【請求項9】
少なくとも1つのコンピュータに、
表示手段を備える車両の制御方法であって、
車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出し、
前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定し、
体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を前記表示手段が有する第1領域に表示させ、
対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を、前記表示手段が有しており前記第1領域と並んで設けられる第2領域に表示させる、
車両の制御方法を実行させるコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、車両、車両の制御方法、及びコンピュータプログラムの技術分野に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種のシステムとして、対象者を撮像した画像に基づいて、対象者の状態を判定するものが知られている。例えば特許文献1では、顔画像を解析して取得された顔の位置、顔の向き、視線方向等から、運転者の状態を推定する技術が開示されている。特許文献2では、顔画像から顔位置を検出し、眼の開閉度、視線の方向、顔の向き等を用いて運転者の状態を推定する技術が開示されている。
【0003】
その他の関連する技術として、例えば特許文献3では、顔の画像データから抽出された複数の特徴点から、特徴点ベクトルを検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/209225号
国際公開第2017/208529号
国際公開第2016/013090号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
顔の位置や、顔の向き、視線方向等の特徴を直接利用して対象者の状態を判定しようとすると、例えば個人差や照明条件等の環境変動の影響を受けることが想定される。この場合、状態を判定する際の環境次第では、判定の精度が低下してしまうおそれがある。即ち、特許文献1、2及び3に記載されているような技術では、状況次第で対象者の状態を正確に判定できなくなる技術的問題点が生ずる。
【0006】
この開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、対象者の体調異常を適切に判定することが可能な車両、車両の制御方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この開示の車両の一の態様は、車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出する抽出手段と、前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定する判定手段と、体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を表示可能な第1領域と、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を表示可能な第2領域と、を有する表示手段と、を備え、前記第1領域と前記第2領域とは並んで設けられる。
【0008】
この開示の車両の制御方法の一の態様は、表示手段を備える車両の制御方法であって、前記車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出し、前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定し、体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を前記表示手段が有する第1領域に表示させ、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を、前記表示手段が有しており前記第1領域と並んで設けられる第2領域に表示させる。
【0009】
この開示のコンピュータプログラムの一の態様は、少なくとも1つのコンピュータに、表示手段を備える車両の制御方法であって、車両内の対象者の画像から前記対象者の特徴量を抽出し、前記特徴量を用いて前記対象者の体調異常を判定し、体調異常の原因又は対策の少なくとも一方を含む、体調異常に関する情報を前記表示手段が有する第1領域に表示させ、対象者に関する情報又は対象者への指示の少なくとも一方を、前記表示手段が有しており前記第1領域と並んで設けられる第2領域に表示させる、車両の制御方法を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
上述した車両、車両の制御方法、及びコンピュータプログラムのそれぞれの一の態様によれば、対象者の状態異常を適切に判定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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