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公開番号
2024117212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023170
出願日
2023-02-17
発明の名称
推定装置、紙幣処理機、推定方法、およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
,
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G07D
11/26 20190101AFI20240822BHJP(チェック装置)
要約
【課題】紙幣処理機に紙幣ではない異物が入った場合に、紙幣処理機が故障する可能性を低減できる推定装置等を提供する。
【解決手段】紙幣処理機の受渡口から入れられて、重量測定手段によって測定された物の重量を示す情報を受け付け、厚み測定手段によって測定された物の厚みを示す情報を受け付け、物の重量に応じた紙幣の枚数を算出し、物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出し、重量に応じた枚数と厚みに応じた枚数とに基づき紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する推定装置等とする。
【選択図】 図13
特許請求の範囲
【請求項1】
紙幣処理機の受渡口から入れられた物の重量を測定する重量測定手段と、
前記物の厚みを測定する厚み測定手段と、
前記物の重量に応じた紙幣の枚数を算出する重量枚数算出部と、
前記物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出する厚み枚数算出部と、
前記重量に応じた枚数と前記厚みに応じた枚数とに基づき前記紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する紙幣異物推定部と、
を備える推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記紙幣異物推定部は、前記重量に応じた枚数と前記厚みに応じた枚数との差の絶対値が所定の閾値より大きい場合、紙幣とは異なる異物が前記紙幣処理機に入れられたと推定する
請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記異物を返却するための処理を実行させる返却処理部をさらに備える
請求項2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記紙幣異物推定部は、前記重量に応じた枚数と前記厚みに応じた枚数との差の絶対値が所定の閾値以内である場合、紙幣が前記紙幣処理機に入れられたと推定する
請求項1に記載の推定装置。
【請求項5】
紙幣を受け付ける受渡口と、
前記受渡口を覆い、開閉可能なシャッタと、
前記受渡口から入れられた物を検出する物検出センサと、
前記物検出センサにより物が検出されたことに応じて前記シャッタを閉じる制御部と、
請求項1から4のいずれか1項に記載の推定装置と、
を備える紙幣処理機。
【請求項6】
前記制御部は、前記紙幣処理機に入れられた物が紙幣ではないと前記推定装置によって推定された場合に、前記物検出センサにより物が検出されたことに応じて閉じた前記シャッタを開く
請求項5に記載の紙幣処理機。
【請求項7】
前記制御部は、前記紙幣処理機に入れられた物が紙幣であると前記推定装置によって推定された場合に、前記紙幣処理機に入れられた物を装置内部に送る
請求項5に記載の紙幣処理機。
【請求項8】
コンピュータが、
紙幣処理機の受渡口から入れられて、重量測定手段によって測定された物の重量を示す情報を受け付け、
厚み測定手段によって測定された前記物の厚みを示す情報を受け付け、
前記物の重量に応じた紙幣の枚数を算出し、
前記物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出し、
前記重量に応じた枚数と前記厚みに応じた枚数とに基づき前記紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する
推定方法。
【請求項9】
コンピュータに、
紙幣処理機の受渡口から入れられて、重量測定手段によって測定された物の重量を示す情報を受け付ける処理と、
厚み測定手段によって測定された前記物の厚みを示す情報を受け付ける処理と、
前記物の重量に応じた紙幣の枚数を算出する処理と、
前記物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出する処理と、
前記重量に応じた枚数と前記厚みに応じた枚数とに基づき前記紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する処理と、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、紙幣処理機の受渡口に入った物が紙幣か否かを推定する推定装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
利用者は、ATM(Automated Teller Machine)等の紙幣処理機を利用して、現金を入出金する。このときに、利用者は、ATMが紙幣の受渡口に設けられたシャッタの上にスマートフォン等を置いてしまうことがある。利用者の操作入力に応じてATMがシャッタを開くと、シャッタ上に置かれていた携帯端末が装置内部に落下する可能性がある。紙幣ではない異物がATM内に入ってしまうと、ATMの障害を引き起こすことがある。
【0003】
特許文献1には、紙幣等の媒体を処理する媒体処理装置が、紙幣束の厚みの検出結果を基に紙幣の枚数を算出することが開示されている。また、特許文献1の媒体処理装置が、紙幣束の重量の検出結果を基に紙幣の枚数を算出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2014/125704号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、異物が媒体処理装置内に入ってしまった場合について開示されていない。特許文献1の方法では、異物が装置内に入ってしまった場合、媒体処理装置は、紙幣と同様に異物を装置内部で搬送してしまう。このため、特許文献1の方法では、異物が入ってしまった場合における媒体処理装置の故障の可能性を低減することができない。
【0006】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、紙幣処理機に紙幣ではない異物が入った場合に、紙幣処理機が故障する可能性を低減できる推定装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の推定装置は、紙幣処理機の受渡口から入れられた物の重量を測定する重量測定手段と、物の厚みを測定する厚み測定手段と、物の重量に応じた紙幣の枚数を算出する重量枚数算出部と、物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出する厚み枚数算出部と、重量に応じた枚数と厚みに応じた枚数とに基づき紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する紙幣異物推定部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様の推定方法においては、コンピュータが、紙幣処理機の受渡口から入れられて、重量測定手段によって測定された物の重量を示す情報を受け付け、厚み測定手段によって測定された物の厚みを示す情報を受け付け、物の重量に応じた紙幣の枚数を算出し、物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出し、重量に応じた枚数と厚みに応じた枚数とに基づき紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する。
【0009】
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータに、紙幣処理機の受渡口から入れられて、重量測定手段によって測定された物の重量を示す情報を受け付ける処理と、厚み測定手段によって測定された物の厚みを示す情報を受け付ける処理と、物の重量に応じた紙幣の枚数を算出する処理と、物の厚みに応じた紙幣の枚数を算出する処理と、重量に応じた枚数と厚みに応じた枚数とに基づき紙幣処理機に入れられた物が紙幣か否かを推定する処理と、を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、紙幣処理機に紙幣ではない異物が入った場合に、紙幣処理機が故障する可能性を低減できる推定装置等を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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