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公開番号2024088032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022202980
出願日2022-12-20
発明の名称廃液収容体、液体噴射装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/17 20060101AFI20240625BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】廃液による汚れを低減することができる廃液収容体、液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体噴射装置が備える装着部20に着脱可能に装着される廃液収容体21であって、廃液を収容可能な収容部29と、収容部29の上に設けられる蓋部30と、蓋部30に設けられる第1開口部31と、廃液を吸収可能な第1吸収体32及び第2吸収体33と、を備え、第1吸収体32は、収容部29に収容され、第2吸収体33は、第1吸収体32の上に載って第1開口部31から突出し、廃液を収容部29に導入するための第2開口部39を第1開口部31内に形成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体噴射装置が備える装着部に着脱可能に装着される廃液収容体であって、
廃液を収容可能な収容部と、
前記収容部の上に設けられる蓋部と、
前記蓋部に設けられる第1開口部と、
前記廃液を吸収可能な第1吸収体及び第2吸収体と、
を備え、
前記第1吸収体は、前記収容部に収容され、
前記第2吸収体は、前記第1吸収体の上に載って前記第1開口部から突出し、前記廃液を前記収容部に導入するための第2開口部を前記第1開口部内に形成することを特徴とする廃液収容体。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記第2吸収体は、環状をなすことを特徴とする請求項1に記載の廃液収容体。
【請求項3】
前記第1吸収体は、前記第2吸収体より前記廃液の吸収性が高く、前記第1開口部から突出する突出部を有し、
前記第2吸収体は、前記突出部と共に前記第2開口部を形成することを特徴とする請求項1に記載の廃液収容体。
【請求項4】
前記第2吸収体は、前記第1吸収体よりも柔らかいことを特徴とする請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の廃液収容体。
【請求項5】
液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドから廃液として排出された前記液体を排出する排出部と、
前記排出部が上部に設けられる装着部と、
前記装着部に着脱可能に装着される廃液収容体と、
を備え、
前記廃液収容体は、
前記廃液を収容可能な収容部と、
前記収容部の上に設けられる蓋部と、
前記蓋部に設けられる第1開口部と、
前記廃液を吸収可能な第1吸収体及び第2吸収体と、
を備え、
前記第1吸収体は、前記収容部に収容され、
前記第2吸収体は、前記第1吸収体の上に載って前記第1開口部から突出し、前記廃液を前記収容部に導入するための第2開口部を前記第1開口部内に形成することを特徴とする液体噴射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、廃液収容体、液体噴射装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、液体噴射ヘッドから液体の一例であるインクを噴射して印刷する液体噴射装置がある。液体噴射装置は、キャップと、廃液チューブと、装着部と、を備える。装着部には、廃液収容体が着脱可能に装着される。廃液収容体は、上面に開口する第1開口部の一例である廃液導入部を有する。
【0003】
キャップは、液体噴射ヘッドから排出された廃液を受容する。廃液チューブは、上流端がキャップに接続されると共に、下流端が装着部の上部に設けられる。廃液収容体は、廃液チューブから流出した廃液を廃液導入部から回収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-018405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
廃液は、例えば泡が弾けて周囲に飛び散ることがある。第1開口部の縁に付着した廃液は、毛細管現象により装着部と廃液収容体との間の隙間に入り込むことがある。隙間は、廃液収容体が装着部から外されることで解消される。隙間が解消されると、廃液が廃液収容体の上面に広がるため、廃液収容体が汚れてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する廃液収容体は、液体噴射装置が備える装着部に着脱可能に装着される廃液収容体であって、廃液を収容可能な収容部と、前記収容部の上に設けられる蓋部と、前記蓋部に設けられる第1開口部と、前記廃液を吸収可能な第1吸収体及び第2吸収体と、を備え、前記第1吸収体は、前記収容部に収容され、前記第2吸収体は、前記第1吸収体の上に載って前記第1開口部から突出し、前記廃液を前記収容部に導入するための第2開口部を前記第1開口部内に形成する。
【0007】
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドから廃液として排出された前記液体を排出する排出部と、前記排出部が上部に設けられる装着部と、前記装着部に着脱可能に装着される廃液収容体と、を備え、前記廃液収容体は、前記廃液を収容可能な収容部と、前記収容部の上に設けられる蓋部と、前記蓋部に設けられる第1開口部と、前記廃液を吸収可能な第1吸収体及び第2吸収体と、を備え、前記第1吸収体は、前記収容部に収容され、前記第2吸収体は、前記第1吸収体の上に載って前記第1開口部から突出し、前記廃液を前記収容部に導入するための第2開口部を前記第1開口部内に形成する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体噴射装置の第1実施形態の斜視図である。
装着部に装着された廃液収容体の模式断面図である。
廃液収容体の模式平面図である。
廃液収容体の第2実施形態の模式平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1実施形態]
以下、廃液収容体、液体噴射装置の第1実施形態を、図面を参照して説明する。液体噴射装置は、例えば、用紙、布帛、ビニール、プラスチック部品、金属部品などの媒体に液体の一例であるインクを噴射して印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0010】
図面では、液体噴射装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、Y軸に平行な方向を奥行方向Yともいい、Z軸に平行な方向を鉛直方向Zともいう。
(【0011】以降は省略されています)

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