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公開番号2024086315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201385
出願日2022-12-16
発明の名称設定方法、決定方法および選定方法
出願人旭化成株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類A61L 2/10 20060101AFI20240620BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【解決手段】コンピュータによって実行される設定方法であって、ピーク波長が220nm以上240nm以下であるLEDの発光に関する第1測定値、および、フィルタの透過または反射に関する第2測定値をそれぞれ取得することと、第1測定値および第2測定値に基づいて、フィルタを介してLEDから照射される光の照射量が予め定められた照射基準を満たす照射時間または発光出力を設定することとを備える設定方法を提供する。照射時間を設定することは、第1測定値および第2測定値に基づいて光の実効照度を算出し、照射基準における許容される照射量の上限値を実効照度で除算することで照射時間を算出することを含んでもよい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータによって実行される設定方法であって、
ピーク波長が220nm以上240nm以下であるLEDの発光に関する第1測定値、および、フィルタの透過または反射に関する第2測定値をそれぞれ取得することと、
前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて、前記フィルタを介して前記LEDから照射される光の照射量が予め定められた照射基準を満たす照射時間または発光出力を設定することと
を備える設定方法。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記照射時間を設定することは、前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて前記光の実効照度を算出し、前記照射基準における許容される照射量の上限値を前記実効照度で除算することで前記照射時間を算出することを含む、
請求項1に記載の設定方法。
【請求項3】
前記照射時間を設定することは、前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて前記光の実効照度を算出し、前記LEDと前記フィルタとの位置関係および前記LEDの配光分布に基づいて前記実効照度を補正し、前記照射基準における許容される照射量の上限値を補正後の前記実効照度で除算することで前記照射時間を算出することを含む、
請求項1に記載の設定方法。
【請求項4】
前記照射量の第3測定値を、前記第1測定値の測定時よりも後に取得することと、
設定した前記照射時間を維持するべく、前記発光出力を前記第3測定値に基づいて調整することと
を更に備える、請求項1に記載の設定方法。
【請求項5】
前記発光出力を設定することは、前記照射基準における許容される照射量の上限値を予め指定された照射時間で除算することで前記発光出力を算出し、算出した前記発光出力を得るために前記LEDに印加するべき電力値を前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて決定することを含む、
請求項1に記載の設定方法。
【請求項6】
前記発光出力を設定することは、前記照射基準における許容される照射量の上限値を予め指定された照射時間で除算した値を、前記LEDと前記フィルタとの位置関係および前記LEDの配光分布に基づいて補正された前記発光出力を算出することを含む、
請求項1に記載の設定方法。
【請求項7】
前記照射量の第3測定値を、前記第1測定値の測定時よりも後に取得することと、
前記予め指定された照射時間を維持するべく、設定した前記発光出力を前記第3測定値に基づいて調整することと
を更に備える、請求項5に記載の設定方法。
【請求項8】
前記取得することは、前記第1測定値として、前記LEDの測定された発光スペクトルにおける、ピーク波長、および、特定の波長の発光強度、の少なくとも一方を取得することを含む、
請求項1から7の何れか一項に記載の設定方法。
【請求項9】
前記取得することは、前記第1測定値として、前記LEDの測定された発光スペクトルにおける特定の波長域の積分発光強度を取得することを含む、
請求項1から7の何れか一項に記載の設定方法。
【請求項10】
前記取得することは、前記第1測定値として、前記LEDの特定の波長の測定された発光強度を取得することを含む、
請求項1から7の何れか一項に記載の設定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、設定方法、決定方法および選定方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「不活化装置100は、空間内に存在する人の眼における紫外線の実効入射照度が一定の照度範囲内となるように紫外線光源を制御する。」(段落0053)と記載されている。特許文献2には、「the exemplary filtered excilamp UV radiation at 207 nm and at 222 nm can differentially effect and/or kill MRSA relative to the human cells.」(機械翻訳:207nmおよび222nmでの例示的なフィルタ処理されたエキシマランプUV放射は、ヒト細胞と比較して、MRSAに差別的に作用および/または殺すことができる。)(段落0040)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2022-118401号公報
[特許文献2] 米国特許出願第14/021、631号(米国特許出願公開第2015/0073396号明細書)
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、コンピュータによって実行される設定方法を提供する。設定方法は、ピーク波長が220nm以上240nm以下であるLEDの発光に関する第1測定値、および、フィルタの透過または反射に関する第2測定値をそれぞれ取得することと、前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて、前記フィルタを介して前記LEDから照射される光の照射量が予め定められた照射基準を満たす照射時間または発光出力を設定することとを備える。
【0004】
上記の設定方法において、前記照射時間を設定することは、前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて前記光の実効照度を算出し、前記照射基準における許容される照射量の上限値を前記実効照度で除算することで前記照射時間を算出することを含んでもよい。
【0005】
上記の何れかの設定方法において、前記照射時間を設定することは、前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて前記光の実効照度を算出し、前記LEDと前記フィルタとの位置関係および前記LEDの配光分布に基づいて前記実効照度を補正し、前記照射基準における許容される照射量の上限値を補正後の前記実効照度で除算することで前記照射時間を算出することを含んでもよい。
【0006】
上記の何れかの設定方法は、前記照射量の第3測定値を、前記第1測定値の測定時よりも後に取得することを更に備えてもよい。上記の何れかの設定方法は、設定した前記照射時間を維持するべく、前記発光出力を前記第3測定値に基づいて調整することを更に備えてもよい。
【0007】
上記の何れかの設定方法において、前記発光出力を設定することは、前記照射基準における許容される照射量の上限値を予め指定された照射時間で除算することで前記発光出力を算出し、算出した前記発光出力を得るために前記LEDに印加するべき電力値を前記第1測定値および前記第2測定値に基づいて決定することを含んでもよい。
【0008】
上記の何れかの設定方法において、前記発光出力を設定することは、前記照射基準における許容される照射量の上限値を予め指定された照射時間で除算した値を、前記LEDと前記フィルタとの位置関係および前記LEDの配光分布に基づいて補正された前記発光出力を算出することを含んでもよい。
【0009】
上記の何れかの設定方法は、前記照射量の第3測定値を、前記第1測定値の測定時よりも後に取得することを更に備えてもよい。上記の何れかの設定方法は、前記予め指定された照射時間を維持するべく、設定した前記発光出力を前記第3測定値に基づいて調整することを更に備えてもよい。
【0010】
上記の何れかの設定方法において、前記取得することは、前記第1測定値として、前記LEDの測定された発光スペクトルにおける、ピーク波長、および、特定の波長の発光強度、の少なくとも一方を取得することを含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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