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公開番号2024086212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201233
出願日2022-12-16
発明の名称縦材の設置方法及び屋外構造物
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E02D 27/00 20060101AFI20240620BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】工期の短縮化を図る。
【解決手段】地中に設けられた基礎21から上方に延在するようにガラススクリーン20を設置するガラススクリーン20の設置方法であって、ガラススクリーン20には下方に向いた仮保持面32aが設けられ、かつガラススクリーン20を設置する地面Gには設置孔Hが設けられており、設置孔Hよりも上方となる位置に支持部材50を架け渡して配置するとともに、支持部材50の上面50aに仮保持面32aを当接させた状態でガラススクリーン20を上下に沿う姿勢で設置孔Hの内部に配置する工程と、設置孔Hに基礎21を構成するためのコンクリートを打設する工程とを含んでいる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
地中に設けられた基礎から上方に延在するように縦材を設置する縦材の設置方法であって、
前記縦材には下方に向いた仮保持面が設けられ、かつ前記縦材を設置する地面には設置孔が設けられており、
前記設置孔よりも上方となる位置に支持部材を架け渡して配置するとともに、前記支持部材の上面に前記仮保持面を当接させた状態で前記縦材を上下に沿う姿勢で前記設置孔の内部に配置する工程と、
前記設置孔に前記基礎を構成するためのコンクリートを打設する工程と
を含むことを特徴とする縦材の設置方法。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記縦材は、下方部分の上端部に上方部分を設けることによって構成され、かつ前記下方部分の上方部に前記仮保持面が設けられたものであり、
前記下方部分に前記上方部分が設けられた状態で前記下方部分が前記設置孔に配置されることを特徴とする請求項1に記載の縦材の設置方法。
【請求項3】
前記下方部分は、2本の束部材を並設して互いの上端部間を連結部材によって連結し、前記束部材の相互間に位置する前記連結部材の下方に向いた面を前記仮保持面として前記支持部材を当接させることを特徴とする請求項2に記載の縦材の設置方法。
【請求項4】
前記支持部材として互いに平行となる2つの平面を有したものを適用し、前記2つの平面の一方を前記仮保持面に当接させるとともに、前記2つの平面の他方の両端部を介して前記支持部材を前記設置孔の上方部に架け渡すことを特徴とする請求項3に記載の縦材の設置方法。
【請求項5】
前記縦材に貫通孔を形成し、前記貫通孔を介して前記支持部材を前記縦材に貫通させることにより前記貫通孔の上部内周面を前記仮保持面として前記支持部材を当接させることを特徴とする請求項1に記載の縦材の設置方法。
【請求項6】
地中に設けられた基礎と、前記基礎から上方に延在するように設けられた縦材とを備える屋外構造物であって、
前記縦材は、下方部分と、前記下方部分の上端部に着脱可能に設けられる上方部分とを備え、
前記下方部分には、地面よりも上方となる部分に下方に向いた仮保持面が設けられ、
前記仮保持面は、前記基礎を挟んで両側となる部分に設定される支持基準面に支持部材を架け渡して配置した場合に前記支持部材の上面に当接する高さに形成されていることを特徴とする屋外構造物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦材の設置方法及び屋外構造物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
カーポート等の屋外構造物において支柱等の縦材を地面に設置する場合には、地面に設けた設置孔に支柱の下端部を配置し、設置孔にコンクリートを打設する方法が多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-147919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、屋外構造物では、縦材の上端部に屋根や手摺り等の別部材を設ける場合が多い。また、縦材自身が基礎から上方に延在する下方部分と、下方部分の上端部に設けられる上方部分とを備えて構成されている場合もある。上述した縦材の設置方法では、コンクリートが固まるまで別部材や上方部分を設けることができず、工期が長期化する要因となり得る。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、工期の短縮化を図ることのできる縦材の設置方法及び屋外構造物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る縦材の設置方法は、地中に設けられた基礎から上方に延在するように縦材を設置する縦材の設置方法であって、前記縦材には下方に向いた仮保持面が設けられ、かつ前記縦材を設置する地面には設置孔が設けられており、前記設置孔よりも上方となる位置に支持部材を架け渡して配置するとともに、前記支持部材の上面に前記仮保持面を当接させた状態で前記縦材を上下に沿う姿勢で前記設置孔の内部に配置する工程と、前記設置孔に前記基礎を構成するためのコンクリートを打設する工程とを含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る屋外構造物は、地中に設けられた基礎と、前記基礎から上方に延在するように設けられた縦材とを備える屋外構造物であって、前記縦材には、地面よりも上方となる部分に下方に向いた仮保持面が設けられ、前記仮保持面は、前記基礎を挟んで両側となる部分に設定される支持基準面に支持部材を架け渡して配置した場合に前記支持部材の上面に当接する高さに形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、仮保持面に当接する支持部材を介して縦材が地面に仮保持されるため、コンクリートが固まる以前においても別部材や上方部分を設けることが可能となり、工期の短縮化を図ることが可能となる。しかも、支持部材の設置に高さを要しないため、地面からの突出寸法が短い縦材に対しても容易、かつ確実に仮固定することができる。
【0009】
また本発明によれば、仮保持面が設けてあるため、支持部材を介して縦材を地面に仮保持させることができる。従って、コンクリートが固まる以前においても別部材や上方部分を設けることが可能となり、工期の短縮化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態である屋外構造物の姿図である。
図1に示した屋外構造物の縦断面図である。
図1に示した屋外構造物の要部拡大図である。
図1に示した屋外構造物の要部を示すもので、(a)は下方部分の平面図、(b)は(a)におけるB-B線断面図である。
図1に示した屋外構造物の縦材を設置する方法を示すもので、(a)は設置孔を設けた状態の地面の縦断面図、(b)は設置孔に下方部分及び支持部材を配置する直前の状態の縦断面図、(c)は設置孔に下方部分及び支持部材を配置した後に設置孔に基礎を構成するためのコンクリートを打設した状態の断面図である。
図1に示した屋外構造物において縦材の下方部分を支持部材によって設置孔に設置した状態の平面図である。
図1に示した屋外構造物において縦材の下方部分を支持部材によって設置孔に設置した状態の斜視図である。
図1に示した屋外構造物において縦材の上方部分を取り外した状態の縦断面図である。
本発明の変形例を示すもので、(a)は支持部材を介して縦材を設置孔に設置した状態の図、(b)はその縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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