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公開番号2024086071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200961
出願日2022-12-16
発明の名称制御装置、空気調和機及び制御方法
出願人三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F24F 11/65 20180101AFI20240620BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】冷房運転または除湿運転の後に、室内機内部の乾燥を目的として実行される暖房運転を含んだ内部クリーン運転による室内温度の意図しない上昇を防ぐことができる制御方法を提供する。
【解決手段】制御装置は、冷房運転または除湿運転の後に実行される、室内機内部の乾燥や除菌を目的とする暖房運転を運転内容の一部に含んだ内部クリーン運転の実行後に冷房運転を実行する制御部、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷房運転または除湿運転の後に実行される、室内機の内部の乾燥を目的とする暖房運転を含んだ内部クリーン運転の実行終了後に冷房運転を実行する制御部、
を備える制御装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記内部クリーン運転の実行後の前記冷房運転において、前記室内機の熱交換器の温度が露点温度以下とならないように、圧縮機の回転数と、膨張弁の開度と、前記室内機のファンの回転数と、を制御する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、室内温度と相対湿度ごとに、前記圧縮機の回転数と、前記膨張弁の開度と、前記室内機のファンの回転数と、を定めたデータテーブルを記憶し、室内温度と、室内の相対湿度と、前記データテーブルと、に基づいて、前記圧縮機の回転数と、前記膨張弁の開度と、前記ファンの回転数と、を制御する、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、室内温度が前記冷房運転または前記除湿運転の終了時の温度となると、前記内部クリーン運転の実行後の前記冷房運転を終了する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記室内機の熱交換器の温度が露点温度以下となると、前記内部クリーン運転の実行後の前記冷房運転を終了する、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
室内熱交換器と、前記室内熱交換器の温度を計測する温度センサと、室内温度を計測する温度センサと、室内の湿度を計測する湿度センサと、ファンと、を備える室内機と、
圧縮機と、室外熱交換器と、膨張弁と、を備える室外機と、
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置と、
を備える空気調和機。
【請求項7】
冷房運転または除湿運転の後に実行される、室内機の内部の乾燥を目的とする暖房運転を含んだ内部クリーン運転の実行終了後に冷房運転を実行する、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、空気調和機及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
冷房運転や除湿運転を行うと、室内機内は湿度が高い状態となり、カビや細菌が発生する原因となる。これを防ぐために、冷房運転や除湿運転の後に送風や暖房運転を行って、室内機の内部を乾燥させる機能(クリーン機能、内部クリーン運転などと称される。)が搭載された空気調和機が提供されている。例えば、特許文献1には、冷房運転の後に、空気調和機の運転状態を、強送風状態、弱送風状態、暖房状態の順に切り替えて、室内機を乾燥させる制御が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-299983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
暖房運転が一部に組み込まれた内部クリーン運転を行うと、暖房運転によって室内温度が上昇することがある。室内温度の上昇は、ユーザにとって、不快感の原因となる可能性がある。
【0005】
上記課題を解決することができる制御装置、空気調和機及び制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の制御装置は、冷房運転または除湿運転の後に実行される、室内機内部の乾燥を目的とする暖房運転を含んだ内部クリーン運転の実行終了後に冷房運転を実行する制御部、を備える。
【0007】
また、本開示の空気調和機は、室内熱交換器と、前記室内熱交換器の温度を計測する温度センサと、室内温度を計測する温度センサと、室内の湿度を計測する湿度センサと、ファンと、を備える室内機と、圧縮機と、室外熱交換器と、膨張弁と、を備える室外機と、上記の制御装置と、を備える。
【0008】
また、本開示の制御方法は、冷房運転または除湿運転の後に実行される、室内機内部の乾燥を目的とする暖房運転を含んだ内部クリーン運転の実行終了後に冷房運転を実行する。
【発明の効果】
【0009】
上述の制御装置、空気調和機及び制御方法によれば、冷房運転または除湿運転の後に室内機内の乾燥や除菌を目的として実行される暖房運転が一部に組み込まれた内部クリーン運転による、室内温度の意図しない上昇を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態における空気調和機の一例を示す図である。
本開示の一実施形態における制御装置の一例を示すブロック図である。
本開示の一実施形態における制御方法の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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