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公開番号2024085168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199552
出願日2022-12-14
発明の名称液体吐出装置、液体吐出方法、物品製造方法およびデータ構造
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出装置の吐出ヘッドを制御するためのデータのサイズの縮小に有利な技術を提供する。
【解決手段】液体吐出装置は、液体を吐出する複数のノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドと前記基板とを相互に相対的に走査する駆動機構と、少なくとも1つの目標領域で構成される単位領域に対する前記吐出ヘッドからの液体の吐出を制御するための基本吐出データに従って前記吐出ヘッドから液体を吐出する動作を、繰り返し数データに従って繰り返すように前記吐出ヘッドを制御する制御部と、を備え、前記複数のノズルは、前記複数の目標領域の各々に対して少なくとも2つのノズルからなるノズル群が割り当てられるように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基板に設けられた複数の目標領域に液体を供給する液体吐出装置であって、
液体を吐出する複数のノズルを有する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドと前記基板とを相互に相対的に走査する駆動機構と、
少なくとも1つの目標領域で構成される単位領域に対する前記吐出ヘッドからの液体の吐出を制御するための基本吐出データに従って前記吐出ヘッドから液体を吐出する動作を、繰り返し数データに従って繰り返すように前記吐出ヘッドを制御する制御部と、を備え、
前記複数のノズルは、前記複数の目標領域の各々に対して少なくとも2つのノズルからなるノズル群が割り当てられるように配置されている、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記基本吐出データは、前記複数の目標領域の各々について、目標領域に割り当てられたノズル群を構成する少なくとも2つのノズルのうち少なくとも1つによって前記目標領域に液体を供給するように、前記複数のノズルからの液体の吐出を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記複数の目標領域の各々は、前記基板に設けられた凹部である、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記単位領域は、1つの目標領域で構成される、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記単位領域は、少なくとも2つの目標領域で構成される、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記制御部は、更に、液滴の吐出間隔を制御するための吐出間隔データに基づいて、前記吐出ヘッドを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記吐出間隔データは、前記単位領域の中における吐出間隔を制御するためのデータを含む、
ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記吐出間隔データは、互いに隣り合う前記単位領域の間における吐出間隔を制御するためのデータを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記単位領域ごとに液滴の吐出タイミングを調整するためのタイミング調整データに基づいて、前記単位領域ごとに液滴の吐出タイミングを調整する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記基本吐出データのうち指定された範囲のデータに従って前記吐出ヘッドから液体を吐出する動作を前記繰り返し数データに従って繰り返すように前記吐出ヘッドを制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、液体吐出方法、物品製造方法およびデータ構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等のデバイスの製造において、液体吐出装置を用いて機能素子材料を基板上に配置する技術が使用されうる。特許文献1には、複数のノズルが等間隔列状に配置されたインクジェットヘッドを用いて、塗布媒体上の塗布目標画素にインクを塗布するインクジェット塗布装置が記載されている。該インクジェット塗布装置は、塗布目標画素のパターンを記述するパターンデータから塗布データおよびタイミング制御データを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4479239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造するべきデバイスの大型化に伴って、液体吐出装置の吐出ヘッドを制御するためのデータのサイズが大きくなり、これが課題となっている。
【0005】
本発明は、液体吐出装置の吐出ヘッドを制御するためのデータのサイズの縮小に有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの側面は、基板に設けられた複数の目標領域に液体を供給する液体吐出装置に係り、前記液体吐出装置は、液体を吐出する複数のノズルを有する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドと前記基板とを相互に相対的に走査する駆動機構と、少なくとも1つの目標領域で構成される単位領域に対する前記吐出ヘッドからの液体の吐出を制御するための基本吐出データに従って前記吐出ヘッドから液体を吐出する動作を、繰り返し数データに従って繰り返すように前記吐出ヘッドを制御する制御部と、を備え、前記複数のノズルは、前記複数の目標領域の各々に対して少なくとも2つのノズルからなるノズル群が割り当てられるように配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体吐出装置の吐出ヘッドを制御するためのデータのサイズの縮小に有利な技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態の液体吐出装置の構成を模式的に示す図。
第1実施形態における目標領域群の構成を例示する図。
第1実施形態において制御部によって生成されうる吐出制御データを例示する図。
第1実施形態における制御部の動作を例示する図。
第1実施形態における吐出ヘッドの動作を例示する図。
第1実施形態における吐出制御データの生成方法を例示する図。
第2実施形態における目標領域群の構成を例示する図。
第2実施形態において制御部によって生成されうる吐出制御データを例示する図。
基準位置からの位置ずれを有する目標領域を有する基板と吐出ヘッドのノズルとの関係を例示する図。
第3実施形態において制御部によって生成されうる吐出制御データを例示する図。
第3実施形態における吐出タイミングの調整に関する動作を例示する図。
第4実施形態における複数の目標領域群の構成を例示する図。
第4実施形態において制御部によって生成されうる吐出制御データを例示する図。
第4実施形態における吐出タイミングの制御に関する動作を例示する図。
第5実施形態における吐出パターンを例示する図。
第5実施形態において制御部によって生成されうる吐出制御データを例示する図。
第5実施形態における吐出ヘッドの動作を例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1には、一実施形態の液体吐出装置1の構成が模式的に示されている。液体吐出装置1は、例えば、基板2に設けられた複数の目標領域201に液体4を供給するように構成されうる。各目標領域201には、液体4が液滴の形態で提供されうる。各目標領域201は、例えば、基板2に設けられた凹部でありうる。基板2は、例えば、OLEDデバイスを製造するための基板であり、凹部は、発光素子の下部電極の周辺部を覆うバンク(絶縁膜)に該下部電極における該周辺部の内側の領域を露出させるように該バンクに設けられた開口部でありうる。換言すると、凹部は、発光素子の発光領域を規定するようにバンクに設けられた開口部でありうる。液体4は、例えば、発光素子あるいは機能素子を形成するための材料、例えば、有機材料でありうる。本明細書および図面において、基板2が配置される面に平行な面をXY平面とするXYZ座標系に従って方向が示される。
(【0011】以降は省略されています)

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