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公開番号2024084769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2024053335,2022529644
出願日2024-03-28,2020-12-16
発明の名称スルーディスプレイ分光器を有して構成される発光型ディスプレイ
出願人グーグル エルエルシー,Google LLC
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G01J 3/18 20060101AFI20240618BHJP(測定;試験)
要約【課題】スルーディスプレイ分光器を有して構成される発光型ディスプレイを提供する。
【解決手段】格子として使用される発光型表示パネルと、発光型表示パネルの背後/下に位置する分光器光学系とを備える。モバイルコンピューティングデバイスは、発光型表示パネルと、発光型表示パネルの下に位置する分光器とを備える。発光型表示パネルは、1つ以上のLEDを含む第1周期パターンの画素と、画素を制御する第2周期パターンの回路素子とを含み、第1周期パターンおよび第2周期パターンは、発光型ディスプレイを通過するデバイスの外部から受光した光を回折するように構成され、当該回折は、波長依存回析である。分光器は、回折光の異なる波長範囲の強度を検出するように構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
モバイルコンピューティングデバイスであって、
発光型表示パネルを備え、前記発光型表示パネルは、
1つ以上のLEDを含む第1周期パターンの画素と、
前記画素を制御する第2周期パターンの回路素子とを含み、前記第1周期パターンおよび前記第2周期パターンは、前記デバイスの外部から受光した、前記発光型ディスプレイを通過する光を回折するように構成され、前記回折は、波長依存回析であり、前記モバイルコンピューティングデバイスは、さらに、
前記発光型表示パネルの下に配置されて前記回折光のそれぞれ異なる波長範囲の強度を検出するように構成された分光器を備える、モバイルコンピューティングデバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ディスプレイパネルは、AMOLED(アクティブマトリックス有機発光ダイオード)ディスプレイパネルを含む、請求項1に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項3】
前記回路素子は、光が通過する開口部を形成するように配置される、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項4】
前記1つ以上のLEDは、物体に光を与えるように構成され、前記物体は、前記デバイスの外部から受光した前記光を反射し、前記光は、前記周期パターンによって回折される、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項5】
前記分光器は、光センサーアレイを含み、前記光センサーアレイは、前記光センサーアレイのそれぞれ異なる部分に投影される前記回折光の強度に応答する、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項6】
前記光センサーアレイのベースライン感度を格納するために構成されたメモリをさらに備える、請求項5に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項7】
前記発光型表示パネルと前記光センサーアレイとの間にファイバープレートをさらに備え、前記ファイバープレートは、前記光センサーアレイに前記回折光を投影するように構成される、請求項4または請求項5のいずれかに記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項8】
前記発光型表示パネルと前記分光器との間に配置されるレンズをさらに備え、前記レンズは、前記分光器に前記回折光を投影するように構成される、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項9】
前記発光型表示パネルと前記分光器との間に不透明層をさらに備え、前記不透明層は、前記ディスプレイパネルを通って前記分光器まで前記回折光を通過させるように構成されたアパーチャを含む、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
【請求項10】
前記分光器からの信号を処理するように構成されるプロセッサをさらに備え、前記信号は、検出した前記回折光の前記異なる波長範囲の強度に基づく信号であり、前記回折光の受光元の製品を真正または本物であると識別する、先行する請求項のいずれか1項に記載のモバイルコンピューティングデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2019年12月17日に出願された米国出願第62/949,197号の利益を主張するものであり、そのすべての開示内容を引用により本明細書に援用する。
続きを表示(約 1,200 文字)【0002】
技術分野
本開示は、フラットパネルディスプレイに関し、特に、ディスプレイを通した分光検知を可能にする、モバイル機器で使われるディスプレイに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
少なくともユーザエクスペリエンスの観点からは、モバイル機器(たとえば、携帯電話、タブレット端末など)のより多くの領域を覆うようにディスプレイを広げることが所望の形であろう。しかしながら、モバイル機器のディスプレイを含んでいる面に配置された電気光学装置(たとえば、正面カメラ、光センサー、分光器など)は、機器のディスプレイを含んだこの面のスペースを求めて競い合うであろう。よって、機器のディスプレイ面にその他のセンサーを収容するためには、ディスプレイの発光領域の大きさを妥協しなければならないであろう。
【発明の概要】
【0004】
概要
本開示は、発光型表示パネルと、ディスプレイパネルの下に位置する分光器とを有するモバイルコンピューティングデバイスについて説明する。分光器が検出して解析する光は、ディスプレイパネルを通過し、波長依存した方法でディスプレイパネルの素子によって回析される。
【0005】
包括的な態様では、モバイルコンピューティングデバイスは、発光型表示パネルと、発光型表示パネルの下に配置された分光器とを備える。発光型表示パネルは、1つ以上のLEDを含む第1周期パターンの画素と、画素を制御する第2周期パターンの回路素子とを含み、第1周期パターンおよび第2周期パターンは、発光型ディスプレイを通過する、デバイスの外部から受光した光を回折するように構成され、当該回折は、波長依存回析である。分光器は、回折光の異なる波長範囲の強度を検出するように構成される。
【0006】
実施態様は、以下の特徴のうち1つ以上を含み得る。
たとえば、ディスプレイパネルは、AMOLED(アクティブマトリックス有機発光ダイオード)ディスプレイパネルを含み得る。
【0007】
回路素子は、光が通過する開口部を形成するように配置され得る。
1つ以上のLEDは、物体に光を与えるように構成され得、当該物体は、デバイスの外部から受光した光を反射し、当該光は、周期パターンによって回析される。
【0008】
分光器は、光センサーアレイを含み得、光センサーアレイは、光センサーアレイのそれぞれ異なる部分に投影される回折光の強度に応答する。
【0009】
モバイルコンピューティングデバイスは、アレイのベースライン感度を格納するために構成されたメモリを備え得る。
【0010】
モバイルコンピューティングは、発光型表示パネルと光センサーアレイとの間にファイバープレートを備え得、ファイバープレートは、光センサーアレイに回折光を投影するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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