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公開番号2024083719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197693
出願日2022-12-12
発明の名称カバーテープ回収システム、カバーテープ回収装置、カバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法、ならびにカバーテープ回収装置の清掃方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H05K 13/02 20060101AFI20240617BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】フィーダから排出されるカバーテープを適切に回収することができるカバーテープ回収システム、カバーテープ回収装置、カバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法、ならびにカバーテープ回収装置の清掃方法を提供する。
【解決手段】カバーテープ回収装置30は、キャリアテープを搬送し、カバーテープ13bをベーステープから剥離して部品装着装置に部品を供給するフィーダ5から排出されたカバーテープ13bを内部へと導く導入部31と、導入部31を通過したカバーテープ13bを切断する第1切断部32と、第1切断部32によって切断されたカバーテープ13bを回収する回収部33と、を有している。そして、導入部31は、カバーテープ13bをエアで第1切断部32へと導くための第1エア吐出部41を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
部品を収容するベーステープと前記ベーステープに貼り付けられたカバーテープとを含むキャリアテープを搬送し、前記カバーテープを前記ベーステープから剥離して部品装着装置に前記部品を供給するフィーダと、
前記ベーステープから剥離された前記カバーテープを回収するカバーテープ回収装置と、を備え、
前記カバーテープ回収装置は、
前記フィーダから排出された前記カバーテープを前記カバーテープ回収装置の内部へと導く導入部と、
前記導入部を通過した前記カバーテープを切断する第1切断部と、
前記第1切断部によって切断されたカバーテープを回収する回収部と、を有し、
前記導入部は、前記カバーテープをエアで前記第1切断部へと導くための第1エア吐出部を有する、カバーテープ回収システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1エア吐出部は、前記第1切断部の下流側に位置する前記回収部の内部に向かう第1方向にエアを吐出する、請求項1に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項3】
前記導入部は、前記第1エア吐出部の位置よりも高い位置に設けられ、前記カバーテープをエアで前記第1切断部へと導くための第2エア吐出部を有し、
前記第2エア吐出部は、前記回収部の内部に向かう第2方向にエアを吐出し、
前記第2方向は、前記回収部の内部において、前記第1方向と交差する、請求項2に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項4】
前記導入部は、第1流路と、前記第1流路の下流側に設けられた第2流路とを有し、
前記第1流路は、前記第1切断部が位置する下流側に向かって狭まっており、
前記第1エア吐出部は、前記第1流路の下流側に設けられており、前記第2流路の内部を通過するようにエアを吐出する、請求項1に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項5】
前記第2流路は、前記第1切断部に向かって斜め方向に延びている、請求項4に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項6】
前記第1切断部は、前記カバーテープを切断する可動刃と固定刃を有し、
前記可動刃と前記固定刃の間に前記カバーテープが位置した状態において、前記可動刃が前記固定刃に近づくことで、前記カバーテープが切断される、請求項1に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項7】
前記第1切断部は、前記可動刃が前記固定刃から離れた第1位置と、前記可動刃が前記カバーテープを切断する第2位置との間で、前記可動刃を駆動する駆動部を有する、請求項6に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項8】
前記第2位置に位置する前記可動刃と前記固定刃の隙間の大きさは前記カバーテープの厚さよりも小さい、請求項7に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項9】
前記第2位置に位置する前記可動刃と前記固定刃の隙間の大きさは30μm以下である、請求項7に記載のカバーテープ回収システム。
【請求項10】
前記回収部は、前記可動刃または前記固定刃に張り付いた前記カバーテープを除去するためのエアを吐出する第3エア吐出部を有する、請求項7に記載のカバーテープ回収システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリアテープから剥離されたカバーテープを回収するカバーテープ回収システム、カバーテープ回収装置、カバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法、ならびにカバーテープ回収装置の清掃方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
テープフィーダは、部品を収容するキャリアテープからカバーテープを剥離し、部品を露出させて部品実装装置に供給する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、剥離されたカバーテープをテープフィーダが内蔵する切断部によって切断してテープフィーダから排出し、排出された切断済みのカバーテープを真空吸引してダクトに回収するカバーテープ回収システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-68218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、テープフィーダが切断部を内蔵するためテープフィーダの構造が複雑となって小型化が難しく、また、複数のテープフィーダから排出される切断済みのカバーテープをダクトに回収するためテープフィーダ毎に吸込み口を配置する必要があるなど、カバーテープを確実に回収できる小型のカバーテープ回収システムを実現することが困難であり、さらなる改善の余地があった。
【0005】
そこで本発明は、フィーダから排出されるカバーテープを適切に回収することができるカバーテープ回収システム、カバーテープ回収装置、カバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法、ならびにカバーテープ回収装置の清掃方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のカバーテープ回収システムは、部品を収容するベーステープと前記ベーステープに貼り付けられたカバーテープとを含むキャリアテープを搬送し、前記カバーテープを前記ベーステープから剥離して部品装着装置に前記部品を供給するフィーダと、前記ベーステープから剥離された前記カバーテープを回収するカバーテープ回収装置と、を備え、前記カバーテープ回収装置は、前記フィーダから排出された前記カバーテープを前記カバーテープ回収装置の内部へと導く導入部と、前記導入部を通過した前記カバーテープを切断する第1切断部と、前記第1切断部によって切断されたカバーテープを回収する回収部と、を有し、前記導入部は、前記カバーテープをエアで前記第1切断部へと導くための第1エア吐出部を有する。
【0007】
本発明のカバーテープ回収装置は、部品を収容するベーステープと前記ベーステープに貼り付けられたカバーテープとを含むキャリアテープを搬送し、前記カバーテープを前記ベーステープから剥離して部品装着装置に前記部品を供給するフィーダから排出されたカバーテープを内部へと導く導入部と、前記導入部を通過した前記カバーテープを切断する第1切断部と、前記第1切断部によって切断されたカバーテープを回収する回収部と、を有し、前記導入部は、前記カバーテープをエアで前記第1切断部へと導くための第1エア吐出部を有する。
【0008】
本発明のカバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法は、請求項21に記載のカバーテープ回収装置の導入部にカバーテープをセットするカバーテープ回収装置へのカバーテープのセット方法であって、前記回収部は、エアの吸引力を発生させて、前記切断部によって切断された前記カバーテープを回収する真空発生部まで連通して接続されており、前記第1エア吐出部によるエアの吐出、または前記真空発生部によるエアの吸引の少なくともいずれか一方によって、前記導入部に前記カバーテープをセットする。
【0009】
本発明のカバーテープ回収装置の清掃方法は、請求項21に記載のカバーテープ回収装置の第1切断部を清掃するカバーテープ回収装置の清掃方法であって、前記第1切断部は、前記カバーテープを切断する可動刃と、固定刃と、前記可動刃または前記固定刃に張り付いた前記カバーテープを除去するためのエアを吐出する第3エア吐出部とを有し、前記回収部は、エアの吸引力を発生させて、前記第1切断部によって切断された前記カバーテープを回収する真空発生部まで連通して接続されており、前記第3エア吐出部によるエアの吐出と、前記真空発生部によるエアの吸引によって、前記可動刃または前記固定刃に張り付いた前記カバーテープを除去する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、フィーダから排出されるカバーテープを適切に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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