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公開番号2024082299
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196032
出願日2022-12-08
発明の名称電子制御装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240613BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】電子制御装置においてコネクタの発熱を抑制する。
【解決手段】電子制御装置は、回路基板1と、回路基板1に設けられた孔部1cを貫通するコネクタ端子10を有したコネクタ3と、回路基板1とコネクタ3を収容する筺体6の一部を構成し、孔部1cを貫通したコネクタ端子10の先端部10cと対向する第2凸部12を有した筺体ベース7と、コネクタ端子10の先端部10cと第2凸部12とを接続する第2放熱材5とを備える。コネクタ3で発生した熱は、コネクタ端子10の先端部10cから第2放熱材5を介して筺体ベース7へと放熱される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回路基板と、
前記回路基板に設けられた孔部を貫通するコネクタ端子を有したコネクタと、
前記回路基板および前記コネクタを収容する筺体の一部を構成し、前記孔部を貫通した前記コネクタ端子の先端部と対向する凸部を有した筺体ベースと、
前記コネクタ端子の先端部と前記凸部とを接続し、前記コネクタ端子の先端部から前記筺体ベースへの放熱に供する放熱材と、
を備えることを特徴とする電子制御装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電子制御装置において、
前記コネクタは、複数のコネクタ端子を有し、
前記筺体ベースの前記凸部は、該凸部の先端面から窪み、前記放熱材と共に前記複数のコネクタ端子の先端部を収容する凹部を有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の電子制御装置において、
前記コネクタは、複数のコネクタ端子を有し、
前記筺体ベースの前記凸部は、該凸部の先端面から窪み、前記放熱材と共に前記複数のコネクタ端子の先端部をそれぞれ収容する複数の凹部を有することを特徴とする電子制御装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載の電子制御装置において、
前記回路基板は、前記コネクタ端子から引き出される信号配線に対応した部分に、レジストが設けられない領域を有し、この領域を介して、前記コネクタ端子からの熱を前記凹部に放熱させることを特徴とする電子制御装置。
【請求項5】
回路基板と、
前記回路基板に設けられた孔部を貫通するコネクタ端子を有したコネクタと、
前記回路基板および前記コネクタを収容する筺体の一部を構成し、前記孔部を貫通した前記コネクタ端子の先端部を収容する凹部を有した筺体ベースと、
前記コネクタ端子の先端部と前記凹部とを接続し、前記コネクタ端子の先端部から前記筺体ベースへの放熱に供する放熱材と、
を備えることを特徴とする電子制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電子制御装置として、例えば以下の特許文献1に記載された電子制御装置が知られている。
【0003】
特許文献1に記載の電子制御装置では、例えばパワーICである発熱量が比較的高い電子部品が回路基板に実装されている。回路基板のうち電子部品と対向する部位には、電子部品の放熱に供する放熱用ランドが設けられており、該放熱用ランドは、回路基板に設けられた孔部を介して放熱材に接続されている。この放熱材は、回路基板等を収容する筺体の一部を構成する金属製の筺体ベースに接触している。電子部品で生じた熱は、放熱用ランド、孔部および放熱材を介して筺体ベースに放熱される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-77699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、電子制御装置を構成する回路基板上には、例えばパワーICである電子部品に加えて、外部の電子制御ユニット(ECU)やアクチュエータとの信号の送受信に供するコネクタが実装されている。このコネクタは、特にモータ電流等の大きな電流が通電された場合に発熱が生じることがある。
特許文献1の電子制御装置は、電子部品の放熱について開示しているが、コネクタの放熱については何ら考慮されていない。
【0006】
本発明は、従来の実情に鑑みて案出されたもので、コネクタの発熱を抑制可能な電子制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、その一態様として、筺体ベースが、回路基板の孔部を貫通したコネクタ端子の先端部と対向する凸部を有し、放熱材が、コネクタ端子の先端部と凸部とを接続している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子制御装置においてコネクタの発熱を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態の電子制御装置の断面図である。
第2の実施形態の電子制御装置の断面図である。
筺体ベース側から見た第2の実施形態の電子制御装置の平面図である。
第3の実施形態の電子制御装置の断面図である。
第4の実施形態の電子制御装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の電子制御装置の実施形態を図面に基づき説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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