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公開番号2024082027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195708
出願日2022-12-07
発明の名称変位測定装置及び変位測定方法
出願人有限会社テクノ菅谷
代理人個人
主分類G01B 5/00 20060101AFI20240612BHJP(測定;試験)
要約【課題】拡大された変位の変位測定装置及び変位測定方法を提供すること。
【解決手段】変位測定装置30は、中心軸線C1を有する筒状の感受体31と、中心軸線C1側に突出して感受体31に配されて変位拡大装置10の入力端13のみが載置される第一棚部32と、中心軸線C1を挟んで第一棚部32に対向するとともに中心軸線C1側に突出して感受体31に配され、変位拡大装置10の基体の一部が固定される第二棚部33と、入力端13と接離可能に配されて第一棚部32に載置された入力端13を押圧する加圧部35と、加圧部35を駆動する駆動機構36と、を備える。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
平板状の本体が、基体と、前記本体の端部から中心部に向かって前記基体に対して可動に形成された入力端と、前記基体に対して可動に形成され前記入力端の伸びる方向に対して略鉛直方向に向かって平行に配されたテコ部と、を備える変位拡大装置により拡大された変位を計測する変位測定装置であって、
中心軸線を有する筒状の感受体と、
前記中心軸線側に突出して前記感受体に配されて前記入力端のみが載置される第一棚部と、
前記中心軸線を挟んで前記第一棚部に対向するとともに前記中心軸線側に突出して前記感受体に配され、前記基体の一部が固定される第二棚部と、
前記入力端と接離可能に配されて前記第一棚部に載置された前記入力端を押圧する加圧部と、
該加圧部を駆動する駆動機構と、
を備える変位測定装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
平板状の本体が、基体と、前記本体の端部から中心部に向かって前記基体に対して可動に形成された入力端と、前記基体に対して可動に形成され前記入力端の伸びる方向に対して略鉛直方向に向かって平行に配されたテコ部と、を備えた変位拡大装置により測定対象物に生じた変位を測定する方法であって、
前記入力端及び該入力端に対して前記中心部を挟んで反対側の前記基体の一部を前記本体の板厚方向から前記測定対象物に対して固定する準備工程と、
前記変位拡大装置から出力される変位を計測する測定工程と、
前記測定対象物に対する前記入力端の固定を解除するリセット工程と、
を備える変位測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、変位測定装置及び変位測定方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
微小変位をテコの原理を応用して連続的に拡大する変位拡大装置として弾性基板に溝彫り加工して支点、作用点、テコを連続的に溝彫りして形成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この変位拡大装置は、第一テコ5、第二テコ6、第3テコ7が平行配置で形成されていると共に、第一テコ5の第一柱状支点A1、第一柱状作用点B1、第二テコ6の第二柱状支点A2、第二柱状作用点B2、第3テコ7の第3柱状支点A3第3柱状作用点B3が加工され、更に第一柱状支点A1、第一柱状作用点B1、第二柱状支点A2、第二柱状作用点B2、第3柱状支点A3、第3柱状作用点B3が一体に加工されている。
【0004】
また、上記各柱状支点及び柱状作用点は、夫々のテコの基部において、テコに対して直角方向に配置され、更に各柱状支点及び柱状作用点は、中央が最も細くなるように両サイドが円弧状にカットされた鼓形状を呈し、かつ各柱状支点と各柱状作用点は並列に配置されている。また、各テコはすべて平行に配置され、第一テコ5の先端は第二柱状作用点B2と連結され、第二テコ6の先端は第3テコ7の第3柱状作用点B3と連結されている。
【0005】
この変位拡大装置によれば、入力端2に入力された変位量をテコの原理により第3テコ7の先端まで拡大することができ、拡大された変位量を検出することで高精度に変位量を検知することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特公平08-012067号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、近年多発する巨大地震に対応するために研究者から広いダイナミックレンジを求められているのに対して、上記従来の変位拡大装置では変位の拡大率に制約があり、要求を満足することが困難になっている。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、拡大された変位の変位測定装置及び変位測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る変位測定装置は、平板状の本体が、基体と、前記本体の端部から中心部に向かって前記基体に対して可動に形成された入力端と、前記基体に対して可動に形成され前記入力端の伸びる方向に対して略鉛直方向に向かって平行に配されたテコ部と、を備える変位拡大装置により拡大された変位を計測する変位測定装置であって、中心軸線を有する筒状の感受体と、前記中心軸線側に突出して前記感受体に配されて前記入力端のみが載置される第一棚部と、前記中心軸線を挟んで前記第一棚部に対向するとともに前記中心軸線側に突出して前記感受体に配され、前記基体の一部が固定される第二棚部と、前記入力端と接離可能に配されて前記第一棚部に載置された前記入力端を押圧する加圧部と、該加圧部を駆動する駆動機構と、を備える。
【0010】
また、本発明に係る変位測定方法は、平板状の本体が、基体と、前記本体の端部から中心部に向かって前記基体に対して可動に形成された入力端と、前記基体に対して可動に形成され前記入力端の伸びる方向に対して略鉛直方向に向かって平行に配されたテコ部と、を備えた変位拡大装置により測定対象物に生じた変位を測定する方法であって、前記入力端及び該入力端に対して前記中心部を挟んで反対側の前記基体の一部を前記本体の板厚方向から前記測定対象物に対して固定する準備工程と、前記変位拡大装置から出力される変位を計測する測定工程と、前記測定対象物に対する前記入力端の固定を解除するリセット工程と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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