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公開番号2024078794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191354
出願日2022-11-30
発明の名称コンピュータシステム、制御方法およびプログラム
出願人株式会社バンダイナムコエンターテインメント
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/00 20240101AFI20240604BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間サービスにおけるユーザ同士が、仮想空間サービスとは異なるコミュニケーションアプリケーションを用いたコミュニケーションに円滑に移行することを可能とする技術を提供すること。
【解決手段】サーバサイドシステム1010は、仮想空間3において、第1ユーザ2aの第1アバター4aと第2ユーザ2bの第2アバター4bとの間でコミュニケーションを取ろうとする所与のリクエスト条件を満たしたことを検出する。そして、第1ユーザ2aの第1ユーザ端末1500aと第2ユーザ2bの第2ユーザ端末1500bとに対してコミュニケーションアプリケーションの実行を制御して、コミュニケーションアプリケーションの状態を第1ユーザ2aと第2ユーザ2bとの間のコミュニケーションが可能な状態に制御するサポート制御を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ間でコミュニケーションを取ることができるコミュニケーションアプリケーション(以下単に「アプリ」という。)を実行可能なユーザ端末との通信が可能に構成され、各ユーザのアバターが配置される仮想空間を制御するコンピュータシステムであって、
前記仮想空間において、第1ユーザの第1アバターと第2ユーザの第2アバターとの間でコミュニケーションを取ろうとする所与のリクエスト条件を満たしたことを検出するリクエスト検出手段と、
前記リクエスト検出手段の検出がなされた場合に、前記第1ユーザの第1ユーザ端末と前記第2ユーザの第2ユーザ端末とに対して前記アプリの実行を制御して、前記アプリの状態を前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間のコミュニケーションが可能な状態に制御するサポート制御を実行するサポート制御手段と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記リクエスト検出手段は、前記第1ユーザ又は前記第1アバターから前記第2ユーザ又は前記第2アバターに対する依頼と、当該依頼に対する前記第2ユーザ又は前記第2アバターによる承認とが成された場合に前記リクエスト条件を満たしたと判定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記リクエスト検出手段は、前記第1アバターによる前記第2アバターに対する行動、挙動、相対位置、又は、相対向きに基づいて前記リクエスト条件を満たしたかを判定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記第1アバターは、前記第1ユーザがリアルタイムで操作しているアバターであり、
前記第2アバターは、前記第2ユーザがリアルタイムで操作していないコンピュータ制御のアバターである、
請求項1~3の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記サポート制御手段は、前記第1ユーザ端末又は前記第2ユーザ端末において、前記アプリが起動していない場合に前記アプリの起動に関する前記サポート制御を実行する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記サポート制御手段は、前記第1ユーザ端末又は前記第2ユーザ端末において、前記アプリがインストールされていない場合に前記アプリのインストールに関する前記サポート制御を実行する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記アプリは複数種類あり、
前記サポート制御手段は、前記複数種類のアプリの中からのアプリの選択と、当該選択したアプリに係る前記サポート制御とを実行する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記サポート制御手段は、選択した前記アプリの設定を前記サポート制御に含めて実行する、
請求項7に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記サポート制御手段は、前記第1ユーザ又は前記第2ユーザによる前記アプリの選択操作を受け付けて、受け付けた前記アプリに係る前記サポート制御を実行する、
請求項7又は8に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記サポート制御手段は、前記複数種類のアプリのうち、前記第1ユーザ又は前記第2ユーザに予め関連付けられた前記アプリを選択し、選択した前記アプリに係る前記サポート制御を実行する、
請求項7又は8に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータシステム等に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数のユーザが仮想空間を共有する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。共有の仮想空間内には、ユーザ別のアバターが配置され、各ユーザはアバターを通じて仮想空間内の様々な場所に行き様々な仮想体験を楽しむことができる。こういった仮想空間を通じて提供されるサービスを「仮想空間サービス」という。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-312744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮想空間サービスには、仮想空間内で出会ったユーザ同士が、その仮想空間内でコミュニケーションを取るための内部コミュニケーション機能が備わっている場合が多い。例えば、チャット機能がその代表的なものである。
【0005】
しかし、内部コミュニケーション機能は、仮想空間サービスに付随する機能であり、仮想空間サービスと一体的に管理・運営される。そのため、内部コミュニケーション機能の仕様や制限事項は、仮想空間サービスのルールやデザイン等に依存している場合が一般的である。例えば、操作入力可能なデータ種別が、文字に限られる仕様もあれば、ちょっとした画像(動画又は静止画)を添付できる仕様もある。音声、動画による映像でチャットできるものもある。操作入力に係る制限としては、1回のメッセージの文字数制限や、データの添付ができる/できない、添付データのファイル形式やファイルサイズ、などが挙げられる。入力内容に係る制限としては、NGワード、禁止ワードなどがこれに該当する。また、内部コミュニケーション機能を使ったコミュニケーションの履歴は、付随している仮想空間サービスと一体的に管理・記憶される。
【0006】
内部コミュニケーション機能の仕様や制限事項は、仮想空間サービスの提供事業者や運営事業者によって定められる。そのため、仮想空間サービスを利用するユーザの中には、内部コミュニケーション機能の使い勝手が悪いと感じるユーザがいる場合がある。また、ユーザ同士のコミュニケーションの履歴等の情報が、仮想空間サービスと一体的に記憶・管理されることを望まないユーザがいる場合もある。これらのユーザは、当該仮想空間サービスに依存した内部コミュニケーション機能ではなく、当該仮想空間サービスとは異なるコミュニケーションアプリケーションを使って他のユーザとコミュニケーションを図りたいと考えるであろう。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、仮想空間サービスにおけるユーザ同士が、仮想空間サービスとは異なるコミュニケーションアプリケーションを用いたコミュニケーションに円滑に移行することを可能とする技術を提供すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するための第1の発明は、ユーザ間でコミュニケーションを取ることができるコミュニケーションアプリケーション(以下単に「アプリ」という。)を実行可能なユーザ端末との通信が可能に構成され、各ユーザのアバターが配置される仮想空間を制御するコンピュータシステムであって、
前記仮想空間において、第1ユーザの第1アバターと第2ユーザの第2アバターとの間でコミュニケーションを取ろうとする所与のリクエスト条件を満たしたことを検出するリクエスト検出手段(例えば、図8の処理部200s、リクエスト検出部214、図9のリクエスト検出条件データ620、図13のステップS40からステップS50)と、
前記リクエスト検出手段の検出がなされた場合に、前記第1ユーザの第1ユーザ端末と前記第2ユーザの第2ユーザ端末とに対して前記アプリの実行を制御して、前記アプリの状態を前記第1ユーザと前記第2ユーザとの間のコミュニケーションが可能な状態に制御するサポート制御を実行するサポート制御手段(例えば、図8の処理部200s、サポート制御部216、図10のサポート制御用スクリプト群530、図13のステップS54)と、を備えるコンピュータシステムである。
【0009】
第1の発明のコンピュータシステムは、仮想空間サービスにおける第1ユーザおよび第2ユーザに対して、それぞれのユーザ端末で仮想空間サービスの外で実行されるコミュニケーションアプリケーションの実行を制御して、両者間でコミュニケーションが可能な状態にまで円滑にサポートするサポート制御を実行する。これによって、仮想空間サービスにおける第1ユーザと第2ユーザとは、仮想空間サービスを利用した状態から当該仮想空間サービス外でのコミュニケーションに円滑に移行することができるようになる。
【0010】
第2の発明は、上記のコンピュータシステムにおいて、前記リクエスト検出手段が、前記第1ユーザ又は前記第1アバターから前記第2ユーザ又は前記第2アバターに対する依頼と、当該依頼に対する前記第2ユーザ又は前記第2アバターによる承認とが成された場合に前記リクエスト条件を満たしたと判定する(例えば、図13のステップS40、ステップS50)、コンピュータシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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