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公開番号2024078592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191047
出願日2022-11-30
発明の名称照射制御装置および照射制御方法
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B60Q 1/52 20060101AFI20240604BHJP(車両一般)
要約【課題】車両側方のスペースに二輪車への注意喚起を行う光を照射する照射制御装置において、当該スペースの状況に適した態様での光照射を可能にする。
【解決手段】照射制御装置10の状況判断部14は、自車両20が右左折すると判断されたときに自車両20の後方に二輪車が検出され、且つ、自車両20が曲がる方向の自車両20の側方の道路上に二輪車が進入可能な幅のスペースである二輪車進入可能スペースが検出された場合に、二輪車進入可能スペースの状況を判断する。照射制御装置10の照射制御部15は、自車両20の照射ランプ24を制御することで、照射光を二輪車進入可能スペースに照射して二輪車への注意喚起を行う注意喚起照射を実施する。その際、照射制御部15は、照射光の態様を二輪車進入可能スペースの状況の判断結果に応じて変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自車両が右左折するか否かを判断する右左折判断部と、
前記自車両の周辺の二輪車を検出する二輪車検出部と、
前記自車両の側方の道路上のスペースを検出するスペース検出部と、
前記自車両が右左折すると判断されたときに前記自車両の後方に二輪車が検出され、且つ、前記自車両が曲がる方向の前記自車両の側方の道路上に前記二輪車が進入可能な幅のスペースである二輪車進入可能スペースが検出された場合に、前記二輪車進入可能スペースの状況を判断する状況判断部と、
前記自車両が右左折すると判断されたときに前記自車両の後方に二輪車が検出され、且つ、前記自車両が曲がる方向の前記自車両の側方の道路上に前記二輪車進入可能スペースが検出された場合に、前記自車両の照射ランプを制御することで、照射光を前記二輪車進入可能スペースに照射して前記二輪車への注意喚起を行う注意喚起照射を実施するとともに、前記照射光の態様を前記二輪車進入可能スペースの状況の判断結果に応じて変化させる照射制御部と、
を備える照射制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記自車両の側方のスペースの脇にある障害物の高さが第1の高さ以上である場合、前記状況判断部は、当該スペースの幅が第1の幅以上であれば当該スペースを二輪車進入可能スペースと判断する、
請求項1に記載の照射制御装置。
【請求項3】
前記障害物の高さが前記第1の高さ未満かつ第2の高さ以上である場合、前記状況判断部は、当該スペースの幅が前記第1の幅よりも狭い第2の幅以上であれば当該スペースを二輪車進入可能スペースと判断する、
請求項2に記載の照射制御装置。
【請求項4】
前記状況判断部は、前記二輪車進入可能スペースの状況として、前記二輪車進入可能スペースの脇にある障害物の高さを判断する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照射制御装置。
【請求項5】
前記障害物が一定以上の高さを有する壁状の障害物である場合、前記照射制御部は前記障害物に対しても前記照射光を照射する、
請求項4に記載の照射制御装置。
【請求項6】
前記障害物が一定未満の高さを有する縁石状の障害物である場合、前記照射制御部は、前記二輪車進入可能スペースが実際よりも狭く見える錯視効果のある態様の前記照射光で前記注意喚起照射を実施する、
請求項4に記載の照射制御装置。
【請求項7】
前記二輪車進入可能スペースが実際よりも狭く見える錯視効果は、前記自車両が実際よりも膨張して見える錯視効果のある態様の前記照射光によって実現される、
請求項6に記載の照射制御装置。
【請求項8】
前記障害物が一定未満の高さを有する縁石状の障害物である場合、前記照射制御部は、前記二輪車進入可能スペースの走行困難性を高く見せる錯視効果のある態様の前記照射光で前記注意喚起照射を実施する、
請求項4に記載の照射制御装置。
【請求項9】
前記照射制御部は、前記障害物の高さに応じて前記照射光の高さ方向の照射範囲を設定する、
請求項4に記載の照射制御装置。
【請求項10】
前記状況判断部は、前記二輪車進入可能スペースの状況として、前記二輪車進入可能スペースの幅を判断する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照射制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載される照射制御装置に関するものであり、特に、車両が左折または右折する際に車両の側方に二輪車が進入することを抑制する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば交差路で車両が右折または左折する際に、車両の側方に二輪車が進入すると、巻き込み事故が生じる恐れがある。例えば下記の特許文献1には、車両が左折する際に、車両左側の路面に光を照射することで、二輪車の運転者への注意喚起を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-129764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、照射光の視認性を向上させるために照射光の色や強度を調整することが行われるが、車両側方のスペースの幅や障害物の有無などの状況は照射光の態様に考慮されておらず、二輪車の運転者に注意喚起する効果を向上させるために改善の余地がある。
【0005】
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、車両側方のスペースに二輪車への注意喚起を行う光を照射する照射制御装置において、当該スペースの状況に適した態様での光照射を可能にすること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る照射制御装置は、自車両が右左折するか否かを判断する右左折判断部と、自車両の周辺の二輪車を検出する二輪車検出部と、自車両の側方の道路上のスペースを検出するスペース検出部と、自車両が右左折すると判断されたときに自車両の後方に二輪車が検出され、且つ、自車両が曲がる方向の自車両の側方の道路上に二輪車が進入可能な幅のスペースである二輪車進入可能スペースが検出された場合に、二輪車進入可能スペースの状況を判断する状況判断部と、自車両が右左折すると判断されたときに自車両の後方に二輪車が検出され、且つ、自車両が曲がる方向の自車両の側方の道路上に二輪車進入可能スペースが検出された場合に、自車両の照射ランプを制御することで、照射光を二輪車進入可能スペースに照射して二輪車への注意喚起を行う注意喚起照射を実施するとともに、照射光の態様を二輪車進入可能スペースの状況の判断結果に応じて変化させる照射制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る照射制御装置によれば、注意喚起照射における照射光の態様を二輪車進入可能スペースの状況の判断結果に応じて変化させることが可能であるため、当該スペースの状況に適した態様での光照射が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る照射制御装置の構成を示す図である。
二輪車進入可能スペースの検出方法を説明するための図である。
二輪車進入可能スペースの検出方法を説明するための図である。
自車両が左折する場合の注意喚起照射を説明するための図である。
自車両が右折する場合の注意喚起照射を説明するための図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
二輪車進入可能スペースの脇に壁状の障害物がある状況における注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
二輪車進入可能スペースの脇に縁石状の障害物がある状況における注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
実施の形態1に係る照射制御装置の動作を示すフローチャートである。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
注意喚起照射の照射パターンの例を示す図である。
実施の形態1の変形例に係る照射制御装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態2に係る照射制御装置の構成を示す図である。
実施の形態2に係る照射制御装置の動作を説明するための図である。
実施の形態2に係る照射制御装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態3に係る照射制御装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態4に係る照射制御装置の動作を示すフローチャートである。
照射制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
照射制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る照射制御装置10の構成を示す図である。以下の説明では、照射制御装置10は車両20に搭載されているものとし、照射制御装置10が搭載された車両20を「自車両」という。また、車両の右折および左折を「右左折」と総称する。つまり「右左折」とは、車両が進行方向を変えることを意味し、右折および左折の両方の意味を含む。
【0010】
図1に示すように、照射制御装置10は、自車両20に備えられた車両制御装置21、運転者監視装置22、周辺監視装置23および照射ランプ24に接続されており、車両制御装置21、運転者監視装置22および周辺監視装置23から取得した情報に基づいて、照射ランプ24を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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