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公開番号2024077909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190143
出願日2022-11-29
発明の名称全固体電池、包装体、および回路基板の製造方法
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/0562 20100101AFI20240603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 容易にリフロー部をコーティングすることができる全固体電池、包装体、および回路基板の製造方法を提供する。
【解決手段】 全固体電池は、固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、前記積層チップの前記2端面以外の4面の少なくともいずれかの面に設けられた熱可塑性樹脂と、を備える。
【選択図】 図6

特許請求の範囲【請求項1】
固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、
前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、
前記積層チップの前記2端面以外の4面の少なくともいずれかの面に設けられた熱可塑性樹脂と、を備える全固体電池。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記熱可塑性樹脂は、前記4面の少なくともいずれかの面の全体を覆っている、請求項1に記載の全固体電池。
【請求項3】
前記熱可塑性樹脂の融点は、300℃以下である、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
【請求項4】
前記熱可塑性樹脂の融点は、100℃以上である、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
【請求項5】
前記熱可塑性樹脂は、表面に平坦面を備える、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
【請求項6】
前記熱可塑性樹脂の材料は、ポリプロピレンである、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の全固体電池と、
前記全固体電池を収容する収容部を有するテープ本体と、
前記収容部を覆う封止テープと、
を備える包装体。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の全固体電池の前記第1外部電極および前記第2外部電極を、基板上で表面にハンダが設けられた2つのランドのそれぞれに配置する工程と、
加熱処理することで、前記ハンダと、前記第1外部電極および前記第2外部電極とを接続するとともに、前記熱可塑性樹脂を軟化して前記熱可塑性樹脂で前記全固体電池を覆う工程と、を含む、回路基板の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、全固体電池、包装体、および回路基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
積層型の全固体電池は、発火や漏液の心配がなく、またリフローハンダ付けが可能であり、安全で取り扱いが容易な二次電池である(例えば、特許文献1を参照)。従来の電解液を使用したリチウムイオン電池からの移行が検討されており、幅広い分野での利用に展開されることが期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-43893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
全固体電池が外気に触れると、電池特性が劣化するおそれがある。リフローハンダ付けをした後に、ハンダ付け部も含めて部品全体を外装コートするのが理想だが、実装後にユーザーにコーティングをお願いすることになる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、容易にリフロー部をコーティングすることができる全固体電池、包装体、および回路基板の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る全固体電池は、固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、前記積層チップの前記2端面以外の4面の少なくともいずれかの面に設けられた熱可塑性樹脂と、を備える。
【0007】
上記全固体電池において、前記熱可塑性樹脂は、前記4面の少なくともいずれかの面の全体を覆っていてもよい。
【0008】
上記全固体電池において、前記熱可塑性樹脂の融点は、300℃以下であってもよい。
【0009】
上記全固体電池において、前記熱可塑性樹脂の融点は、100℃以上であってもよい。
【0010】
上記全固体電池において、前記熱可塑性樹脂は、表面に平坦面を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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