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公開番号2024077744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189876
出願日2022-11-29
発明の名称遠隔処理システムおよび方法、遠隔装置、並びに遠隔表示方法およびプログラム
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20240603BHJP(計算;計数)
要約【課題】印刷装置においてユーザがどのような操作を行ったかを遠隔装置で把握することができる遠隔処理システムおよび方法、遠隔装置、並びに遠隔表示方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】所定の操作を受け付ける操作受付部11と、操作に応じて印刷処理を施す印刷処理部12と、操作の履歴を記憶する操作履歴記憶部13と、操作の履歴を出力する操作履歴出力部14とを有する印刷装置10と、操作履歴出力部14から出力された操作の履歴を受け付ける操作履歴受付部21と、操作の履歴に基づいて生成された操作の内容を表す再現画像を表示させる表示制御部22とを有する遠隔装置20とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
所定の操作を受け付ける操作受付部と、前記操作に応じて所定の処理を施す処理部と、前記操作の履歴を記憶する操作履歴記憶部と、前記操作の履歴を出力する操作履歴出力部とを有する処理装置と、
前記操作履歴出力部から出力された操作の履歴を受け付ける操作履歴受付部と、前記操作の履歴に基づいて生成された前記操作の内容を表す再現画像を表示させる表示制御部とを有する遠隔装置とを備えた遠隔処理システム。
続きを表示（約 810 文字）【請求項２】
前記表示制御部が、前記再現画像として、前記操作の操作者の手の動きを表すアニメーション画像を表示させる請求項１記載の遠隔処理システム。
【請求項３】
前記表示制御部が、前記操作の履歴に基づいて、フリック、スワイプおよびタップのうちの少なくとも１つの操作を認識し、該認識した操作の手の動きを表すアニメーション動画を表示させる請求項２記載の遠隔処理システム。
【請求項４】
前記表示制御部が、前記再現画像とともに、前記操作受付部において表示された画面の遷移の画像を表示させる請求項１記載の遠隔処理システム。
【請求項５】
所定の操作を受け付け、該操作に応じて所定の処理を施す処理装置における前記操作の履歴を記憶し、
該記憶した操作の履歴を前記処理装置と通信する遠隔装置において受け付け、
前記操作の履歴に基づいて生成された前記操作の内容を表す再現画像を前記遠隔装置に表示させる遠隔処理方法。
【請求項６】
所定の操作を受け付け、該操作に応じて所定の処理を施す処理装置から出力された前記操作の履歴を受け付ける操作履歴受付部と、前記操作の履歴に基づいて生成された前記操作の内容を表す再現画像を表示させる表示制御部とを備えた遠隔装置。
【請求項７】
所定の操作を受け付け、該操作に応じて所定の処理を施す処理装置から出力された前記操作の履歴を受け付け、前記操作の履歴に基づいて生成された前記操作の内容を表す再現画像を表示させる遠隔表示方法。
【請求項８】
所定の操作を受け付け、該操作に応じて所定の処理を施す処理装置から出力された操作の履歴を受け付けるステップと、前記操作の履歴に基づいて生成された前記操作の内容を表す再現画像を表示させるステップとをコンピュータに実行させる遠隔表示プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、所定の操作に応じて処理を行う処理装置および処理装置と通信する遠隔装置を備えた遠隔処理システムおよび方法、遠隔装置、並びに遠隔表示方法およびプログラムに関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、コンピュータなどの遠隔装置から印刷装置にアクセスし、印刷装置のパネル表示を遠隔装置で表示し、印刷装置におけるユーザの操作をメーカーの保守員などが遠隔装置において確認し、不具合の原因解析などが行われている。
【０００３】
たとえば特許文献１では、リモートメンテナンス用のサポート端末が、印刷装置の操作パネル部をエミュレートした画面を表示して、その画面上で各種指示を行うシステムが提案されている。
【０００４】
また、印刷装置に限らず、Windows(登録商標)のリモートデスクトップ機能や、市販ソフトのTeamViewer（登録商標）（https://www.teamviewer.com/ja/）のように、ネットワーク経由で所定のＰＣにおいて別のＰＣの画面を表示させ、その別のＰＣの遠隔操作を行う方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１９－２１３１９１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１に記載の発明やTeamViewerを用いても、遠隔装置において印刷装置などの表示を再現できるだけである。
【０００７】
したがって、遠隔装置では、印刷装置などのユーザがどのような操作をした結果、現在の画面に遷移したのかが分からない。
【０００８】
また、たとえば印刷装置などのGUI（Graphical User Interface）に不具合があった場合などに、遠隔装置において、印刷装置などの画面を表示しただけでは、GUIの不具合であるのか、ユーザの操作が不適切なのかを判別することができない。
【０００９】
本発明は、上記事情に鑑み、印刷装置などの処理装置において、ユーザがどのような操作を行ったかを遠隔装置で把握することができる遠隔処理システムおよび方法、遠隔装置、並びに遠隔表示方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
本発明の遠隔処理システムは、所定の操作を受け付ける操作受付部と、操作に応じて所定の処理を施す処理部と、操作の履歴を記憶する操作履歴記憶部と、操作の履歴を出力する操作履歴出力部とを有する処理装置と、操作履歴出力部から出力された操作の履歴を受け付ける操作履歴受付部と、操作の履歴に基づいて生成された操作の内容を表す再現画像を表示させる表示制御部とを有する遠隔装置とを備える。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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