TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024077226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189181
出願日2022-11-28
発明の名称皮膚の抗老化剤
出願人株式会社実正
代理人個人,個人
主分類A61K 8/9789 20170101AFI20240531BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】抗老化作用を有する皮膚の抗老化剤を提供すること。
【解決手段】皮膚の抗老化剤は、エラスターゼ活性阻害物質を含有する。エラスターゼ活性阻害物質は、サチャインチナッツから採取された物質である。サチャインチナッツからの採取方法は、例えば、超臨界CO2抽出方法であることが特に好ましい.また、エラスターゼ活性阻害物質は、α-トコフェロール、γ-トコフェロール、および、δ-トコフェロールからなる群から選ばれる少なくとも1つであることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エラスターゼ活性阻害物質を含有し、前記エラスターゼ活性阻害物質が、サチャインチナッツから採取されたエラスターゼ活性阻害物質であること、及び/又は、α-トコフェロール、γ-トコフェロール、および、δ-トコフェロールからなる群から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする皮膚の抗老化剤。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記サチャインチナッツから採取されたエラスターゼ活性阻害物質が、低温圧搾法または超臨界抽出方法のいずれか1つの方法により採取された物質であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚の抗老化剤。
【請求項3】
前記エラスターゼ活性阻害物質が、超臨界CO

抽出サチャインチナッツ油であることを特徴とする請求項1~2のいずれか1項に記載の皮膚の抗老化剤。
【請求項4】
前記超臨界CO

抽出サチャインチナッツ油の添加濃度が0.1mg/mL以上であることを特徴とする請求項3に記載の皮膚の抗老化剤。
【請求項5】
前記エラスターゼ活性阻害物質が、低温圧搾サチャインチナッツ油であり、該低温圧搾サチャインチナッツ油の添加濃度が0.25mg/mL以上、1mg/mL未満であることを特徴とする請求項1~2のいずれか1項に記載の皮膚の抗老化剤。
【請求項6】
前記エラスターゼ活性阻害物質がα-トコフェロール、γ-トコフェロール、および、δ-トコフェロールからなる群から選ばれる少なくとも一つであり、前記エラスターゼ活性阻害物質の含有量が50μg/mL以上であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚の抗老化剤。
【請求項7】
請求項1、2または6のいずれか1項に記載の皮膚の抗老化剤を含有することを特徴とする肌用製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚の抗老化剤に関し、特に、エラスターゼ活性阻害効果を有する皮膚の抗老化剤に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
皮膚は表皮層と真皮層の二層からなり、下側の真皮層は水分を保持して皮膚の機能を支えている。この真皮層はコラーゲンやエラスチン等の細胞間マトリックスと真皮線維芽細胞で構成されている。
コラーゲンは、様々な組織において細胞外マトリックスの主成分として働く高分子タンパク質として知られており、線維性のI型コラーゲンは皮膚のハリや弾力を保ち、非線維性のIV型コラーゲンとVII型コラーゲンは、それぞれ基底膜の構成及び基底膜と真皮の接着という役割を担う。
エラスチンは、弾性線維とも称されるしなやかで伸縮性のある線維状タンパク質であり、真皮層においてコラーゲン線維束同士をつなぎ、皮膚の弾力を創出している。エラスチンは、加齢や紫外線の影響により壊れていって年齢と共に減少し、シワ形成の原因となることが分かっている。これは、加齢や紫外線暴露に伴ってエラスターゼが活性化することに起因するものであり、エラスターゼの活性を阻害することにより皮膚の抗老化が期待できるのである。
【0003】
本発明者らは、様々な方法で採取したサチャインチナッツオイル(サチャインチナッツ油)にエラスターゼ活性阻害効果があることを見出して、本発明を完成させるに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-202990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、なされたものであり、その目的は、エラスターゼ活性阻害機能を有する皮膚の抗老化剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の皮膚の抗老化剤は、エラスターゼ活性阻害物質を含有し、前記エラスターゼ活性阻害物質が、サチャインチナッツから採取されたエラスターゼ活性阻害物質であること、及び/又は、α-トコフェロール、γ-トコフェロール、および、δ-トコフェロールからなる群から選ばれる少なくとも一つであることを特徴とする。
【0007】
本発明において、前記サチャインチナッツから採取されたエラスターゼ活性阻害物質は、低温圧搾法または超臨界抽出方法のいずれか1つの方法により採取された物質であることが好ましい。
【0008】
また、本発明において、前記エラスターゼ活性阻害物質は、超臨界CO

抽出サチャインチナッツ油であることが好ましい。
【0009】
ここで、前記超臨界CO

抽出サチャインチナッツ油の添加濃度は0.1mg/mL以上であることが好ましい。
【0010】
本発明において、前記エラスターゼ活性阻害物質は、低温圧搾サチャインチナッツ油であり、該低温圧搾サチャインチナッツ油の添加濃度が0.25mg/mL以上、1mg/mL未満であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
錠剤撒き器
1か月前
個人
穿刺補助具
3か月前
個人
男性用下着
2か月前
個人
入れ歯
4か月前
個人
蓋付きしびん
4か月前
個人
聴診器
4か月前
個人
介護浴槽
4か月前
個人
鼻腔拡張具
1か月前
株式会社コロナ
脱臭機
1か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
1か月前
個人
排便漏れ予防装具
2か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
個人
入浴介護補助装置
4か月前
個人
スプレー式目薬容器
5か月前
個人
透析装置の洗浄方法
6か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
4か月前
個人
マウスピース
3か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
1か月前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
1か月前
個人
弾性材一体コルセット
6か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2日前
個人
マッサージガン保持具
5か月前
個人
圧排器具
3か月前
個人
根管治療用のファイル
6か月前
株式会社ニデック
検眼装置
6か月前
株式会社いうら
介助リフト
6か月前
オンキヨー株式会社
聴診器
6か月前
株式会社ニデック
眼科装置
27日前
株式会社ニデック
眼科装置
23日前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ファンケル
化粧料
6日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
4か月前
株式会社TAT
冷却具
1か月前
株式会社ダリヤ
整髪料組成物
4か月前
株式会社熊谷組
歩行器
6か月前
続きを見る