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公開番号2024077136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189002
出願日2022-11-28
発明の名称携帯用加工機用作業台
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B25H 1/02 20060101AFI20240531BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】長尺定規を昇降可能に支持する携帯用加工機用の作業台であって、長尺定規を昇降させる作業性の良好な作業台が必要とされている。
【解決手段】携帯用加工機用の長尺定規7が取付けられる携帯用加工機用の作業台1は、被加工材Wが載置されるテーブル10を有する。作業台1は、テーブル10の前部または後部に移動可能に設けられる可動アーム23を有する。作業台1は、可動アーム23に支持されて可動アーム23の移動によりテーブル10に対して上下動し、かつ長尺定規7の前部または後部が取付けられる定規支持部20を有する。作業台1は、定規支持部20と一体に設けられかつ作業者に把持されるハンドル28を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
携帯用加工機用長尺定規が取付けられる携帯用加工機用作業台であって、
被加工材が載置されるテーブルと、
前記テーブルの前部または後部に移動可能に設けられる可動アームと、
前記可動アームに支持されて前記可動アームの移動により前記テーブルに対して上下動し、かつ前記長尺定規の前部または後部が取付けられる定規支持部と、
前記定規支持部と一体に設けられかつ作業者に把持されるハンドルを有する携帯用加工機用作業台。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記可動アームは、前記テーブルに回転可能に連結される下連結部と前記定規支持部に回転可能に連結される上連結部を有する携帯用加工機用作業台。
【請求項3】
請求項2に記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記可動アームとして前記テーブルの前部に移動可能に設けられる前アームと、
前記可動アームとして前記テーブルの後部に移動可能に設けられる後アームと、
前記定規支持部として前記前アームに支持される前定規支持部と、
前記定規支持部として前記後アームに支持される後定規支持部を有し、
前記前アームと前記後アームは、それぞれの前記下連結部を中心として前後方向にかつ同じ方向に回転する携帯用加工機用作業台。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1つに記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記ハンドルは、前記可動アームの上部と同じ高さに設けられる携帯用加工機用作業台。
【請求項5】
請求項2または3に記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記ハンドルは、前記上連結部と同じ高さに設けられる携帯用加工機用作業台。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記定規支持部は、前記ハンドルが前記テーブルから離れる方向に引っ張られることで上動し、前記ハンドルが前記テーブルに向けて押されることで下動する携帯用加工機用作業台。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記可動アームは、前記定規支持部の左部を支持する左アーム片と、前記定規支持部の右部を支持する右アーム片を含み、
前記定規支持部は、前記長尺定規の左右幅内に収まるように前記長尺定規と連結され、
前記ハンドルは、前記定規支持部から水平方向に延出する携帯用加工機用作業台。
【請求項8】
請求項7に記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記左アーム片は、前記定規支持部の左部に回転可能に連結される左上連結部を有し、
前記右アーム片は、前記定規支持部の右部に回転可能に連結される右上連結部を有し、
前記ハンドルは、前記定規支持部の前記左部から水平方向に突出する左突出部と、前記定規支持部の前記右部から水平方向に突出する右突出部と、前記左突出部の先端と前記右突出部の先端の間を連結するグリップを有する携帯用加工機用作業台。
【請求項9】
請求項2,3,5のいずれか1つに記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記可動アームが前記下連結部を中心に回転して、前記定規支持部が下方位置から上死点を通過する構成であり、
前記定規支持部が前記上死点を越えた位置において前記可動アームの回転を規制して前記定規支持部を前記下方位置よりも高い待機位置で保持するストッパが設けられる携帯用加工機用作業台。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1つに記載の携帯用加工機用作業台であって、
前記テーブルの上方にて起立して前記被加工材の端面が当接されるフェンスと、
前記フェンスを支持しかつ前記テーブルに水平方向に移動可能に装着されるフェンス移動機構を有する携帯用加工機用作業台。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば木材等の被加工材を例えば携帯用マルノコ等の携帯用加工機で切削加工する際に用いられる携帯用加工機用作業台に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば携帯用マルノコと称される携帯用加工機は、略矩形板状のベースと、ベースの上方に支持される加工機本体を有する。加工機本体には、ベースの下面の下方へ突出可能な略円板形の刃具が回転可能に支持される。作業者は、ベースの下面を被加工材に当接させかつ刃具を回転させた状態で携帯用加工機を刃具の側面に沿った切断進行方向へ移動させる。これによりベースの下面から下方へ突出した刃具は、切断進行方向に沿って被加工材を切断する。
【0003】
長尺定規を用いて携帯用加工機の移動を直線状に案内し、被加工材を真っ直ぐに切断する場合がある。長尺定規の上面には、長尺定規の長手方向に直線状に延出しかつ上方に向けて凸形状のレールが設けられる。携帯用加工機のベースの下面には、前後方向に直線状に延出しかつ上方に向けて凹形状のレール係合部が設けられる。長尺定規を被加工材の上面に載せ、ベースのレール係合部を長尺定規のレールに係合させる。これにより携帯用加工機は、レールの延出方向に沿って直線状に案内される。
【0004】
従来、特許文献1に記載されるように、長尺定規を昇降可能に支持する作業台が提供されている。作業台のテーブルには被加工材が載置される。長尺定規は、下動することで被加工材の上面に当接する。長尺定規が被加工材の上面に当接する状態で、上述のように携帯用加工機を長尺定規で案内できる。長尺定規は、上動することで被加工材の上面から離間する。長尺定規を被加工材から離間させることで、被加工材の移動や他の被加工材との交換を行うことができる。
【0005】
特許文献1に記載の長尺定規は、以下のような定規移動機構によって上下動する。定規移動機構は、作業台の前端と後端で作業台に対して回転可能に支持されるシャフトを有する。各シャフトの中央部分には、作業台に回転可能に連結される回転軸が設けられる。各シャフトの一端には、長尺定規の前端または後端と連結される定規連結部が設けられる。各シャフトの他端には、作業者が把持可能なハンドルが設けられる。作業者がハンドルを把持して上下動させることで、シャフトが回転軸回りに回転する。定規支持部は、梃子の原理によってハンドルが上動する際に下動し、ハンドルが下動する際に上動する。
【0006】
特許文献1に記載される従来の作業台には様々な課題があった。例えば長尺定規が自重で下がる場合がある。長尺定規が下動すると、梃子の原理によってハンドルが自動的に上動する。そのため作業者は、ハンドルの上動に対して注意して作業する必要があった。また、長尺定規を下動させるためにハンドルを上動させ、長尺定規を上動させるためにハンドルを下動させる。そのためハンドル操作が長尺定規の上下動に対して直感的でなく、作業性に改善の余地があった。さらに特許文献1に記載の作業台は、シャフトが回転可能なスペースを必要とする。そのため、例えば作業台の脚部を収納し、テーブルのみの状態で床や他の台に載置して使う、といった使用方法が困難である。したがって作業台の利便性に改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5818189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって長尺定規を昇降可能に支持する携帯用加工機用の作業台であって、長尺定規を昇降させる作業性の良好な作業台が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の1つの特徴は、携帯用加工機用長尺定規が取付けられる携帯用加工機用作業台に関する。作業台は、被加工材が載置されるテーブルを有する。作業台は、テーブルの前部または後部に移動可能に設けられる可動アームを有する。作業台は、可動アームに支持されて可動アームの移動によりテーブルに対して上下動し、かつ長尺定規の前部または後部が取付けられる定規支持部を有する。作業台は、定規支持部と一体に設けられかつ作業者に把持されるハンドルを有する。
【0010】
したがって長尺定規と定規支持部は、上下に同じ方向に移動する。さらに定規支持部とハンドルが一体に設けられるため、定規支持部とハンドルも上下に同じ方向に移動する。そのためハンドルと長尺定規の上下動の方向が一致する。これによりハンドルを直感的に操作し易い。また、長尺定規が自重で下動する際、長尺定規とハンドルが一体的に下動する。そのためハンドルは不用意に上動することがない。かくして長尺定規を昇降させる作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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