TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024082565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196502
出願日2022-12-08
発明の名称切断工具
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類A01G 3/08 20060101AFI20240613BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】緩み抑制部材がねじ部材から脱落することを抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する切断工具は、第1刃と、第1刃に対して相対的に回動可能な第2刃と、第1刃および第2刃を支持する基材と、頭部と、頭部を基端として延びるとともに雄ねじが規定された軸部と、を含んでおり、雄ねじを雌ねじに対して螺合させることで第1刃と基材を互いに締結するねじ部材と、軸部に取り付けられており、頭部によって押圧されることにより、ねじ部材の緩みを抑制する緩み抑制部材と、緩み抑制部材よりも軸部の先端側において、緩み抑制部材に隣接するように軸部に取り付けられており、緩み抑制部材が軸部の基端側から先端側に移動することを抑制する脱落抑制部材と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1刃と、
前記第1刃に対して相対的に回動可能な第2刃と、
前記第1刃および前記第2刃を支持する基材と、
頭部と、前記頭部を基端として延びるとともに雄ねじが規定された軸部と、を含んでおり、前記雄ねじを雌ねじに対して螺合させることで前記第1刃と前記基材を互いに締結するねじ部材と、
前記軸部に取り付けられており、前記頭部によって押圧されることにより、前記ねじ部材の緩みを抑制する緩み抑制部材と、
前記緩み抑制部材よりも前記軸部の先端側において、前記緩み抑制部材に隣接するように前記軸部に取り付けられており、前記緩み抑制部材が前記軸部の基端側から先端側に移動することを抑制する脱落抑制部材と、を備える、切断工具。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記緩み抑制部材は、
前記軸部の基端側に向けられる第1面と、
前記軸部の先端側に向けられる第2面と、を備えており、
前記第1面を前記軸部の基端側から見た時の形状と、前記第2面を前記軸部の先端側から見た時の形状と、が互いに異なる、請求項1の切断工具。
【請求項3】
前記緩み抑制部材は、
前記軸部の先端側に向かうにつれて拡径した略円錐台形状に沿って広がる板部と、
前記板部の内周部および外周部の少なくとも一方に沿って設けられており、前記板部が広がる方向に突出した複数の歯部と、を備えており、
前記脱落抑制部材は、略円環状の弾性部材である、請求項1または2の切断工具。
【請求項4】
前記第1刃または前記基材は、
前記軸部が通過する貫通孔と、
前記緩み抑制部材が当接する当接面と、
前記貫通孔の周縁部に沿って設けられ、前記脱落抑制部材の少なくとも一部を前記当接面よりも内部に退避させる凹部と、を備える、請求項1から3の何れか一項の切断工具。
【請求項5】
前記凹部は、前記当接面と滑らかに接続している、請求項4の切断工具。
【請求項6】
前記第2刃に連結されるモータシャフトと、
前記モータシャフトを回転させる電動モータと、を備えており、
前記電動モータを駆動することで、前記第1刃と前記第2刃が互いに対して回動されて、切断動作が実行される、請求項1から5の何れか一項の切断工具。
【請求項7】
前記脱落抑制部材は、前記軸部の径方向に押し広げられた状態で、前記軸部に取り付けられている、請求項1から6の何れか一項の切断工具。
【請求項8】
前記軸部の基端側から見た時に、前記脱落抑制部材が前記緩み抑制部材に隠れる、請求項1から7の何れか一項の切断工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、切断工具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1刃と、前記第1刃に対して相対的に回動可能な第2刃と、前記第1刃および前記第2刃を支持する基材と、頭部と、前記頭部を基端として延びるとともに雄ねじが規定された軸部と、を含んでおり、前記雄ねじを雌ねじに対して螺合させることで前記第1刃と前記基材を互いに締結するねじ部材と、前記軸部に取り付けられており、前記頭部によって押圧されることにより、前記ねじ部材の緩みを抑制する緩み抑制部材と、を備える切断工具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-107440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような切断工具では、切断工具からねじ部材を取り外した時に、緩み抑制部材がねじ部材(具体的には、軸部の先端)から脱落するおそれがある。本明細書では、緩み抑制部材がねじ部材から脱落することを抑制可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する切断工具は、第1刃と、前記第1刃に対して相対的に回動可能な第2刃と、前記第1刃および前記第2刃を支持する基材と、頭部と、前記頭部を基端として延びるとともに雄ねじが規定された軸部と、を含んでおり、前記雄ねじを雌ねじに対して螺合させることで前記第1刃と前記基材を互いに締結するねじ部材と、前記軸部に取り付けられており、前記頭部によって押圧されることにより、前記ねじ部材の緩みを抑制する緩み抑制部材と、前記緩み抑制部材よりも前記軸部の先端側において、前記緩み抑制部材に隣接するように前記軸部に取り付けられており、前記緩み抑制部材が前記軸部の基端側から先端側に移動することを抑制する脱落抑制部材と、を備える。
【0006】
上記の構成によれば、緩み抑制部材が前記軸部の基端側から先端側に移動することを抑制する脱落抑制部材が、ねじ部材に設けられている。このため、緩み抑制部材がねじ部材から脱落することを抑制できる。
【0007】
なお、本明細書でいう「ねじ部材の緩み」は、具体的には、ねじ部材を締め付けた状況でのねじ部材の緩みを意味する。また、本明細書でいう「緩み抑制部材の脱落」は、具体的には、ねじ部材を切断工具から取り外した状況での緩み抑制部材の脱落を意味する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る剪定ハサミ2を前方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の前側に設けられた構成部品を左右方向に分解した状態を示す分解図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の前部を左方から見た拡大図である。
実施例に係る剪定ハサミ2において、ロックねじ44による締結が完了した状態を示す断面図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の動作モードが通常モードであって、トリガレバー10に引き操作がされていない時の、剪定ハサミ2の内部構造を右方から見た図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の、トリガレバー10と、ギアハウジング16と、センサ基板208を、前方右方上方から見た斜視図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の動作モードが通常モードであって、トリガレバー10に引き操作がされている時の、剪定ハサミ2の内部構造を右方から見た図である。
実施例に係る剪定ハサミ2の、可動刃8とブレードホルダ38を、後方左方上方から見た斜視図である。
実施例に係る剪定ハサミ2において、可動刃8の開位置が第1開位置P1と第2開位置P2の間で切り換えられる様子を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された切断工具を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
【0010】
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、以下の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社マキタ
電気機器
8日前
株式会社マキタ
電動工具
3日前
株式会社マキタ
切断工具
8日前
株式会社マキタ
管拡径工具
8日前
株式会社マキタ
リフタ装置
8日前
株式会社マキタ
動力作業機
18日前
株式会社マキタ
ねじ締め工具
15日前
株式会社マキタ
打ち込み工具
15日前
株式会社マキタ
携帯用切断機
18日前
株式会社マキタ
インパクト工具
17日前
株式会社マキタ
インパクトレンチ
8日前
株式会社マキタ
ボード用スクリュードライバ
1日前
株式会社マキタ
ドライバドリルのアクセサリ
4日前
株式会社マキタ
送風機用の集塵アタッチメント
4日前
株式会社マキタ
ミストブロワおよび液体ノズルの製造方法
10日前
株式会社マキタ
電動作業機
7日前
個人
植木鉢
1か月前
個人
蠅捕獲器
今日
個人
防護柵
15日前
個人
遠投コマセ籠
1日前
個人
多機能の除草具
4日前
個人
イカ釣り用ヤエン
25日前
個人
釣り用ルアー
1日前
個人
動物用ケージ
23日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
害虫の防止方法
29日前
井関農機株式会社
作業車両
15日前
個人
産卵床及び卵保護方法
1か月前
個人
アスパラガスの栽培方法
9日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
22日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
9日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
9日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
18日前
井関農機株式会社
歩行型管理機
25日前
個人
ウナギ目仔魚形質測定装置
10日前
株式会社オーツボ
海苔箱船
8日前
続きを見る