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公開番号2024075825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187007
出願日2022-11-24
発明の名称案内システム
出願人株式会社アイシン
代理人Knowledge Partners弁理士法人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20240529BHJP(測定;試験)
要約【課題】望ましいタイミングでエネルギー補給を案内できる可能性を高める技術の提供。
【解決手段】車両の走行予定経路を取得する経路取得部と、前記走行予定経路上の複数の地点において予測される前記車両のエネルギー残量を取得する残量取得部と、前記複数の地点をそれぞれ含む各領域のエネルギー補給施設の密度に応じて前記エネルギー残量の閾値を設定する閾値設定部と、前記エネルギー残量が前記閾値未満となった場合に、エネルギー補給を推奨する案内を行う案内部と、を備える案内システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行予定経路を取得する経路取得部と、
前記走行予定経路上の複数の地点において予測される前記車両のエネルギー残量を取得する残量取得部と、
前記複数の地点をそれぞれ含む各領域のエネルギー補給施設の密度に応じて前記エネルギー残量の閾値を設定する閾値設定部と、
前記エネルギー残量が前記閾値未満となった場合に、エネルギー補給を推奨する案内を行う案内部と、
を備える案内システム。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記走行予定経路上の各地点における前記密度が小さい場合は、大きい場合よりも、前記閾値が大きい、
請求項1に記載の案内システム。
【請求項3】
前記案内は、早くとも、直近のエネルギー補給の後、既定のインターバルが経過して以降に行われる、
請求項1に記載の案内システム。
【請求項4】
前記直近のエネルギー補給の後の前記エネルギー残量が大きい場合は、小さい場合よりも、前記インターバルは大きい、
請求項3に記載の案内システム。
【請求項5】
前記閾値設定部においては、
前記走行予定経路上の複数の地点における前記エネルギー残量と、前記複数の地点における前記密度の関数において、前記エネルギー残量の下限値と前記閾値との間の前記密度の積分値が既定範囲内の値となるように、前記閾値が設定される、
請求項1に記載の案内システム。
【請求項6】
前記残量取得部においては、前記走行予定経路を構成するリンク毎に、前記リンクの端点を含む1以上の地点における前記エネルギー残量が取得される、
請求項1に記載の案内システム。
【請求項7】
前記エネルギー残量は、バッテリの残電力量であり、
前記案内部においては、充電を推奨する案内と、充電開始から充電完了までの所要時間の案内が行われる、
請求項1に記載の案内システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、案内システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車の充電スタンドの位置を案内するナビゲーション装置が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-26813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、自車位置周辺の充電スタンドの密度が所定の数値以下である場合であって、前方に特定交差点(主要な道路同士の交差点、または、過去に主要な道路から曲がったことがある市道レベル以下の道路との交差点)が存在する場合に充電スタンドの案内をすることで、経路設定を行っていない状態でも行き先を予測した適切なタイミングで充電スタンドの案内をする手法が記載されている。しかし、車両の現在位置周辺の充電スタンドの密度と、今後走行する予定の経路における充電スタンドの密度は、異なり得る。そのため、従来の技術による案内のタイミングよりも早く案内されることが望ましい場合や、その逆でより遅く案内されることが望ましい場合等があり得る。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、望ましいタイミングでエネルギー補給を案内できる可能性を高める技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するため、案内システムは、車両の走行予定経路を取得する経路取得部と、走行予定経路上の複数の地点において予測される車両のエネルギー残量を取得する残量取得部と、複数の地点をそれぞれ含む各領域のエネルギー補給施設の密度に応じてエネルギー残量の閾値を設定する閾値設定部と、エネルギー残量が閾値未満となった場合に、エネルギー補給を推奨する案内を行う案内部と、を備える。
【0006】
すなわち、案内システムでは、走行予定経路上の複数の地点のエネルギー残量を予測し、エネルギー残量が閾値未満となった場合にエネルギー補給を推奨する案内を行う。ここで、当該閾値は、走行予定経路上の複数の地点をそれぞれ含む各領域におけるエネルギー補給施設の密度に応じて設定された値である。従って、今後走行する予定の経路沿いやその周辺に存在するエネルギー補給施設の密度に応じて可変に設定された閾値とエネルギー残量とが比較され、エネルギー残量が当該閾値未満となった場合に案内が実行される。その結果、走行予定経路上の複数の地点におけるエネルギー補給施設の密度に応じた望ましいタイミングでエネルギー補給を案内できる可能性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ナビゲーションシステム(案内システム)の構成を示すブロック図。
図2Aは走行予定経路を走行する場合に予測されるSOCの推移例を示す図、図2Bは、充電施設の密度を算出する領域の例を示す図。
図3Aから図3Dは、SOCと密度の関係の例を示す図。
図4Aおよび図4Bは、インターバルを説明する図。
案内処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)ナビゲーションシステムの構成:
(2)案内処理:
(3)他の実施形態:
【0009】
(1)ナビゲーションシステムの構成:
図1は、本発明にかかる案内システムとしてのナビゲーションシステム10の構成を示すブロック図である。本実施形態において、ナビゲーションシステム10は、車両に搭載される。本実施形態にかかる車両Cは、充電可能な蓄電池であるバッテリを搭載しており、バッテリが蓄積している電力を用いて駆動するBEV(Battery Electric Vehicle)である。
【0010】
ナビゲーションシステム10は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部20、記録媒体30を備えている。制御部20は、ROM等に記憶された案内プログラム21を実行することができる。記録媒体30には、地図情報30aと車両情報30bと走行履歴情報30cが記録される。
(【0011】以降は省略されています)

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