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公開番号2024073873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184835
出願日2022-11-18
発明の名称添加システム及び処理システム
出願人メタウォーター株式会社
代理人弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類C02F 11/148 20190101AFI20240523BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】脱水ろ液の水質悪化を抑制することを可能とする添加システム及び処理システムを提供する。
【解決手段】少なくとも有機性成分を含む処理対象を供給する供給装置と、供給装置から供給された処理対象に対して両性凝集剤を添加する第1添加装置と、両性凝集剤が添加された処理対象に対して無機凝集剤を添加する第2添加装置と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも有機性成分を含む処理対象を供給する供給装置と、
前記供給装置から供給された前記処理対象に対して両性凝集剤を添加する第1添加装置と、
前記両性凝集剤が添加された前記処理対象に対して無機凝集剤を添加する第2添加装置と、を備えた、添加システム。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記供給装置は、前記処理対象と前記両性凝集剤とを撹拌する撹拌装置を有し、
前記第2添加装置は、前記撹拌装置内の前記処理対象に対して、または、前記撹拌装置において撹拌が行われた後の前記処理対象に対して前記無機凝集剤を添加する、請求項1に記載の添加システム。
【請求項3】
前記供給装置によって供給される前記処理対象を可溶化する可溶化装置を備えた、請求項1に記載の添加システム。
【請求項4】
少なくとも有機性成分を含む処理対象に対して凝集剤を添加する添加装置と、
前記凝集剤が添加された前記処理対象を濃縮する濃縮装置と、
濃縮された前記処理対象を可溶化し、可溶化した前記処理対象に含まれる前記有機性成分を消化する消化システムと、
前記消化システムから排出される消化液を脱水する脱水装置と、
前記濃縮装置において濃縮が行われる前の前記処理対象に対して、または、前記濃縮装置において濃縮が行われた後の前記処理対象に対して、前記脱水装置において前記消化液から脱水された脱水ろ液を供給する供給装置と、を備えた、処理システム。
【請求項5】
さらに、前記消化システムから前記脱水装置に対して前記処理対象を供給する他の供給装置と、
前記他の供給装置から供給された前記処理対象に対して両性凝集剤を添加する第1添加装置と、
前記両性凝集剤が添加された前記処理対象に対して無機凝集剤を添加する第2添加装置と、を備えた、請求項4に記載の処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、添加システム及び処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
有機性成分を含む処理対象(例えば、汚泥を含む廃水)を処理する設備では、例えば、処理対象に対して凝集剤を添加することにより、処理対象に含まれる有機性成分を凝集させてフロックを形成する。そして、このような設備では、例えば、フロックが形成された後の処理対象について脱水を行う(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-061773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上記のような設備では、エネルギーの消費量を削減することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における添加システムは、少なくとも有機性成分を含む処理対象を供給する供給部と、前記供給部から供給された前記処理対象に対して両性凝集剤を添加する第1添加装置と、前記両性凝集剤が添加された前記処理対象に対して無機凝集剤を添加する第2添加装置と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示における添加システムによれば、エネルギーの消費量を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、比較例における処理システム900の構成について説明する図である。
図2は、比較例における処理システム900の構成について説明する図である。
図3は、第1の実施の形態における処理システム100の構成について説明する図である。
図4は、第1の実施の形態における処理システム100の構成について説明する図である。
図5は、第1の実施の形態における処理方法について説明するフローチャート図である。
図6は、第1の実施の形態における処理システム100の変形例について説明する図である。
図7は、第2の実施の形態における処理システム200の構成について説明する図である。
図8は、第2の実施の形態における処理方法について説明するフローチャート図である。
図9は、第2の実施の形態における処理システム200の変形例について説明する図である。
図10は、第2の実施の形態における処理システム200の変形例について説明する図である。
図11は、第3の実施の形態における発電システム300の構成について説明する図である。
図12は、第3の実施の形態における発電方法について説明するフローチャート図である。
図13は、変換装置39の第1の具体例について説明する図である。
図14は、変換装置39の第2の具体例について説明する図である。
図15は、変換装置39の第2の具体例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0009】
[比較例における処理システム900]
初めに、比較例における処理システム900について説明を行う。図1及び図2は、比較例における処理システム900の構成について説明する図である。以下、処理システム900における処理対象が汚泥であるものとして説明を行う。
【0010】
本比較例における処理システム900は、図1に示すように、例えば、濃縮装置91と、可溶化装置93と、槽94(以下、消化槽94とも呼ぶ)と、脱水装置95とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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